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株式型クラウドファンディングとは?
まず、利用している投資家も多い融資型クラウドファンディングでは、営業者を通じて資金を貸し付ける事で金利という利益を得ることができますが、株式型クラウドファンディングは「株式」と言われるだけあって、ファンドではなく非上場株式を発行する企業と投資家を結びつける投資スキームとなっています。▼関連記事
・株式型クラウドファンディングの仕組み
簡単に言えば、今までファンド相手に投資をしていたものを非公開株式相手に投資をする形です。今回ファンディーノをはじめる株式会社日本クラウドキャピタルは、株式型クラウドファンディング(株式投資型クラウドファンディング)を以下の内容で提示しています。
ファンディーノの第一号案件について
冒頭でも紹介したように、ファンディーノから第一号案件の募集が行われました。ファンディーノは株式型クラウドファンディングとして日本で初めて営業を開始した業者ですが、海外では既に株式型クラウドファンディングの需要が高まってきている事から、今後は他の業者も参入してくる事が予想できる分野です。 それでは早速ファンディーノで募集された第一号の案件を見てみましょう。経理業務の95%をなくす世界を目指して

第一号案件の募集情報
1)申込期間 2017/4/24~2017/6/23(※既に終了) 2)目標募集額 500万円 3)資金調達額の資金使途について ① 目標募集額達成時の資金使途内訳 システム開発費 500万円 調達額500万円は、企業へのテスト導入から2017年10月(単月黒字化予定)までに必要なシステム開発費として充当します。内訳としては、システム開発におけるエンジニアの人件費6か月分300万円、外注費6か月分200万円を予定しています。但し、経営環境の変化により計画通り推移しない可能性があります。 ②上限応募額達成時の資金使途内訳 システム開発費 500万円 知的財産権取得費 800万円 セキュリティ対策費 200万円 資金調達額の資金使途につきましては、発行者にとって需要優先度の高い順に充当いたします。実際に支払われた金額のうち、募集目標額の500万円は予定されていたシステム開発費に充当され、残額があれば次に知的財産権取得費に充当され、さらに残額があればセキュリティ対策費等に充当されます。 以下略 引用元募集の内訳は上記の様になっています。 投資金額のコースおよび株数は予め決められており、10万円コース(2,500株)、30万円コース(7,500株)、50万円コース(12,500株)に加えて1株辺り40円の資本増加が可能なようです。
気になるリスクと投資する前の注意点

株式型クラウドファンディングのまとめ
今回は日本初の株式型クラウドファンディング案件となった「ファンディーノ」の第一号案件を紹介しました。 株式型クラウドファンディングは新しい投資商品として金融庁が正式に解禁したことから、話題性がある投資先であることは間違いありません。よって今後はファンディーノに続き、日本でもさらに株式型クラウドファンディングの案件が増えてくる可能性は十分あります。 しかし株主になったからと言って、必ずしも配当が得られるわけではないので、そのようなリスク面を考えると、最初はゆっくりとしたペースで検証する時間が必要になってくるでしょう。新しい投資商品ということで、すぐに投資したいという方もいるのではないかと思いますが、リスクはしっかりと見極めることが大切です。 また、株などのようにハイリスク・ハイリターンではなく、少しずつでもコツコツと堅実的な資産運用を考えているという方は融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)での投資をおすすめします。▼融資型クラウドファンディングとは?
融資型について詳しくはこちら
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