
MotionGallery(モーションギャラリー)は映画、アート、音楽、ゲーム、出版、イベントの開催など、様々なクリエィティブ活動をスタートさせることができるクラウドファンディングサイトです。
今回はそんな数あるMotionGalleryのプロジェクトの中でも1番お金を集めた“高額プロジェクトランキング”を発表!
さて一体どんなプロジェクトが1位に輝くのでしょうか? 早速、気になる結果を見ていきましょう。
この記事の目次
- 【第10位】鎌仲ひとみ監督最新作「小さき声のカノン-選択する人々」製作費用と、全国での上映実現 のためにご協力ください!
- 【第9位】障がい者の花屋さん、車購入で活動の幅を広げたい! お花と笑顔をあなたの元へ
- 【第8位】リアリティのダンス&ホドロフスキーのDUNE ブルーレイBOX限定特装版<ウォーリアーズ・エディション>制作プロジェクト
- 【第7位】雑誌「アニメスタイル」季刊化支援プロジェクト
- 【第6位】空族が初のクラウドファンディングに”怒りのデスロード方式”で挑む!全編タイ・ラオス撮影を敢行!最新作『バンコクナイツ』!
- 【第5位】「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」を、世界に先駆けて日本で劇場公開!実現のためのご支援をお願い致します
- 【第4位】19世紀にタイムスリップ!ダゲレオタイプのレンズを復刻: Daguerreotype Achromat Art Lens
- 【第3位】16年間走り続けて来た侍JAZZバンド「PE’Z」、 一夜限りのラストライブの永久保存版映像を作り上げるプロジェクト!
- 【第2位】クジラを巡る世界的論争描く、日本人監督初の本格ドキュメンタリー映画
- 【第1位】スマートフォンから持ち物を見つける!100%フランス製Wistiki by Starck コレクション
- まとめ
【第10位】鎌仲ひとみ監督最新作「小さき声のカノン-選択する人々」製作費用と、全国での上映実現 のためにご協力ください!

目標金額:5,000,000円
支援者数:391人
ジャンル:映画
第10位にランクインしたのは、鎌仲ひとみ監督の最新ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン-選択する人々」の制作費用募集のプロジェクト。
この作品は福島原発事故後の日本とチェルノブイリ原発事故後のベラルーシを生きるお母さん達の「子どもを守りたい」という思いに焦点を当てた映画です。しかし、チェルノブイリへの取材や翻訳に多額の費用がかかる為、制作費を募集。およそ570万円という資金が集まりました。
【第9位】障がい者の花屋さん、車購入で活動の幅を広げたい! お花と笑顔をあなたの元へ

目標金額:5,000,000円
支援者数:397人
ジャンル:アート
第9位は、障がい者の個性を活かした花屋さん「アプローズ南青山」の活動範囲を広げる為の車を購入するというプロジェクト。
「アプローズ南青山」は障がいを持つスタッフが日々フラワーアレンジメントの技術を学びながら働いている花屋さん。今回のプロジェクトで車を購入し、更なる業務の拡大と障がいのあるスタッフが外にでる機会を増やしたいという思いから、およそ590万円という資金を集めることに成功しました。
【第8位】リアリティのダンス&ホドロフスキーのDUNE ブルーレイBOX限定特装版<ウォーリアーズ・エディション>制作プロジェクト

目標金額:3,000,000円
支援者数:342人
ジャンル:映画
第8位にランクインしたのは、2014年に日本で公開した映画「リアリティのダンス」と「ホドロフスキーのDUNE」のブルーレイBOXを豪華版にするプロジェクト。
既に発売が決まっている商品を更に豪華にする目的で資金集めを行った珍しいケースです。その豪華版には特典として実際に映画で使われた小道具やサイン入りの複製原画などがつくことから人気がでて、およそ660万円という資金を集めることに成功しました。
【第7位】雑誌「アニメスタイル」季刊化支援プロジェクト

目標金額:3,000,000円
支援者数:502人
ジャンル:本
第7位には、2000年に創刊された不定期刊のアニメ雑誌「アニメスタイル」を季刊誌として読者に届けたいというプロジェクトがランクイン。
このアニメスタイルはインタビューや貴重な原画などを掲載した中身の濃い雑誌です。昔から多くのファンに支持されていますが、近年の出版業界の不況により、雑誌を届けるのが難しいという理由で300万円を募集。すると多くの支援が寄せられ、およそ720万円という目標額を大幅に超える資金を集めることに成功しました。
【第6位】空族が初のクラウドファンディングに”怒りのデスロード方式”で挑む!全編タイ・ラオス撮影を敢行!最新作『バンコクナイツ』!

目標金額:10,000,000円
支援者数:282人
ジャンル:映画
第6位には、映画「バンコクナイツ」の制作費を募集するために、撮影と同時にクラウドファンディングを開始するという体当たりのプロジェクトがランクイン。
過去にもあまり例を見ないクラウドファンディングの活用法ですが、完成された映画を待つのではなく、支援者も一緒に映画を作ることに参加してもらいたいという熱い思いが込められています。また、その思いもあってか1,100万円もの資金を集めるという大成功をおさめています。
【第5位】「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」を、世界に先駆けて日本で劇場公開!実現のためのご支援をお願い致します

目標金額:10,000,000円
支援者数:915人
ジャンル:映画
第5位にランクインしたのは過去に日本でも上映された映画「ハーブ&ドロシー」の続編を日本で先行上映するために資金を集めるというプロジェクト。
この作品は過去に国内外で多くの賞を受賞した映画で、その続編をどこよりも早く日本で公開したいという思いから立ち上がりました。また、この募集が行われたのは2013年ですが、当時では日本の映画史上初となる1,4000万円という資金調達に成功。日本の映画クラウドファンディング先駆けとなりました。
【第4位】19世紀にタイムスリップ!ダゲレオタイプのレンズを復刻: Daguerreotype Achromat Art Lens

目標金額:1,000,000円
支援者数:469人
ジャンル:プロダクト
第4位は、19世紀にフランスで誕生した歴史的レンズを現代カメラに装着できるレンズとして蘇らせるプロジェクト。
このプロジェクトオーナーであるロモグラフィーはアナログ写真を追求し続ける世界規模のコミュニティーです。今までも数々のクラウドファンディングを成功させており、今回も新たなレンズの誕生を求めて資金の募集を行ったところ、およそ1,600万円という資金集めに成功しています。
【第3位】16年間走り続けて来た侍JAZZバンド「PE’Z」、 一夜限りのラストライブの永久保存版映像を作り上げるプロジェクト!

目標金額:3,000,000円
支援者数:1010人
ジャンル:音楽
第3位にランクインしたのは、2015年に解散した侍ジャズバンド「PE’Z」のラストライブ保存版を制作するプロジェクト。
16年間でその活動に幕を下ろしたPE’Z。「一度しか出来ない演奏を観てもらいたい」という考えからラストライブは1回のみでしたが、ライブを見ることができないファンの為に映像化の資金調達を決行。当初300万円の募集からおよそ1,700万円もの資金を集めることとなり、PE’Zと共にこのプロジェクトも伝説と化しています。
【第2位】クジラを巡る世界的論争描く、日本人監督初の本格ドキュメンタリー映画

目標金額:15,000,000円
支援者数:1824人
ジャンル:映画
第2位となったのは、クジラを巡る捕鯨問題に焦点を当てたドキュメンタリー映画の制作プロジェクト。
この映画はクジラを食べる日本と、絶滅の危機に瀕しているクジラを食べることを批判する世界との衝突を描く作品です。捕鯨問題に対して賛成や反対などの応援メッセージが寄せられており、およそ2,300万円という高額の資金を集めることに成功しています。
【第1位】スマートフォンから持ち物を見つける!100%フランス製Wistiki by Starck コレクション

目標金額:1,000,000円
支援者数:4736人
ジャンル:プロダクト
そして栄えある第1位に輝いたのはスマートフォンから持ち物を探すことができるウェアラブル端末アクセサリー「Wistiki」の開発プロジェクト。
この「Wistiki」はスマートフォンと連動させることで、Wistikiを付けたモノの位置を専用のアプリから把握できるというスグレモノ。鍵やカバンなどはもちろんペットも探すことができるので、猫などを探すときにも役立つかもしれません。
そして、この新しい機能や便利さが人気を博し、MotionGallery史上もっとも高額となるおよそ3,900万円という資金を集めることに成功。見事第1位に輝きました。
まとめ
このようにMotionGalleryの高額ランキングでは1位と4位にプロダクトのジャンルがランクイン。続いて2位、5位、6位、8位、10位と映画がランクインしていることからもかなりの割合で映画のプロジェクトがランキングを占めているということが分かりました。
そして、第5位にランクインしている映画「ハーブ&ドロシー」は日本の映画史上初ともなる1,000万円超えの資金調達に成功しており、クラウドファンディングで資金を集めるという、日本の映画の歴史を変えたプロジェクトだといっても過言ではないでしょう。
このようにMotionGalleryでは多くのプロジェクトが実績を残しています。気になる方は是非一度サイトをのぞいて見て下さい。
コメントを残す