リターン内容の途中変更について
現在進行中のプロジェクトにおいて、リターン内容が途中で変更されるというものがありました。これはクラウドファンディングでは頻繁に起きることなのでしょうか。
原則禁じられていると認識していたのですが、非常に困惑しています。 当初は1000円でも3000円でも名前掲載というリターンがあるという事だったのですが、途中で1000円は御礼メールのみとさせて頂くという内容に変わりました。
サービスはA-Portで、現在進行中のSMAPへの応援メッセージプロジェクトです。 知人より、変更前と変更後のキャプチャ画像を見せてもらいましたが、確かにそう変更されていました。これも、クラウドファンディング投資へのリスクとして認識しておくべき点なのでしょうか。通常、どのようなものであるのか、詳しい方にお伺いしたく質問させて頂きました。お忙しいところ申し訳ございません。
基本的にリターンの途中変更はできません
投稿者様のお話の通り、基本的にクラウドファンディングでは起案者が途中でリターン内容を変更することはできません。
ただし、クラウドファンディングでリターンの変更があるケースとして考えられるのは、現在開催中のプロジェクトの募集金額が100%を超え、新たに二次募集のリターンが追加設定されるケース。
例えば、あるプロジェクトのリターンが限定100セットしかない場合、これが完売すると二次募集として追加募集を行った時、リターンがないということになるため、新たに別のリターンを設けなければ募集が行えないからです。
そのため、原則としては追加募集が行われない限りはリターンの内容が途中で変わるということは規約違反になると考えられます。
今回の件に関しましては、当サイトでも「SMAPへ届け!クラウドファンディングが1日で400万円超の快挙」という記事を書かせてもらいましたが、この記事を書いた時点(2016年12月21日)では、1,000円コースのリターンに新聞広告への名前掲載は確認できなかったと記憶しております。
しかし、投稿者様のお話の通り、リターンの途中変更が行われた可能性を考えると、この記事を掲載した以前の時間帯(※21日21時以前)が考えられます。もしも、キャプチャ等があるとのことであれば、起案者の方へ直接問い合わせリターンに関する対応を行ってもらって下さい。
※A-portへの問い合わせに関して
【実行確約型】
(13) 起案者はプロジェクトの掲載に際して、プロジェクトの内容、条件、リターンを提示します。起案者の提示に対して、自らの意思で同意をした会員は、所定の支払手続を完了することにより、支援者となるものとします。起案者と支援者の間のリターンの授受につき当社は責任を負わず、リターンの受け渡しなどに関して万が一トラブルが生じた際には、支援者と起案者との間で解決するものとします。
A-port利用規約より引用
また、A-portの利用規約には上記のように掲載されているため、リターンに関する対応または補填などを求めても、対応してもらえない可能性が高いと思われます。このような事案が起こったと報告する分には問題ないと思いますが、リターンに対する対応を求める場合は起案者へ直接問い合わせたほうが対応が早いでしょう。
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