クラウドファンディングの資金について
クラウドファンディングってどのくらいの資金があれば始める事ができますか?
投資型は1万円から、非投資型は数百円から可能です

まず最初にクラウドファンディングは5つのタイプに分かれているので、どのタイプのクラウドファンディングなのかによって必要な資金が異なります。
投資型である融資型、ファンド型、株式型などは1万円ほどの資金から始める事が可能で、非投資型の購入型、寄付型は数百円というリーズナブルな金額から始める事ができるため、為替取引のように初心者でも参加の敷居が高いということはありません。
特に資産運用を行うという面から見ると「ある程度資金がないと始められないのではないか」とよく思われがちですが、少ない資金からでも開始できるのが投資型クラウドファンディングの魅力です。
それでは下記でそれぞれの特徴や注意点を見てみましょう。
【投資型】融資型、ファンド型、株式型

投資型は基本的に金銭的なリターンを目的としたクラウドファンディングです。貸し付けを行った金額に応じた元利金を受け取ったり、株式の売買などでキャピタルゲインを得ることが出来ます。
投資額は1万円などの少額から行えるものもあれば、10万円、50万円と高額なものもあるので、最初はリスク面を配慮した少額の投資から始めるのがオススメです。仮に100万円を運用する場合でも、一つのプロジェクトに全額貸し付けを行うのではなく、貸し付け先を分散させることで高額資金運用も低リスクで行う事が可能となるので、分散投資を心掛けましょう。
また、投資型クラウドファンディングの注意点として利益額が20万円を超える場合に関しては確定申告が必要で、所得に対する課税があるため税金面の事を把握したうえで資産運用を行うよう必要があります。
【非投資型】購入型、寄付型

次に非投資型のクラウドファンディングです。
非投資型のクラウドファンディングは購入型と寄付型の2つに分かれており、500円~と言った少額からクラウドファンディングを行う事ができます。
購入型の場合は資金提供の見返りとして商品、またはサービスの一部がリターンとして提供者の元に返ってくるため、通常の商品購入と変わらず確定申告などは必要ありませんが、寄付型の場合確定申告を行う事で税金を少なく出来るケースもあるため注意が必要です。
投資型と比較すると金銭的なリターンがないため貸倒れなどの心配はありませんが、どんなに優れた商品力があってもプロジェクトが失敗する可能性はあるので見極めは必要となるでしょう。
目的に合わせたクラウドファンディングを始めよう
一言にクラウドファンディングと言っても様々なタイプがあることを上記で説明しましたが、低額から始められるものという点についてはどのタイプのクラウドファンディングも共通して当てはまります。
「共感出来る夢を応援したい」「銀行は金利が低いから貸し付けで資産運用をしたい」「復興支援のために寄付をしたい」などクラウドファンディングを行う目的は出資者によって様々なので、自分の目的に合わせたクラウドファンディング業者を選ぶ事が大切です。
コメントを残す