
2017年9月に運営会社であるロードスターキャピタル株式会社が東証マザーズへ上場し、IPOと共にソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)業界の中でも人気が高まっているオーナーズブック。
今回は、そんなオーナーズブックの入金・出金時の手数料について、他の運営会社と比較しながらお伝えします。出金手数料が気になっていた方、オーナーズブックで投資を考えている方は参考にしてください。
入金手数料は投資家負担
オーナーズブックで投資をするには、まず資金を専用口座に振り込む必要があります。
入金手数料は投資家負担なので、振込時の手数料を抑えたい方はなるべくまとめて入金するか、1ヶ月間で振込手数料が無料になる回数が設定されているネット銀行などを利用するのがお勧めです。
オーナーズブックの投資案件は他のソーシャルレンディング運営会社の案件数と比べると少ないので、新規案件が追加された時にまとめて入金する方法がベストでしょう。
逆に専用口座から出金したいときは払戻依頼が必要です。このとき、払戻手数料として300円+消費税の手数料が発生するので注意してください。

オーナーズブックはソーシャルレンディング運営会社の中でも信頼性の高い業者として知られていますが、正直なところ案件数は他の運営会社に比べて少ないのが現状です。
すぐに新しい案件が募集開始されればいいのですが、少ない案件に投資家が集中してしまうと「入金したのに投資できない!」という事態が起きることも少なくありません。
一度口座に入れてしまった資金を取り出すとなると、そのたびに出金手数料がかかってしまいます。出金手数料が気にならないほどに収益が確保できれば問題ないのですが、少額で分散投資をしている投資家にとって、出金手数料を軽んじることはできません。
そのため、投資できる案件がどれくらいあるのか把握して計画的に入出金を行いましょう。
また、2017年10月16日に行われたオーナーズブックのオンラインセミナーにおいて、今後の手数料についての対応について少し触れられていました。
手数料については今後回数付きで無料にするなどという対応は今のところ考えられてはいないものの、根本の原因である「案件が少ない」というところについては対応をしていきたいとのこと。ロードスターキャピタル株式会社がマザーズへ上場したこともあるので、今後の対応を待ちましょう!
不動産投資といえばLCレンディングもアリ
不動産関連のソーシャルレンディング運営会社ではオーナーズブック以外にLCレンディングがあります。
LCレンディングはJASDAQ市場であるLCグループの一つです。LCレンディングもオーナーズブックと同様に不動産関連の案件を主に扱っており、LCグループ自体が不動産のプロでもあるため、信頼度や事業内容からオーナーズブックと非常に似た企業といえます。
利回りも5%前後の案件が多いですが、投資案件についてはオーナーズブックより多い印象です。ほとんどの案件には担保や保証も付いており、実績もあることから継続して利用し続けている投資家も多くいます。
もちろん満額成立する案件もありますが、オーナーズブックよりも案件数が多いことから投資がしやすいといえるでしょう。
しかし、登録した銀行によっては最大700円近い手数料を払わなくてはならないため、該当する銀行を利用している方にとってはオーナーズブックを利用したほうが良い場合もあります。利用している銀行での手数料がいくらかを把握しておくことが重要かもしれませんね。

入出金手数料から見るおすすめの運営会社
少額からの不動産投資ができる運営会社であれば、オーナーズブックかLCレンディングですが、出金するタイミングには気を付けた方が良いでしょう。出金手数料がかからない業者であれば、1万円からの少額投資ができるクラウドバンクや、伊藤忠商事が株式を持つクラウドクレジットを選択する方法もあります。
収益を得たあとどのように資金運用していくか、こまめにポートフォリオを作成しながら自分に合った運営会社を利用してください。
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1万円から不動産投資が始められる話題の投資型クラウドファンディング業者。運営会社のロードスターキャピタル株式会社は東証マザーズ上場を決めるなど信頼も熱いです。また、全案件が都内の不動産でLTV率を80%に抑えた担保が設定されているので、安全性が高いという面からも初心者におすすめ。
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