
投資型クラウドファンディングの先駆けとして誕生したのが2008年にサービスを開始したmaneo(マネオ)、続いて2011年に営業を開始したSBIソーシャルレンディングです。
各業者とも投資型クラウドファンディング業界では知名度とともに信頼できるという点からも評価されていますが、「実際にどちらがいいのか」と迷っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回はmaneoとSBIソーシャルレンディングを比較してどんな違いや特長があるのかまとめてみました!業者選びで迷っている方は参考にして下さい。
この記事の目次
maneoとSBIソーシャルレンディングを比較!
それではここで早速どんな違いがあるのか細かい項目を比較してみましょう!
比較項目 | maneo | SBIソーシャルレンディング |
---|---|---|
利回り | 5.0~8.0% | 2.0~6.5% |
最低投資額 | 1万円~ | 1万円~ |
運用期間 | 2ヶ月~36ヶ月 | 4ヶ月~36ヶ月 |
融資の種類 | 事業向け | 事業向け |
貸し倒れ | なし(※1) | なし(※1) |
運営会社 | maneoマーケット株式会社 | SBIソーシャルレンディング株式会社 |
運営開始 | 2008年 | 2011年 |
資本金 | 308,518,500円 | 10,000,000円 |
株主 | ・GMOクリックホールディングス株式会社 ・株式会社VOYAGE VENTURES など | ・SBIグループ(100%) |
(※1)現在事業向けの融資ではおきていないが、過去に個人向け融資で貸し倒れあり
このように比較してみるとそこまで大きな違いはないものの、利回りはSBIソーシャルレンディングの2.0~6.5%を上回りmaneoが5.0~8.0%と高いことが分かります。
そして気になる貸し倒れに関して言うと、各業者とも現在の事業向け融資ではまだ1件も発生していませんが、過去に行っていた個人向け融資では頻繁に発生していたようです。よってこのことから現在では各業者とも個人向け融資の取り扱いは行っていません。
やっぱり一番は信頼できるというところ!
そしてやはり各業者ともに言えるのが運営会社や株主などが信頼できるので安心してお金を預けれられるというところです。まずmaneoは業務提携した「GMOクリックホールディングス株式会社」が株主となっており、SBIソーシャルレンディングはあの様々な金融サービスを提供する大手「SBIグループ」が運営・株主であるという安心感があります。
結局どちらを選ぶのか?
よって各業者とも詐欺などの心配をする必要がないので安心して利用したいという人には特におすすめの業者。どちらを選ぶかに関して利回りだけで言えばmaneoの方が高いと言えますが、SBIも度々キャッシュバックキャンペーンなどを行っているのでお得に投資できる可能性は十分あるでしょう!
maneo(マネオ)の特長まとめ

圧倒的な実績を持つ業者!
2008年に営業を開始したmaneo(マネオ)は最も古い投資型クラウドファンディング業者。利回り5.0~8.0%が期待できる中小企業の支援ローンファンドなどを取り扱っており、現在の成立ローン総額は555億円超えと他業者と比べても圧倒的!
最近ではGMOクリックホールディングス株式会社と業務提携したことで、GMOクリック証券からmaneoへの投資も可能!ますます便利に投資できるようになった業者です。
SBIソーシャルレンディングの特長まとめ

SBIグループが運営する信頼感!
SBIソーシャルレンディングは「SBI証券」や「住信SBIネット銀行」など様々な金融事業を展開している“SBIグループ”が運営する投資型クラウドファンディング。
期待利回りは2.0~6.5%と他投資型クラウドファンディング業者と比べると少し低めですが、SBIが運営する業者としての信頼性や総額15億円を集めるメガソーラーファンドなどSBIの強みを活かしたファンドに投資できるメリットがあります。
最近の投資型クラウドファンディングの傾向は?
そして今回は投資型クラウドファンディングの中でも比較的古くからあるmaneoとSBIソーシャルレンディングを紹介しました。しかし、最近では続々と新しい業者が参入し盛り上がりを見せています。
そして特に最近の業者の傾向として多いのは「金利が高い」ということ!先程紹介したmaneoとSBIソーシャルレンディングは一番高くて利回り8%程でしたが、現在利回り“10%以上”を超える収益性の高い業者が次々と誕生し人気を集めているのが現状です。そこで最後に当サイト内でも特にアクセスが多い人気業者を紹介しておきたいと思います。
クラウドクレジット


伊藤忠商事が注目する新しい海外投資!
クラウドクレジットは少額1万円から最大利回り14.7%の海外案件に投資することができる業者。あの大手商社伊藤忠商事が注目している業者で資本提携も行っているため安心して利用できる!
※利回りは変動する場合があります。詳しくは公式サイトを確認して下さい。
ラッキーバンク

開始1分で終了!絶大な人気を誇る業者
募集ファンドは数千万円の募集額にもかかわらず、わずか1分程で終了となるほどの人気がある業者。利回り10%以上の案件多数で、全案件に不動産担保がついているので初心者も安心して始められる!
現在業務改善命令を受けその経過の途中ではあるが、なかなか奮闘していると評判でもあることから、今度の運営に期待したいところである。
オーナーズブック

オーナーズブックも1万円から不動産投資ができ、利回り4~6%と10%までは届きませんが堅実な案件運用を行う運営会社。
オーナーズブックには不動産のプロが自社の評価額と外部不動産鑑定士による評価額をすり合わせて物件評価額を決めているので信頼性が高く、物件リスク分析を全てのファンドに表示しているので、投資家はリスクを避けて案件を選ぶこともできる!
このように高利回リが期待できる業者が続々と参入しています。よってmaneoやSBIソーシャルレンディングの他にもこのような業者があるということを知っておきましょう!
また、投資型クラウドファンディングは分散投資として色々な業者に投資してリスクの分散をさせるのがおすすめです。是非たくさんの業者に目を向けて、効率的に資産運用を行って下さい。
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