
この低金利時代、新しい資産運用方法として注目されている投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)。その中でも、高金利の海外投資案件に1万円から投資できるとして投資家に人気が高い運営会社がクラウドクレジット(Crowdcredit)です。
特に、大手商社である伊藤忠商事が資本業務提携したことから注目が集まっていますが、クラウドクレジットには一体どんな魅力があるのでしょうか?また、銀行預金では考えられないほど高金利な海外投資にリスクはないのでしょうか?
今回はそんなクラウドクレジットの魅力とリスクに迫りました!
この記事の目次
クラウドクレジットって何?
まずは、そもそもクラウドクレジットって何?と思っている方の為に簡単に解説していきたいと思います。
クラウドクレジットとは?


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クラウドクレジット(Crowdcredit)とは、2014年6月に運営を開始した投資型クラウドファンディング(別名ソーシャルレンディング)運営サービスです。
ネットを活用し、日本のようにお金を貯めこんで使わない人が多い国から、資金不足に悩んでいる欧州やラテンアメリカなど海外の消費者ローンや事業者ローンにお金を貸し付けることで世界の需供を繋ぐサービスを展開しています。
クラウドクレジットの特長は?
そんなクラウドクレジットの1番の特長は、国内の投資型クラウドファンディング業者の中でも、期待利回り12%以上とかなり高い利回りが期待できるところ。投資家はクラウドクレジットを通して資金不足に悩む海外の様々な国や地域へ投資することで社会貢献できるだけでなく、日本では珍しい高利回り案件に投資することができるのです。
また、誰でも最低1万円から投資に参加できるので、少ない資金から投資が始められるのも魅力の一つ。そのため、「新しい投資を始めたい」「高金利案件に投資したい」「社会貢献としてお金を有効に使いたい」など、投資初心者から上級者まで幅広い方におすすめの投資先です。
クラウドクレジットのリスクとは?
しかし、やはり投資家からしてみると気になるのはリスクの面。そこで、ここからは高利回りが期待できるからこそ気になるクラウドクレジットのリスクについて解説していきましょう。
為替リスク
為替リスクとは為替相場の変動によって損失がでる可能性があるというリスクです。クラウドクレジットは海外投資をメインとしている為、どうしてもこの為替リスクの影響を受けてしまいます。
そこで、現在クラウドクレジットでは為替リスクを回避するために為替ヘッジがある投資案件の募集も行っているのです。確かに為替ヘッジがあれば為替リスクを軽減できるので、リスクを軽減したいのであれば為替ヘッジがある投資案件を選ぶことをおすすめします。
信用リスク
信用リスクとはお金を貸した相手先がきちんと元本や利息を返してくれるのか?という信用に関するリスクのことです。
クラウドクレジットは新興国発展のためのプラットフォームですが、新興国と聞くとどうしても安全性の面で心配だという方も多いのではないかと思います。しかし、クラウドクレジットはリスク管理の観点などから考えた上で出資国を選出しており、海外ファンドの運用に関して知識をもつスタッフにより構成されています。
そのため基本的には安定し、成長が見込める国への投資を行えるということが推測できますが、何が起こるかは誰にも分からないので、最終的に自分の判断で投資するようにして下さい。
貸し倒れリスク
基本的に投資型クラウドファンディングには元本の保証がないというリスクがあります。よって投資した会社が倒産すると投資金を損失してしまう可能性があるということです。
もちろん、投資をする上で元本保証がないというのはクラウドファンディングに限ったことではありませんが、クラウドクレジットは投資先が「海外」ということもあり、一体どんな確率で貸し倒れが起きるのか?と気になる方が多いのではないかと思います。
そこで注目しておきたいのが、リスクのグレードで分類された「小口分散」「リスク低減型」「両方追求型」「リターン追求型」などのファンド案件です。
クラウドクレジットでは、このようにファンドに応じてリスク度合いが掲載されており、リスクが高いファンドは利回りも高くなります。そのため、よりリスクが低い案件を選びたい方からリスクが高くても大きなリターンが欲しいという方まで、“自分の投資スタイルに合わせてファンドを選ぶことが可能”です。
しかし、いくらリスクが低い案件を選んだとしても投資である限り100%安心できるファンドは存在しないもの。そのため、しっかりと分散投資を行ってリスク軽減への対策をしておく必要があるでしょう。
ここまで、クラウドクレジットのリスクについて見てきました。しかし、2017年11月にはユーザー登録数8,000人を突破するなどまだまだ人気を伸ばしているのも事実です。
では、そんなクラウドクレジットの魅力はなんでしょうか?クラウドクレジットのメリットについて見ていきましょう。
クラウドクレジットのメリット
期待利回りは12%以上!
何度も伝えているように、クラウドクレジットはクラウドファンディング運営会社の中でも12%以上の高利回りが狙える業者です。
国内最大手のmaneoの利回りがだいたい5~6%程度だとするとその差は歴然。12%もの高利回りが狙えるクラウドクレジットは、ハイリターンを重視する投資家にとっては非常に魅力的だと言えるでしょう。
1万円からの少額投資が可能
クラウドクレジットではほとんどすべてのファンドに対し、最低1万円から少額投資を行うことができます。
クラウドクレジット運営開始当初は最低投資額は5万円でしたが、預託金口座(投資専用口座)サービスを開始するにあたって最低投資額が1万円に引き下げされました!これにより、投資初心者でも気軽に投資することができます。
また、少額投資が可能だということは分散投資もしやすいということ。資金を少額ずつ他のファンドに分けて分散投資することでリスクを軽減することが可能となるでしょう。
月1回のみ出金手数料が無料!
クラウドクレジットでは、預託金口座への入金手数料は従来通り投資家負担ですが、出金手数料に関しては月1回まで無料です。2回目以降は756円(税込)がかかるとのこと。
たかが数百円の手数料と言えど、出金手数料というのはネックなものですよね。月1回無料という利点を生かしてまとめて引き出すことで、手数料を最小限に抑えることができるのは分配投資・少額投資をしている方にとってかなりのメリットだと思います。
日本の大手商社も注目の投資先
現在、投資型クラウドファンディングの需要は急速に拡大中で、2017年11月にはユーザー登録数8,000人を突破するなどその成長は右肩上がりとなっています。
また、冒頭で伊藤忠商事と資本業務提携を行っていると話しましたが、伊藤忠商事はFinTech(金融とIT技術の融合によるイノベーション)、つまりクラウドクレジットのような先進的な金融サービスを提供する企業へ投資することで、テクノロジーやサービスを日本から世界に広めたいという考えを持っているとのこと。
つまり、そんな伊藤忠商事から出資を受けているクラウドクレジットは日本の大手商社が注目している企業ということなので、今後のサービス拡大が非常に期待できると考えられます。
これらのメリットから、クラウドクレジットは高利回り案件に投資したい、大手商社に信頼される安定した企業に投資したいと考えている人にとって見逃せない投資先だといえるでしょう。
リスクを含めてもクラウドクレジットは魅力的?
では、これまでの話をふまえて「リスクを含めてもクラウドクレジットは魅力的か?」という話について個人的な見解を述べたいと思います。
個人的な意見としては、リスクを取っても高い利回りで運用したいという方にとってはうってつけの投資先だと感じました。
たとえば、クラウドクレジットが公表した口座開設者の内訳を見てみると、利用者には株式投資や投資信託の経験がある方も多いことが分かります。

では初心者にとってはどうなのかということですが、ややリスクが高いという印象があるものの、為替ヘッジのある案件も揃っているのでリスクを理解して投資すれば問題ないでしょう。それに、なんといっても1万円という少額から投資ができるので、まずは様子見で投資してみて、自分の投資スタイルに合わせて金額を増やしていくのをおすすめします。
追記:早くもユーザー登録数2万人を突破!

また、クラウドクレジットは2018年1月16日(火)放送の「ガイアの夜明け」にて紹介されました。
銀行に代わる新しい金融サービスとしての紹介や、投資でありながら新興国への資金提供など社会貢献性が高いものであることから、非常に多くの方に注目されたようです。
その後クラウドクレジットの公式HPがアクセス集中でダウンする場面もあり、この機会にソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)で投資を始めてみようと考えた方も多かったのではないでしょうか。
そんな中2018年2月6日に、クラウドクレジットのユーザー登録数が20,000人を突破したとの報告がありました!
利回り重視のものから社会貢献性の高い案件までをそろえたことで、幅広い投資家から支援されることとなったクラウドクレジット。まだまだ事業は成長段階とのことなので、登録していない方もこの機会に始めてみましょう!
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