
ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)運営サイトの中でも老舗であり、実績と信頼性から多くの投資家の支持を受けるSBIソーシャルレンディング。
しかし、新しい運営会社で投資するときに手数料がいくらかかるか気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで、SBIソーシャルレンディングで投資するときにかかる手数料について調べてみたので、ユーザー登録の前に参考にしてください。
では、気になるSBIソーシャルレンディングの手数料について見ていきます。
SBIソーシャルレンディングで必要な手数料は?

投資家がSBIソーシャルレンディングで支払う必要のある手数料についてですが、実は「入金手数料」だけなんです!
SBIソーシャルレンディングでは、投資するファンドを決定したら出資申し込みをして出資額を送金しますが、その際の入金手数料が投資家負担となります。
実際の入金手数料はどの銀行から入金するかによって変わりますが、例えばみずほ銀行からだと3万円以上の振込手数料は648円です。
ちなみに、SBIソーシャルレンディングでは2017年12月1日に分配用口座が廃止されたので、今まで分配用口座から投資していた方も案件に募集するごとに入金を行う必要が出てきました。どちらにしても、毎回手数料がかかってしまうのは避けたいですよね。
そのため、SBIソーシャルレンディングで投資をする際は振込手数料が所定回数無料になるネット銀行などをうまく利用するといいかもしれません。同じSBIグループであれば、住信SBIネット銀行などがその一つです。
ほとんどの手数料は無料!
SBIソーシャルレンディングでかかる手数料が「入金手数料」だけと聞いて驚いた方もいるのではないでしょうか。これは珍しいことだと思いますが、SBIソーシャルレンディングでは登録手数料・販売手数料・出金手数料がすべて無料となっています。
特に出金手数料に関しては、2016年以前までは一律420円かかっていました。しかし、今では月何度でも無料に!これは、分散投資を行っている方や少額投資をしている方にとってかなりうれしいところではないでしょうか。
現在募集中のファンドは?

では、SBIソーシャルレンディングでかかる手数料の確認ができたので、2017年12月時点で募集されているファンドについて見てみましょう。
SBIソーシャルレンディングでは、月に2~5件前後のファンドが募集されています。正直あまりファンド数が多くないため、場合によってはすぐに埋まってしまう場合もあるので気を付けてください。
常時募集されているのは不動産を担保にローン事業を営む事業者向けの「不動産担保ローン事業者ファンド」と、日本で働くカンボジア人技能実習者向けの「カンボジア技能実習生支援ローンファンド」です。
しかし、カンボジア技能実習者支援ローンファンドでは、借り手の資金需要よりも出資金が多くあつまっているので、次回ファンドへ繰り越される(ロールオーバー)可能性が非常に高くなっています。
このロールオーバーが続いた場合、投資した資金が融資に使われない上に、1年間経過しないと資金が返ってこないので、長く資金が固定されてしまうのを避けたい場合は他のファンドへ投資した方が良いかもしれません。
では、SBIソーシャルレンディングのおすすめ案件は何でしょうか?
おすすめの案件は再生可能エネルギー事業
SBIソーシャルレンディングの案件の中で管理人が特に注目しているのが、累計約71億円の貸し付けを実行してきた「かけはし」シリーズです。
このファンドは、再生可能エネルギー案件に強みを持つ玄海インベストアドバイザーと協業し、メガソーラーやバイオマス発電事業者向けの貸付事業となっています。過去には1つのファンドで15億もの募集額があったことで話題となりました。
メガソーラーローンファンドは現在7号まで募集が終了しており、そのうち5号までが既に償還を終えるなど実績もあります。利回りは7%と高く、運用期間も約12ヶ月なので長期運用を避けたい方にもおすすめの案件と言えるでしょう。
また、SBIソーシャルレンディングは2017年10月に再生可能エネルギー関連事業において玄海インベストアドバイザーを含む3社と協業することが決まり、今後ますます募集が活発化されることが期待されます。
この案件が気になる方は、次の案件が募集開始される前にユーザー登録を済ませておいた方がいいかもしれませんね。
ここまで、SBIソーシャルレンディングの手数料やおすすめ案件についてみてきました。ユーザー登録がまだの方は期限にかかわらず早めに登録しておきましょう!
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