
2015年5月に改正金融商品取引法で解禁された株式型クラウドファンディング。
以前、投資型クラウドファンディングサービス「スマートエクイティが日本初の株式型クラウドファンディングを開始する」という記事を書きましたが、その準備期間中についに新しい事業者として日本クラウドキャピタルが参入するとの情報が…!
そこで今回は株式型クラウドファンディングをおさらいするとともに、日本初解禁へ王手をかけた日本クラウドキャピタルの新サービスについて最新情報をお届けします!
この記事の目次
株式型クラウドファンディングとは?

それではまずは株式型クラウドファンディングについておさらいしておきましょう!
株式型クラウドファンディグとは2015年に金融商品取引法の改正により解禁された非上場企業の未公開株を購入することができるクラウドファンディングのことです。
クラウドファンディングとは成長企業などの事業者と個人の資金提供者(投資家)をネット上で繋ぎ、大勢の投資家から少額ずつ資金を集める仕組みのことで、金銭的リターンがない購入型、寄付型や金銭的リターンがある投資型など種類によってサービス内容が異なります。
そしてその中でも、今回の株式型は金銭的リターンが得られるタイプのクラウドファンディング。投資家は今まで禁止されていた成長企業の未公開株をネットから購入することができ、投資先が成長すればリターンとして上場時に売却した株の値上がり益を得ることができます。
しかし、その一方で投資先企業の事業が失敗に終わるなど思うようにいかなかった場合、投資金はゼロになる可能性もあるため「ハイリスク・ハイリターン」の投資先とも言えるでしょう。
日本初の株式型クラウドファンディング解禁について
そして、そんな株式型クラウドファンディングの日本初解禁に関しては、2016年の夏にAIP証券が運営する「スマートエクイティ」が開始すると発表していました。

しかし、日本初の試みということもあってか準備期間が長引いているようで、その間に入ってきた情報が「日本クラウドキャピタル」の株式型クラウドファンディング解禁というわけです。
日本初の株式型サービス「FUNDINNO」の誕生!

そしてこのFUNDINNO(ファンディーノ)こそ日本初の株式型クラウドファンディングとして誕生する予定のサービス!
まだ準備期間中ということで公式サイトのデザインや内容自体、大幅に変更になる可能性がありますが、投資家はこれまで手が出しづらかったベンチャ-や中小企業への投資がもっと身近になる他、プラットフォーム上で投資家同士の交流もできるようです。
また、資金を調達する企業側は日本中の投資家から資金を集めることができる他、ファンの獲得や企業PRなどマーケティングツールとしても利用できるとのこと!よって今まで以上に企業と投資家を繋ぐ新たなサービスとして人気が高まりそうです。
↓FUNDINNOの紹介動画はこちら
運営会社の日本クラウドキャピタルについて
そしてそんな「FUNDINNO」を運営する日本クラウドキャピタルとはどんな会社なのか、気になったので調べてみました!
日本クラウドキャピタル会社概要 | |
---|---|
会社名 | 株式会社日本クラウドキャピタル |
設立 | 2015年11月26日 |
資本金 | 50,000,000円 (資本準備金10,000,000円) |
代表者 | 代表取締役CEO:柴原 祐喜 代表取締役COO:大浦 学 |
本社所在地 | 東京都品川区東五反田5-25-18 ENZO五反田6F |
登録免許 | 第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局(金商)第2957号 |
加入協会 | 日本証券業協会 |
現在分かっている情報としては日本クラウドキャピタルは2015年11月に設立されたまだ比較的新しい会社であるということ。そのため、評判に関してはまだほとんど情報がでてこなかったということです。
しかし悪い評判があるわけではなく、株式型クラウドファンディングの運営に必要な第1種少額電子募集取扱業者の登録を済ませており、金融庁の許可を得ている業者であることには間違いありません。また、2016年11月1日付けで日本証券業協会へ加入していることなどから今後の本格的なサービス開始に向けて動きを見せているようです。
事前に登録して最新情報&豪華景品をゲット!
そして今後の株式型クラウドファンディングの最新情報は「FUNDINNO」への事前登録でゲットすることができます。しかも今なら豪華景品が当たるキャンペーンを実施中!事前登録は無料でできるので管理人も東京のリムジンツアー狙いで早速申し込んでみました。

もし当選したらリムジンに乗った感想を報告するので楽しみにしていて下さい…。
それはさておき、事前に登録しておけば株式型クラウドファンディングの最新情報やサービス開始日をメールにて受け取れるとのことなので、今後の情報が気になるという方は是非事前登録を済ませておくことをおすすめします。
そして今後、株式型クラウドファンディングは新しい金融サービスとしてますます盛り上がりを見せていくことは間違いありません。今回は日本クラウドキャピタルの新サービス「FUNDINNO」の情報をお届けしましたが、AIP証券が運営する「スマートエクイティ」も株式型を開始するとして準備を進めています。
よって新規業者が続々と参入することが見込まれている株式型クラウドファンディング。今後の動きに期待しておきましょう!また、スマートエクイティの現在の状況については最新情報も入ってきているので興味がある方はチェックしてみて下さい。
ついに「FUNDINNO」の本登録がスタート!
そしてついに2016年12月5日(月)より、株式投資型クラウドファンディングFUNDINNO(ファンディーノ)の本登録がスタートしました!
投資案件は選定中とのことなのでこれから順次掲載していくようですが、登録は無料なので気になっていた方は早速登録しておきましょう!(※未成年・海外在住の人及び本人以外の登録はできません)
コメントを残す