
2018年1月12日、トラストレンディングを運営するエーアイトラスト株式会社が、新たに沖縄支店を開設すると発表しました。
沖縄支店はもともとある東京本店と同規模程度ということで、かなり力を入れていると考えられます。また融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)運営会社で支店を持っている会社は珍しいので、今後の案件がどう変化するのかも興味深いところですね。
しかし、トラストレンディングはなぜ沖縄に支店を構えることに決定したのでしょうか?今回はそれについての考察と、沖縄支店開設に伴うキャンペーン内容についてもまとめてみました。
まだ投資家登録をしていない方、キャンペーンに興味がある方は参考にしてください!
この記事の目次
トラストレンディングとは

ノンバンクが運営する業者として知られるトラストレンディングでは、10万円という少額から期待利回り6~10%の案件に投資できます。案件数が少なくあまり知名度は高くありませんが、2015年のサービス開始から確実に実績を出している運営会社です。
なぜ沖縄支店開設?

ではなぜ沖縄支店を開設することになったのか、まずはトラストレンディングのお知らせを見てみましょう。
このお知らせによると、那覇空港の第2滑走路埋め立て工事、辺野古の米軍進基地建設などをはじめとして、沖縄県内の大規模な再開発が予定されていることが大きな理由となるようですね。
また他にも地元の中小企業の資金ニーズを満たすためという理由があります。
お知らせにもあるように、沖縄での大規模公共事業を行う下請け会社は沖縄の中小企業が多いとのこと。そのため銀行融資を受けるための条件を満たせず、大型重機等の導入への融資審査が通らないことが多いというのが現状のようです。
そこでトラストレンディングが参入することで沖縄県内の中小企業へ資金融資するとともに、地域貢献の面でも役立てたいというのが目的にあります。
たしかに沖縄県内の優良な不動産を扱うポケットファンディングでも、全国トップクラスの人口増加率や、資金ニーズがありながらも銀行の融資率が低いことが注目点として挙げられていました。
合わせて、エーアイトラスト株式会社の上級顧問である豊岡 俊彦氏をはじめ、取締役2名が沖縄県にゆかりのある人物だったというのも大きいようですね。
この沖縄支店開設により、今後トラストレンディングでも沖縄県内の案件を取り扱うことが増えると考えて間違いないでしょう。
これまでにも沖縄県内の案件募集あり
トラストレンディングでは以前から沖縄県内の案件を取り扱っています。そのファンドが「動産担保付きローンファンド」93号~102号です。
このローンファンドの借入人は沖縄地方に本社を置いている企業で、許認可された地域で砂利を採取し、地元大手建設会社などに供給しています。
現在これらのファンドは募集完了していますが、総額5億円の融資に利回り12%となかなかない利回りでの運用となっていました。これは2017年内に募集された案件の中で一番高い利回りです。
トラストレンディングの沖縄支店が増えることで、このように期待利回り10%以上の案件が増えるとなると投資家にとっても喜ばしいことですね。
キャンペーン内容について確認!
そして、トラストレンディングではこの沖縄支店開設を記念してキャンペーンを行っています。

このキャンペーンは新規会員登録+メルマガ購読登録完了した方に1,500円、それにくわえて10万円以上の新規取引を行った方に3,500円と、合計で現金5,000円がもらえるというものです。
トラストレンディングの最低出資金額は10万円からなので、実質1案件に投資すれば条件クリアとなります。まだ投資家登録していない方にとってかなりお得なキャンペーンだと言えるでしょう。
しかしトラストレンディングでは募集案件が少ないというのがデメリットの一つでもあるので、投資家登録したのに案件への投資ができない可能性もあるのでは?と心配する方もいるかもしれません。
そんな方も安心してください、キャンペーンは平成30年2月5日(月)~6月29日(金)の約5ヶ月間実施されています。それでも心配な方は早めに投資家登録を行って、いつ案件が募集されても大丈夫なように備えておきましょう!
ポケットファンディングとトラストレンディングどちらを選ぶ?

しかし、ポケットファンディングに引き続きトラストレンディングも沖縄進出を決めたことで、沖縄県の成長性が注目されているのがわかりますね。
沖縄といえば国内でも人気の旅行先なので、投資家の中にも沖縄県内の投資案件に注目している方がいるのではないでしょうか。
先に少し触れましたが、沖縄県内の案件を取り扱っている業者といえばポケットファンディングが挙げられます。
ポケットファンディングは2017年夏に設立した新しい運営業者です。沖縄県内で貸金業・不動産業など地域に密着した営業を行うソーシャルバンクZAIZENにより運営され、そこで培ったノウハウを元に沖縄県内の優良な不動産案件を取り扱っています。
では、沖縄関連の案件に投資をしたいと考えたとき、どちらの運営会社で投資をしたら良いのでしょうか。
詳しくはトラストレンディングの沖縄支店が開設してからにはなりますが、沖縄県内の不動産に興味がある場合はポケットファンディング、沖縄県内の事業に興味がある方はトラストレンディングを利用するのが良いと思います。
少額から投資ができるポケットファンディング
沖縄県内の不動産を主に扱うポケットファンディングでは、1万円という少額から投資ができるというのがトラストレンディングと大きく違う点でしょう。
また、他の運営会社では見られない「追加投資単位の少額化」も導入され、各ファンドごとに定められた単位で追加投資を行うことができるようになりました。(1千円単位、5千円単位など)
より少額から投資がしたいという方にとってもポケットファンディングを利用することをおすすめします。
そしてポケットファンディングでは、今後ファンド型・購入型といった案件も増やしていく予定なので、より沖縄県に根差した投資がしたいという方にはうってつけの運営会社であると言えるでしょう。
高い利回りを狙うならトラストレンディング
逆にトラストレンディングでは最低出資金額が10万円からなので、少額で投資がしたいという方にとっては少しハードルが高いかもしれません。
しかしその分10%前後の高い利回りが予想されます。またトラストレンディングは融資型クラウドファンディング運営会社の中でも数少ない黒字運営企業なので、実績を重視する方にはトラストレンディングがおすすめです。
トラストレンディング沖縄支店の開設は3月上旬、投資時期を逃さないようにキャンペーンをうまく利用して投資家登録を行いましょう!
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