
クラウドクレジットがついに“累計成約ローン10億円”を突破!
国内の投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の中でも高い利回りが期待できる海外投資サービスとして注目を集めてきたクラウドクレジットですが、急成長を遂げたきっかけは何だったのでしょうか?
今回はクラウドクレジットが急成長を遂げるきっかけとなった「カメルーンファンド」を重点にその裏側を探りました。
この記事の目次
クラウドクレジット累計成約ローン10億円突破!
ではまずはクラウドクレジットが急成長したことが分かるグラフを見てみましょう。

このようにクラウドクレジットは2015年8月あたりまで成約ローンは2億円に満たない程度でした。しかし、そこからの成約ローンは右肩上がり。2016年5月から6月にかけては一気に急成長を遂げていることが分かります。
急成長を遂げた成約ローンの内訳は?
ではなぜクラウドクレジットはそんな急成長を遂げることができたのか、成立ローンの内訳を見てみましょう。

この表を見てみるとカメルーンとペルーで全体の6割を占める結果に!
中でもカメルーンファンドは特に人気が高いようで、サービス開始当初から提供しているペルーファンドを後から勢い良く上回る結果となっています。

ではなぜそんなにカメルーンファンドの人気が高いのでしょうか?
ここからは、クラウドクレジットが10億円突破という急成長を遂げるきっかけにもなったカメルーンファンドについて解説していきたいと思います。
カメルーン中小企業支援プロジェクトとは?


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カメルーン中小企業支援プロジェクトとは、カメルーン国内の中小事業者へ資金供給を行うことでカメルーン経済発展のサポートを目指すファンドです。
そして魅力的なのはなんといっても7か月で12.3%(第1号)と高い利回りを期待できるところ。また、カメルーン経済の発展を後押しする社会性の高い投資先なので「せっかくならば社会性の高い投資をしたい」「自分の投資したお金を意義のあることにつかってほしい」といった方におすすめの内容となっているようです。
そんなカメルーンファンド第1号の詳しい商品概要は以下の通り。
商品概要 | |
---|---|
ファンド名称 | カメルーン中小企業支援プロジェクト第1号 |
運用期間 | 2016年4月~2016年10月の約7か月 |
期待利回り | 年利12.3%(投資倍率1.07倍) |
最低投資金額 | 50,000円(追加単位:10,000円) |
販売手数料 | 0円 |
運用手数料 | 0円 |
分配方法 | 満期一括 |
通貨 | ユーロ建て |
現在、第1号から6号までの案件募集が行われており、全ての案件が成立になるなど人気ファンドとなっています。
しかし、ここで気がついたのがカメルーンファンドの中でもやはり「為替ヘッジ」があるファンドのほうが満額成立となることが多く人気が高いということ。
やはり多くの人が為替リスクを恐れて為替ヘッジ付きのファンドを選んでいるようで、実際にクラウドクレジットが公開したデータを見てもその差は一目瞭然。

このように、クラウドクレジットの急成長はカメルーンファンドの人気以外にも、当初取り入れていなかった為替ヘッジを取り入れたことからも影響を受けているようです。
10億円突破の裏には魅力的な投資案件の提供以外にも為替ヘッジをつけるなどリスクをいかに軽減した案件を提供するかという、リスク軽減への取り組みがあったということが分かりますね。
遅延発生?現在のカメルーンファンド状況は?
しかし、2017年現在、残念ながらクラウドクレジットではカメルーン中小企業支援プロジェクトを含む欧州3か国個人向けローンファンドなどのいくつかの案件で遅延が発生しているとのこと。
特に、欧州3か国個人向けローンファンドではハイイールド型といって、リスクが高い案件として募集された案件ですが、返済延滞の発生と延滞期間の長期化が起こったことにより債権の回収に時間がかかることから貸し倒れの可能性が出てきています。
しかし、2017年11月時点で募集されているカメルーンファンドでも変わらず人気があることも事実です。これは、やはりクラウドクレジットの杉山社長が仰っていたように、クラウドクレジットには多少のリスクがあったとしてもハイリターンを狙う投資家が集まっていることの裏付けといえるでしょう。
このことは先日のクラウドクレジット杉山智行社長へのインタビューでも語られていますので、参考にしてください。

リスク軽減・高利回り!今後の投資案件にも期待
残念ながら返済遅延が発生してしまったクラウドクレジットですが、2017年11月には累計出資金額が50億円を突破するなど未だ人気は衰えていないので、今後も様々な投資案件を提供してくれそうです。
その証拠に、最近では自分の投資スタイルに合わせて選べるリスク低減型の商品から、業界でも最高水準の高利回りが期待できる商品まで様々なファンドが展開されています。
特に「ロシアルーブル建て マイクロローン事業者ファンド1号」では、なんと期待利回り“14.6%”と驚異の高利回りを発表し話題となりました。
また、杉山社長のインタビューでは今後東アジアへの進出も視野に入れているということでしたので、ますます目が離せない注目の業者となっていくことは間違いないのではないでしょうか。
よって、高い利回りを狙いたい、面白い案件に投資したいと考えている方は今のうちにユーザー登録をしておきましょう!
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