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資産運用の際にどのクラウドファンディングタイプ選ぶ?

投資型のオススメを教えて下さい

FXや株のようなリスクの大きい資産運用をこれまで検討していましたが、安定性のある運用方法を求めていた所クラウドファンディングを見つけました。

投資型ということで金銭のリターンを目的とした貸し付けを行いたいのですが、融資型、ファンド型、株式型と種類が複数あるようなので、オススメのクラウドファンディングを教えて下さい。

市場規模の全体のうち約半数を占めるのが”融資型”

国内クラウドファンディングの新規プロジェクト支援額(市場規模)推移 資料:矢野経済研究所

ご指摘の通りクラウドファンディングにはいくつかのタイプに分かれており、それぞれ性質が異なります。日本人は投資という言葉に対してあまり積極的ではないため、購入型クラウドファンディングの事業者に注目が集まる傾向にありますが、世界に目を向けてみると”融資型(貸付型)”の比率が購入型、寄付型を含めた全体の割合のうち、半数以上を占めている程人気です。

これは上記の矢野経済研究所から発表されている資料(上記表)をみてもわかるように、日本国内も年々その傾向が強くなっていて今では市場の大半を投資型が占めている状態です。それでは下記で各投資型クラウドファンディングの特徴などを見てみましょう。

融資型クラウドファンディングの特徴

前述した通り、非投資型(購入型、寄付型)を含めたクラウドファンディングの中で最も利用されているサービスです。日本国内でも銀行定期預金の金利(0.025%)と比較しても圧倒的に高いな金利を誇るため、年々利用者が増えている資産運用方法と言えるでしょう。

また、投資型クラウドファンディングの中でも融資型は予め金利が決まっている事から見通しがつけやすく、貸倒れ率も低い事から「リスクを最小限に留めた、時間を味方とした投資」としての安心感があります。

一方で金利が予め決められているため、想定していた利益以上のリターンは殆ど期待できない点がデメリットです。返済元利金の金利が途中で上がることはありませんので、後述するファンド型や株式型のように利益幅が増える事は殆どありません。

メリット:ファンド型、株式型と比較して安定した利益が見込める
デメリット:予め金利が決まっているため利益幅の増加に期待できない

ファンド型クラウドファンディングの特徴

ファンド型は資金調達を行う事業者が定めた配当方法で分配金が支払われる形式のクラウドファンディングです。基本的には売上高に応じたリターンを得る事ができるため、事業者が行った事業で想定より多くの売上がある場合はリターンされる元利金も多くなります。

しかし、もちろん売上に応じたリターンとなれば最悪元利金が戻ってこないというケースも考えられるため、出資する場合は事業主が行おうとしているサービス、または販売する予定の商品などを総合的に判断する必要があると同時に、ほかの事業が原因で倒産するリスクも含めて出資先を選定しなければなりません。

融資型と比較すると利益幅が見込めるため、出資先を選定する千里眼にあるならファンド型のクラウドファンディングを行うほうが手っ取り早く利益を得る事ができるでしょう。

メリット:安定性では融資型に劣るが利益幅が見込める
デメリット:出資先の売上が上がらなかった場合、損益を被る

株式型クラウドファンディングの特徴

最後に株式型についです。

株式型は日本国内で最近やっと解禁となった、上記2つのタイプと比較すると利用者が少ないクラウドファンディングです。主にベンチャー企業などの非上場株を購入する事ができ、期間中の配当やキャピタルゲイン(株の売買益)で利益を得る事が出来ます。

韓国などでも合法化されるなど、各国で広がりを見せている株式型クラウドファンディングですが、日本ではこれまで非公開株式の個人への勧誘が日本証券業協会の自主規制によって禁止されていたこともあり、株式型クラウドファンディングを運営している業者がありません。

メリット:これまで購入できなかった非上場株を手に入れられる
デメリット:2016年4月現在、日本では運営業者がない

まとめ

ここまで説明したとおり、投資型クラウドファンディングも特徴が様々です。安定性を求めるのであれば融資型クラウドファンディングがオススメですが、多少のリスクはあっても利益幅が見込める資産運用を希望する場合はファンド型がいいでしょう。

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