融資型とファンド型の違いを教えてください
融資型クラウドファンディングとファンド型クラウドファンディングとは同じように感じますがどこが違うのですか?
分配金の配当方法に違いがあります。

事業支援をするという意味においては「融資型」「ファンド型」に違いはありませんが、分配金の配当方法が異なっています。
融資型は分配金の利率が固定されている
融資型はソーシャルレンディングとも呼ばれており、お金を借りたい個人や企業に対し不特定多数の個人がお金を貸し出すことができるサービスです。
基本的に利率は募集期間から決まっており、借り手が返済不能にならない限り毎月その利率分の金利が支払われます。
小額からでも始められるんだよね!
そうなんじゃ。リターンとして5~10%といった高い金利が手に入るので、最も利用者が多いのがこの融資型なんじゃよ。
もちろん投資なので、投資先の企業が事業に失敗する(貸し倒れ)などのリスクもありますが、融資先を分散させることでリスクを軽減することも可能です。
ファンド型は実績に応じて分配金の利率が変動する
ではファンド型はどうでしょうか。
ファンド型はビジネスに対して出資を募り、出資者には売上に応じた分配金が支払われますが、配当以外にもリターンが商品や特典である案件も多いです。
ビジネスの実績により分配金が変動するため、償還率は募集が終了した時点で決定されます。
そのため、ビジネスが成功を収めた場合大きな収益が得られる可能性がありますが、思うような業績をあげられなかった場合は元本割れもありえますので注意が必要です。
融資型に比べて金銭的なリターンよりも社会貢献の要素が大きい面があるから、あくまで出資リターンを得たいという人には向かないかもしれないね!
また、融資型では出資者が直接募集者について知る事はできませんが(貸金業法)、ファンド型は企業にお金を貸すのではなくあくまでも事業から生まれる収益や事業者への共感という面をもっているので、より募集者に近いと言えるでしょう。
「融資型」と「ファンド型」の主な違いは以上のとおりです。
実際の募集内容については上記にあげたサービス会社を参考にしてみてください。
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