
1万円という少額から不動産投資ができるソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)業者オーナーズブック。
全案件が不動産担保付きという安全性からも人気の高いオーナーズブックですが、オーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社が2017年9月28日、東証マザーズへ上場を果たしました!
LCレンディング、TATERU FUNDINGに続きソーシャルレンディング業界に新たな上場企業がでたということから、IPOで注目している方も多いのではないでしょうか?初値は公開価格を37.4%上回る2501円と、今後も注目の企業といえるでしょう。
そこで、今回はそんなオーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社がどんな会社なのか詳しく見ていきたいと思います。
この記事の目次
ロードスターキャピタル株式会社を調べてみた!

数字で見るロードスターキャピタル社
▼2017年12月現在
資本金(資本準備金を含む) | 23億2,800万円 |
累計投資額 | 169億4,600万円 |
主要投資エリア | 東京23区 |
募集総額 | 10億3,100万円 |
ロードスターキャピタル社は2012年3月に設立された会社です。比較的新しい会社で設立年数がまだ浅い会社ですが、169億円を超える累積投資額を集めている驚くべき実績を持っている会社と言えます。
また、上記の表を見ても分かるように、取り扱う物件(主要投資エリア)は東京都心部となっているのもポイントです。これは「都内(23区)の不動産は値段が下がりにくい」という理由があり、代表取締役である岩野社長のリスクに対する考え方が組み込まれています。
さらに、ロードスターキャピタル社は僅か4年で累積投資額、募集総額は設立当初に比べ、右肩上がりに成長しています。

このことから、不動産のプロが多数在籍しているロードスターキャピタルは、不動産関連事業で確実に実績を積み上げている事業者だと言えるでしょう。
ロードスターキャピタル社の評判
そんなロードスターキャピタルですが、気になる評判はどうなっているのか?様々な意見が集まる2chでいくつか意見を見つけたので抜粋して紹介します。
不動産関係でソーシャルレンディングだったらオーナーズブック。高利率ではないが運営会社がしっかりしている。
ロードスターキャピタルマザーズ上場きたあああああああああああ
オーナーズブックのところだろ
オーナーズブック上場で安心感増しましたね
2chと言うと良い評価が集まりにくい印象があるのですが、ロードスターキャピタルに関してはあまり悪い意見は見つかりませんでした。それどころか、ロードスターキャピタルが上場したことでオーナーズブックへの信頼度が上がったと考える人が多いようですね。
なぜこれほどまでにロードスターキャピタル社が評価されているのかについては、前述したように、総合不動産会社としてロードスターキャピタル社が不動産関連事業で確実に実績を積み上げているという理由が背景にあるからだと推測します。
投資においては利益面が気になるという方も多いかもしれませんが、運営会社の倒産や怪しい会社に資金を騙し取られるなどのリスクを考えると、運営会社はしっかりしているに越したことはありません。
もちろん、オーナーズブックの公式サイトでもロードスターキャピタル社の財務状況が公開されています。この財務状況を見ても、創業以来黒字経営を誇っており、安定しているという面からも評価されている会社だと言えるでしょう。
ロードスターキャピタル社の主な事業内容
では次に、そんなロードスターキャピタルの主な事業内容について確認しておきます。
少額から不動産投資ができるソーシャルレンディング業者としてのオーナーズブックを知っている投資家は多いでしょう。それ以外にも、ロードスターキャピタル社は主な事業内容としてオーナーズブックを含め4つの柱を軸としており、2つのサービスを提供しています。
■ロードスターキャピタル社の4つの事業
1. クラウドファンディング事業 → OwnersBook
2. コーポレートファンディング事業 → 公式サイトを確認
3. 仲介コンサルティング事業 → 公式サイトを確認
4. アセットマネジメント事業 → 公式サイトを確認
■ロードスターキャピタル社の2つのサービス
1. オーナーズブック
2. AI-Checker
クラウドファンディング事業

クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)とは、インターネット経由で不特定多数の投資家を募集し、不動産担保付のローン型に投資して、そのリターンを還元することでビジネスモデルを展開するものです。
ロードスターキャピタル社が運営を行う貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)といえばオーナーズブックで、累計投資額は2017年12月現在で18億円を超えています。
また、不動産のプロが多く在籍するロードスターキャピタル社ならではのサービスとなっており、募集される案件は不動産特化型の案件で構成されているのが特徴です。
通常まとまった資金がなければ始めることができないとされている不動産投資を、オーナーズブックは1万円という少額から行えるという事で多くの投資家に注目されているソーシャルレンディングサービスに成長しています。すでにユーザー登録数は10,000人を越えており、ますますの成長が見込める事業であると言えるでしょう。
コーポレートファンディング事業

コーポレートファンディング事業とは、強固な財務基盤のもと、自己資本を用いて不動産投資を行う事業の事を指します。
ロードスターキャピタル社は東京都市圏のオフィスや複合ビル、マンションを購入、管理運営を行うとともに、事業として分散し収益を上げ、一部の物件に対しては最適なタイミングで売却することによって、適正な売却益・譲渡益の確保を行っています。
ソーシャルレンディング1本だけでなく不動産関連で収益を得ているという事を考えると、事業のリスクを分散する事により、破綻リスクも下がると言えるでしょう。
携わってきた事業実績はCORNES HOUSEや横浜伊勢佐木町ワシントンホテル(区分)などがあり、事業実績が公式サイトから確認することが可能です。
仲介・コンサルティング事業

また、自社だけで不動産関連事業を行うだけでなく、アドバイス・仲介業務を通じて、不動産を所有する顧客に対し、仲介・コンサルティング業務をも展開しています。
コンサルティング業務では、スタッフが世界の不動産ビジネスにおいて豊富な経験を積んでいるため、利益獲得のために顧客に対しコンサルティングを通じて貢献しているようです。
アセットマネジメント事業

アセットマネジメントは投資用不動産の管理・運用を物件所有者や投資家に代わって実行する事業です。
不動産を所有している顧客自身、どのように活用していけばよいのか、専門的な知識が無ければ難しい面があるため、ロードスターキャピタル社が顧客の不動産物件の戦略策定から、物件の所得、保有時の収益管理、売却実務まで、ありとあらゆるサポートを行います。
不動産金融においてキャリアを積んだプロであるからこそ、顧客の代わりに、投資効率の拡大や収益の最大化に努めることができるため、不動産を既に所有している方もこれから所有する方もロードスターキャピタル社に相談することが可能です。
もう一つのサービス「AI-Checker」ってなに?

ロードスターキャピタル社はオーナーズブックだけでなく、AI-Checkerと言うサービスも行なっています。このAI-Checkerはロードスターキャピタル社が開発を進めている不動産の価値を算出する人口知能(AI)システムです。
AIのメリットは学習能力や、人のように感情に振り回されずに適切なタイミングで取引が行えるため、安定性が高いとも言われており、最近では投資信託部門でもAIを使ったファンドが出てきたことで注目されています。
不動産市場においては日々相場が変わるため、人が精密に見極めることが困難な時もありますが、AIを導入することで膨大なデータバンクから顧客に適正なアドバイスや情報の提供を行えるようになるかもしれません。
また、そんなロードスターキャピタル社が運営する不動産に特化したクラウドファンディング、「オーナーズブック」にも今後AIによる融資審査が導入される可能性もあります。今後どんな進化を遂げるのかその動向に注目しておきましょう!
クラウドファンディング事業で不動産投資がおすすめ!
ロードスターキャピタル株式会社に興味がある方の中には、IPO投資を行っている方も多いかと思います。そんな方におすすめしたいのが、今回お伝えした「クラウドファンディング事業」であるオーナーズブックでの不動産投資です。
オーナーズブックでは平均5%の期待利回りで、最低出資額1万円から不動産投資が行えます。もちろん投資のためリスクはありますが、ロードスターキャピタル株式会社に在籍する不動産のプロがリスクを見極めて案件を厳選しており、全案件不動産担保付きなので安全性の高い投資ができるといえるでしょう。
難しい知識も必要なく、一度投資をしたらあとは分配金が入ってくるのを待つだけと忙しい方にもおすすめです!
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