
2017年7月に営業を開始したソーシャルレンディング業者、LENDEX。まだ新しい営業者なので、どんな営業者なのか分からないという人も多いのではないかと思います。そこで今回はLENDEXについて調査した結果をまとめてみました!
この記事の目次
LENDEX(レンデックス)とは?

まず、LENDEXは2017年7月に営業を開始したばかりのソーシャルレンディングサービスです。大手不動産会社「東急リバブル」と業務提携を結んでおり、東急リバブルが査定した不動産担保つきのローンファンドに投資することができます。
LENDEXのデメリット
しかし、新しい運営会社ということで不安に思っている方もいるでしょう。そこで管理人が感じたLENDEXのデメリット・メリットを挙げてみました!
まずは気になるデメリットから。
・新しい業者なので実績がない
・運営会社に対する信頼性がまだ確立されていない
・案件の数、種類が少ない
新しい業者なので実績がない

本当に信頼できる業者であるかどうかを判断するにあたって、もっとも役に立つ指標といえば、やはり過去の実績でしょう。
信頼できる業者というのは基本的に長年にわたって実績を作り、お客様の信頼を培うものです。それだけにLENDEXはまだまだ新参の業者であるため、実績も少なく、投資家からすると本当に信頼できる業者かどうか判断し辛いというデメリットがあります。
LENDEXが募集を始めたのは2017年7月6日からであり、比較的最近です。それだけに実際に利用した人たちの評価や意見、口コミなどの情報をネットで探すことは難しいでしょう。
運営会社に対する信頼性がまだ確立されていない

株式会社LENDEXは他の業者と比べてどこまで信頼性があるのか、それについてはまだまだ未知数の段階です。やはり募集を始めた時期がつい最近ということもあり、実績はどうしても少なくなります。
信頼性が確立されていないだけに、いくらメリットの高い案件があったとしても、株式会社LENDEXを利用しても大丈夫なのかという漠然とした不安は拭えないでしょう。
案件の数、種類が少ない

ソーシャルレンディングに興味を持ち、株式会社LENDEXを利用して投資を始めたとしても、案件がないとそもそも投資活動そのものが行えませんよね。
全くないというわけではありませんが、株式会社LENDEXが用意できる案件の数はそれほど多くありません。大手不動産会社と提携しているだけあって不動産担保付きローンファンドの数は増えてきていますが、それ以外の案件についてはまだ未知の部分があります。
それだけに、株式会社LENDEXを利用する場合、今のところは不動産担保付きローンファンドを選択する機会が多くなることでしょう。
LENDEXのメリット
それでは、ここからは管理人が感じたLENDEXデメリットを紹介します。
・東急リバブルと業務提携しているので安心
・1年以内の短期投資案件が多い!
・担保となる不動産は東急リバブルが査定!
・入出金反映が早い
東急リバブルと業務提携しているので安心

今まで一度も投資をしたことがない人にとって、ソーシャルレンディングは耳慣れない単語なだけに、本当に手を出しても大丈夫なのかと不安に思う人も多いでしょう。
確かにLENDEXは2017年サービス開始と、大手の業者と比べると知名度は低いかもしれません。しかし、業務提携先には大手不動産会社の「東急リバブル」がいるため、非常に安心感があります。
いくら投資をしたいと思っても、信用できないファンドに大切な資金を預けたくはないでしょう。その点、LENDEXは大手不動産会社と業務提携しているということもあってか、投資先のファンドも信頼でき、初心者であっても安心して投資が行えます。
1年以内の短期投資案件が多い!

ソーシャルレンディングは投資をしてから運用終了まで途中で解約することはできません。そのため、1年以上の長期案件だとどうしてもリスクが高くなってしまいます。
その点、LENDEXの投資案件は期間が短いものが多く、1年以内という短期間の案件であるのが特徴です。1年以内という短期の案件に投資をすると、分配金が早めに貰えるなどのメリットがあります。
さらに長期のファンドと違って保有期間が短く済むため、経済的なリスクに晒される期間も短くなるという利点もあります。できるだけ早めに投資の結果を知りたい人や、早期に利益を回収したい人ほど1年以内の短期の案件は向いていると言えるでしょう。
担保となる不動産は東急リバブルが査定!

折角投資をしても、貸し倒れが発生すると投資家は損失を被ってしまいます。では、担保さえ付いていれば貸し倒れリスクを防げるのかというと必ずしもそうとは限りません。たとえ担保が設定されていたとしても、債権を回収できなければ意味がありませんよね。
その点、LENDEXは東急リバブル株式会社の調査価格の80%を上限にファンドの組成をしているため、債権回収ができる可能性が高く、万が一の事態が発生した場合でも安全性が高いと考えられます。
入出金反映が早い
これはLENDEXで投資をしている投資家が口をそろえて言うことですが、LENDEXはとにかく入出金の反映が早いというのが特徴です。
運営会社によっては翌日反映のところもありますが、LENDEXではマイページで取引した内容がすぐ銀行口座に反映されます。これまで入出金の反映のブランクが気になっていた投資家にとっては、非常にメリットだといえるでしょう。
LENDEXの会社情報は?

ここまでLENDEXのデメリット・メリットを見てきました。そしてもう一つ、LENDEXで投資する前に調べておきたいのが運営会社についてです。
前述したように、LENDEXはソーシャルレンディング業界の中でも新しい業者となります。そのため、まだ実績がないことを考えると気になるのは信用できる会社なのかというところ。そこでLENDEXの運営会社について調査した結果をまとめてみました。
LENDEXの会社情報 | |
---|---|
会社名 | 株式会社LENDEX(レンデックス) |
設立 | 2000年8月1日 |
代表取締役社長 | 筧 悦生 |
所在地 | 東京都千代田区飯田橋二丁目1番4号 九段セントラルビル |
資本金 | 100,000,000円 |
株式会社LENDEXは2000年設立と、ソーシャルレンディング事業を行う随分前に設立した会社ということが分かります。ちなみに、これまでは違う会社名でコンサルティング業務などを手がけていたようですが、LENDEXに変更してからはソーシャルレンディング事業を中心に手がけているようです。
また、現在当サイトで実践記事を更新している投資家の「長嶋さん」が調査した結果を聞くところ、社長の筧悦生氏は公認会計士としてキャリアを積んできた人物ということが分かります。
▼長嶋さんの記事より一部抜粋
LENDEXの代表取締役としてサイトに表記されている筧悦生氏のフェイスブックを見ると、公認会計士資格を持ち、以前は公認会計士事務所で勤務していたとの経歴を見つけることができました。その後、コンサルタントとして勤務をしており、以下のような著書を2011年に出版しているようです。
このように社長の筧悦生氏は著書を出版しているあたりからも、業界に関する経験や知識が豊富だということが言えるのではないかと思います。
怪しい?詐欺の可能性がないか念のため調査
また、新しい会社ということで詐欺など怪しい会社ではないのか? 株式会社LENDEXの金融免許の取得状況についても調べてみました。
すると、第二種金融商品取引業の登録に関しては、金融庁の公式サイトでしっかりとその名前を確認することができたので安心して下さい。

また、LENDEXは他にも貸金業の登録免許を取得していることに加え、前述したように東急リバブルと業務提携を結んでいます。
東急リバブルはTVCMなども行っている大手の不動産会社なので、そのような大手企業が業務提携していることを考えると、詐欺などの心配をする必要はなさそうですね。
LENDEXの案件の特徴
では、ここからはLENDEXの案件の特徴も知っておきましょう!
利回りが高い

LENDEXの投資案件を見てみると、利回りが10%と高めの設定になっているため、収益性が良く、投資家は高いリターンを見込めます。
銀行口座にお金を預ける行為も立派な投資活動と言えると思いますが、現在の銀行の普通預金の金利は非常に低いため、投資をしているという実感はまずないでしょう。
折角大事なお金を投資にまわしたところで、利回りが低いとリターンも少なくなります。たとえローリスクであっても、リターンまで低ければ投資をする旨みがないことを考えるとLENDEXの高利回り案件はかなり魅力的だと言えるのではないでしょうか。
少額、短期で投資可能!

どれだけリスクが低そうに見えたからといって、投資の世界において絶対に成功する案件はありません。リスクが高いにも関わらず成功する投資家もいれば、リスクが低いのに失敗してしまう投資家もいます。
それだけに、投資家が投資をする際には万が一のことがあっても大丈夫なように、リスクを分散するべく、様々な案件に投資をすることになるのですが、分散投資をするためには本来、様々な案件に投資できるだけの潤沢な資金が求められます。
リスク分散したいけれど、いくつもの案件に同時に投資できるほど資産がない、そのような悩みを抱えている投資家であってもLENDEXなら大丈夫です。
というのも、LENDEXは1年以内の短期案件のみならず、数万円からの少額投資ができる案件もあるからです。高額の案件と違い、少額の案件であれば潤沢な資産がない投資家であっても、少ない資産をやりくりする事で様々な案件に分散投資ができます。
投資する案件が多い分、リスクも分散することができるので、リスクを最小限にまで抑えながら投資活動が行えるでしょう。
まだ投資しやすい状況!

リスクが低く、高いリターンが見込める案件があったからといって、必ずしも全員が全員、投資できるわけではありません。
不動産投資案件を多く抱えているオーナーズブックなどの募集状況を見ると、最新の投資案件と言いつつ既に募集が完了している案件が多くあるものです。いくら投資に参加したくとも、募集が終了してしまえば参加はできません。
その点、LENDEXは最近サービスを始めたばかりの新規の業者ということもあってか、募集が埋まるスピードが他の業者と比べてスローペースとなっています。
たとえ投資したいと思っても、すぐに募集が埋まってしまうと落ち着いて考える余裕もありません。できるだけじっくり考えて投資をしたいという投資家にとって、LENDEXの現在の緩慢な募集状況は他と比べて投資しやすい環境であると言えるでしょう。
LENDEXのリスクについて
それではここでLENDEXのリスクについて、今一度確認しておきましょう。まず、LENDEXのリスクとしては「貸し倒れ、返済遅延」などが考えられます。
この貸し倒れ、返済遅延に関しては当然どこのソーシャルレンディングサービスでも考えられるリスクですが、LENDEXの場合、東急リバブルが不動産担保の査定を行っているという点が大きなポイント!
東急リバブルが査定価格の80%を上限にファンドを組成しているので、万が一貸し倒れが発生してもある程度取り戻せるだけの安全性が確保されていると推測できます。
初心者がLENDEXで投資する際の注意点

それでは、そんなLENDEXの案件に初心者が投資する際の注意点として挙げられるのが下記の3つ!
まずは少額投資を心がける!
いくらリスクが低く、稼げそうに見えたからといって、初心者投資家が安易に大金を投資にまわしてはいけません。
投資は基本的に自己責任で行うものです。たとえ経済に詳しい著名人がオススメしているからといって、鵜呑みにしてはいけません。他の人の意見やアドバイスは参考にすることはあっても、最終的には自分で決断し、投資をしましょう。
もしもリスクの低さに惹かれて大金を投資し、失敗したとしても、それは自己責任です。その失敗を誰か別の人が引き受けてくれることはなく、自分自身で何とかする必要があります。
それだけに、初心者投資家は大金を投資せずまずは収入の1割以内から始めるなど、たとえ失敗しても生活を脅かさない程度の少額からスタートした方が良いでしょう。
担保権を確認しよう!
ここで、貸し倒れが発生したとしても担保権があるから安心だと考えるのは危険です。
確かに担保権があれば貸し倒れなどの事態が発生したとしても、優先的に債権を回収することができますが、抵当権の順位次第では、資金を回収できる確率が低くなる恐れがあります。
LENDEXの案件は東急リバブルが査定しているため、基本的には安心して投資することができるでしょう。しかし、投資の世界に絶対はなく、万が一の事態は常に想定しておく必要があります。
もしも貸し倒れなどの事態が発生した時、根抵当権(第一順位)が設定されているのであれば、他の債権者よりも優先して債権を回収できるでしょう。しかし、抵当権の順位が第二位だと第一位の債権者が優先されてしまうだけに、資金の戻り具合が悪くなる恐れがあります。
それだけに、投資をする際には万が一の事態に備え、根抵当権は設定されているのか、抵当権の順位は何位なのかまで確認しておきましょう。
不安ならしばらく様子をみるのもあり!
短期で、尚且つ少額からの投資が可能なLENDEXは、資金の少ない投資家でも比較的簡単に投資ができる業者です。
しかし、LENDEXは手軽に投資ができる一方で、まだまだ実績の少ない新規の業者であることもまた事実。本当に信頼できる業者なのか、その信頼性については未知数であるため、人によってはお金を預けても大丈夫なのか不安に感じることもあるでしょう。
LENDEXのことをどうしても信用できないという時は、無理に投資しない方が良いです。ひとまず時間をおいて様子見をしてみましょう。
本当に信頼できる業者ならば、様子見している間に実績を積み重ねるもの!実績ができるまで待ってからでも全然遅くはありません。投資はいつでもできるからです。
ただし、様子見をしていたらラッキーバンクなどのように人気過ぎて投資できなくなった…という可能性もあるのも事実。このあたりはしっかりと見極めをしなければならないというのが投資の難しい所であり、同時に面白いところだといえるでしょう。
どうしても気になる!という方は1万円から始めてみては?
▼公式サイトをチェック!
安定で選ぶおすすめの運営会社はここ!
▼不動産のプロが運営する安心感
1万円から不動産投資が始められる話題の投資型クラウドファンディング業者。運営会社のロードスターキャピタル株式会社は東証マザーズ上場を決めるなど信頼も熱いです。また、全案件が都内の不動産でLTV率を80%に抑えた担保が設定されているので、安全性が高いという面からも初心者におすすめ。
コメントを残す