
海外不動産を主に手掛けるガイアファンディング。「maneoマーケット」が管理するmaneoグループの内の一つですが、設立から2年とまだ新しい企業ということもあり、どんな業者なのかわからないという方は多いのではないでしょうか?
そこで今回はガイアファンディングについてまとめたので、ぜひ参考にしてください!
この記事の目次
ガイアファンディングとは?

ガイアファンディングとは2015年10月に設立した比較的新しいソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)サービス会社で、主にアメリカ合衆国の中古不動産のリフォームや建て直し、土地開発への投資を行っています。maneoグループの一つであり、最低出資額2万円からの投資で5~10%という比較的高い利回りが期待できることが特徴です。
主にテキサス州、カリフォルニア州の一軒家など、人口や大企業が多く集まっている地域の不動産を対象としています。これは、アメリカ国内でも地域によって相場の上昇・下降傾向が全く異なることが理由です。
なぜアメリカの不動産事業を中心に行っているかというと、アメリカの不動産事業が非常に透明度の高いマーケットであることが理由の一つに挙げられます。
アメリカの不動産業界では不動産価値や取引価格の情報が一般公開されているため、インターネットを通じて誰もが見ることができるのです。不動産取引も厳正に審査されているので、詐欺などの可能性も低いと考えて良いでしょう。
なぜ日本で海外不動産投資?

そもそも、なぜ海外不動産投資を行うことになったのでしょうか。これは、アメリカの不動産業界の傾向が関係しています。
アメリカでは不動産ファンドに投資するには100万ドル以上の純資産を持つ投資家でないと投資できません。また、投資機会が多くあるため、最低12%以上の金利を設定しなければ資金を集めることが難しいのです。くわえて政策の変化によって不動産開発者が銀行からの融資を受けることが難しくなったことで、融資を受けにくい1~3億規模の案件が持て余されてしまいます。
ここでクラウドファンディングを利用したらいいのでは?と考えるところですが、アメリカでは現在企業向け融資のクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)が非常に厳しく規制されており、うまく稼働できていません。
そのような理由から、ガイアファンディングの代表取締役ケルビン・チウ氏が日本の投資家へ投資機会を提供したいと考え、日本への海外不動産投資を行うことができるようmaneoグループと提携し日本のソーシャルレンディング業界へ参戦したのです。
アメリカンファンディングとの違いは?

maneoグループにはもう一つ、海外不動産投資を行うアメリカンファンディングがあります。利回りや地域に若干の違いがありますが、大きな違いは主に案件の募集額と、扱っている不動産の種類が中古住宅改装か新規住宅開発かの違いです。
日本では中古不動産よりも新築の方が人気が高いですが、アメリカの場合は全く逆で、新築物件の約9倍以上もの中古物件取引が行われています。アメリカの不動産は土地の価値が3割、のこり7割が建物の価値なので、リフォームすることで不動産の価値を高めることができるのです。
人口が多い地域では不動産の在庫が不足しているため、古い不動産をリフォームして販売するガイアファンディングの投資内容は、そのような需要に答えた形と言えるでしょう。
比較項目 | ガイアファンディング | アメリカンファンディング |
---|---|---|
利回り | 5~10% | 9~10% |
運用期間 | 4ヶ月~22ヶ月 | 6ヶ月~ |
募集額 | 3,000万円前後 | 500~1000万円 |
不動産の種類 | 中古不動産 | 新規不動産 |
ガイアファンディングのデメリット

ここまでガイアファンディングについて説明してきました。では次に、投資を行う上で最も重要な部分であるメリットについてみていきましょう!まずは気になるデメリット・リスクの部分から。
信用性が少ない
ガイアファンディングは設立から2年という比較的新しい業者です。そのため、デメリットとして実績がまだ少ないというところが挙げられます。
ガイアファンディングは日本国内最大手のmaneoグループの一つですし、ガイアファンディングの代表取締役の一人、倉石 灯さんによれば「今のテキサスの不動産はローリスクハイリターンである」と自信をもって言い切れるとのことですが、他の業者と比較したときに心許ないと言わざるを得ません。
海外投資へのリスク
ガイアファンディングは海外不動産への投資ですので、為替リスク、不動産価格落下のリスクが伴います。
もちろん為替ヘッジや担保設定が行われていますが、気を付けなければならないのは担保評価には為替ヘッジが適用されないことです。そのため、為替の影響がゼロではないというところは頭に入れておく必要があります。また、2017年においてアメリカを襲った大型タイフーンの襲来などといった自然災害に対するリスクも頭に入れておかなければならないでしょう。
ガイアファンディングのメリット

ここまでで、海外投資ということで、国内投資を行うよりもハードルが高いと感じた方もいるかもしれません。では次に、ガイアファンディングのメリットについてみていきましょう。
2年間貸し倒れはゼロ!
営業開始から2年間のたちますが、2017年9月現在元本割れ、貸し倒れ(デフォルト)は全くありません。これは代表取締役 倉石 灯さんが「テキサス不動産への投資はローリスクハイリターン」と銘打っているように、アメリカの不動産市場が安定していることの証明と言えるでしょう。
リスクに備えた対策がしっかりしている
ガイアファンディングでは、為替リスクや経済危機が起きた場合に備えて対策を行っています。為替ヘッジはもちろんのこと、投資不動産に対しても下落リスクを想定して最大70%までの融資しか行っていません。
そのほかにも、工事の進行度合いに応じて融資を行ったり、万が一トラブルが起きた場合でもトラブルに対して対策ができるエキスパートのみとの取引を行うなど、今後もしリーマンショックのような事態が起きたとしても損失が出ないような仕組みを取っています。
高い利回りで投資ができる
利回りの幅は5~10%としていますが、現在募集中の案件の期待利回りは9~10%と高利回りです。他のサービス会社の9~10%の利回りではすぐ案件が埋まってしまうことが考えられますが、ガイアファンディングはまだまだ知名度が低いからか安心して投資できます。
ガイアファンディングはどんな人向け?

ここまでガイアファンディングのデメリット・メリットについてみてきました。やはりその特徴から、多少リスクがあっても高利回りを狙いたい人、海外投資に興味がある人に向いているかと考えられます。もちろん海外投資なので、リスクや海外情勢には十分注意して投資を行いましょう。
ガイアファンディングはまだ実績が少ないものの、成立ローン46億、うち20億が返済済みと着実に業績を伸ばしていますし、今後の成長を期待する声も上がっています。また、HPでは改装工事の状況や新規案件についての情報をブログで見ることができるので、海外不動産に興味がある方はとても楽しめますよ!
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