
2018年2月20日、ラッキーバンクに行政処分勧告!?詳細はこちら:金融庁がラッキーバンクへ行政処分勧告!?内容をわかりやすく解説!
ラッキーバンクは全案件不動産担保付きで安全性が高いと評判の融資型クラウドファンディング(別名ソーシャルレンディング)運営サービスです。
しかし、実際の投資ファンド内にも説明があるように、投資である限りいくつかの“リスク”も存在します。一体ラッキーバンクのリスクとはどんな内容なのでしょうか?
ここでは投資を始める前に知っておきたいラッキーバンクの「リスク」について解説します。
ラッキーバンクには4つのリスクが存在する!
現在、ラッキーバンクで説明されているリスクは以下の通りです。
- 信用リスク
- 担保価値の低下リスク
- 先順位担保が設定済み又は担保権が登記されない貸付にかかるリスク
- 金利変動リスク
実際の投資ファンド内にも説明がありますが、今回はもっと分かりやすくこれらのリスクについて順番に解説していきたいと思います。
信用リスク
まずはじめに挙げられるのは「信用リスク」です。
この信用リスクとは貸したお金を回収できなくなる可能性のこと。別名デフォルトリスク、貸し倒れリスクとも言われており、お金を貸した相手が元本や利息を無事に返してくれるかという信用に関わるリスクのことを指します。
よって、もしも実際にお金を貸した相手が返済できなくなってしまった場合、貸していたお金を損失してしまう可能性があるということです。
また、この信用リスクはFXや投資信託など元本の保証がない投資商品には発生する可能性があり、融資型クラウドファンディングに限ったことではありません。
ラッキーバンクはこの信用リスクを回避するため、不動産担保の設定を行って投資の安全性を高めていますが、どんな投資先にも信用リスクはつきものとして頭に入れておきましょう。
担保価値の低下リスク
次に挙げられるのは「担保価格低下のリスク」です。
先程ラッキーバンクでは不動産担保の設定を行っているとお話しましたが、不動産の価値は一般的に不動産市場により変動します。そのため不動産市場が悪化した場合、担保対象となる不動産を売却しても貸したお金を全額回収することが難しくなってしまうリスクのことです。
従っていくら不動産担保があるからといって確実に損失がないとは言い切れないということ。しかし、投資である限り絶対に損失がないと言い切れる投資先など存在しないので、担保の設定がない投資先と比べると投資のリスク事態を軽減することはできるということです。
先順位担保が設定済み又は担保権が登記されない貸付にかかるリスク
この「先順位担保が設定済みのリスク」とは先に担保に設定した人がいた場合、ラッキーバンクに回ってくる順番が低いと全額返済されない可能性があるということ。
なぜなら不動産担保は1つの不動産に対して複数設定することができ、早く登記した順に優先順位が付けられるからです。また、場合によっては担保権がない事業にも貸付を行う場合があり、損失が出てしまう可能性があります。
ラッキーバンクでは各不動産担保に「不動産評価サービスの利用」もしくは「不動産鑑定士による鑑定評価」を行っており、より具体的な保全性を確認しているということですが、このようなリスクもあることを覚えてきましょう。
金利変動リスク
最後は「金利変動リスク」について。
このリスクは金利変動により予定されていた金利を下回る可能性があり、最終的に得られる収益が減ってしまう可能性があるというリスクのことです。
例えば、投資先によっては当初決められていた期日より前に一括返済される場合があります。その場合、収益は期日前に返済された日に合わせて再計算されることになるため、収益が当初の予定より減ってしまう可能性があるということです。
よって、もちろん期待していた収益が見込めないということで残念ではありますが、その一方で期日前返済されたということは余裕日数を残して無事に返済されたということ。
投資で収益を求めるのは大事なことですが、返済されなくては元も子もないので、確実に返済されるということを前向きに考えて投資を行いましょう。
まとめ
今回はラッキーバンクのリスクについて解説しました。
ラッキーバンクは担保がない他の投資先と比べると全案件に不動産担保が設定されており、安全性は比較的高い投資先であることは確かです。
しかし、投資である限り当然リスクというものは存在します。これはラッキーバンクに限ったことではなく、より安全に投資を行うために投資先のリスクを把握しておくことが大切だということです。
ラッキーバンクで投資を始める前には必ずこれらのリスクを覚えておきましょう。
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