【独占!】エメラダ・エクイティ代表取締役へ直撃インタビュー
普通株式ではなく「新株予約権」を利用したスキームを打ち出す株式型クラウドファンディング運営会社のエメラダ・エクイティから、2017年11月に第一号案件の募集が開始されました。
エメラダ・エクイティでは、個人投資家が従来はベンチャーキャピタル等の一部の投資家に限られていた成長途上のベンチャー企業に1社49万円まで投資でき、IPOやM&Aにより投資のリターンを受け取ることが可能になります。
これまで日本であまり広がっていない株式型クラウドファンディングですが、エメラダ・エクイティはどのような企業なのか、代表取締役へインタビューを行いました。

エメラダ株式会社代表取締役 澤村帝我
慶應義塾大学卒業。エメラダ・エクイティ創業前は野村證券およびゴールドマン・サックス証券の投資銀行部門にて企業買収および資金調達の助言業務に従事。
エメラダ・エクイティとは?
サービス開始にあたって
エメラダ・エクイティについて

エメラダ・エクイティとは一体どんなサービスになるのでしょうか?簡単に特徴を教えて下さい。

個人が、少額から未上場のベンチャー企業に、オンライン上で投資ができるサービスです。エメラダ・エクイティの特徴は、プロの投資家が既に出資する先に投資案件を限定しており、投資家に一定の安心材料を提供している点です。
従来一部の富裕層や特別なコネクションがある人に限定されてきた未上場のベンチャー企業への投資機会を、一般の個人にも開放しています。
澤村社長の経歴について

澤村社長はゴールドマン・サックスご出身という経歴をお持ちですが、その中で株式型クラウドファンディングに目をつけたきっかけとは何だったのでしょうか?

私は、ゴールドマン・サックス証券と野村證券で、企業の資金調達、IPO、M&Aの助言に従事してきました。
顧客企業の中には、テクノロジー業界の企業も含まれます。大企業における資金調達は企業側、投資家側ともに十分な情報や知識が蓄積された、極めて効率的な資本市場の世界がありました。
ただ、未上場の世界に目を向けると、そこには、資金調達をサポートする仕組みがまだまだ整っておらず、企業側にも財務のプロと呼ばれる人は少なく、お金の出し手とお金の受け手の間の情報の非対称性が大きいと感じました。その結果、経済の次の成長を担うエネルギーが削がれているのではないかと思いました。
米国に行ったときに、株式投資型クラウドファンディングの仕組みを知り、未上場企業の資金調達の選択肢を増やすことで、自分の問題意識を解決できるのではと考えるに至り、起業を決意しました。
エメラダ・エクイティならではのサービスはある?

アメリカでは、先行投資家がすでに投資している案件に投資ができる「AngelList」という類似サービスがありますが、AngelListとは異なるエメラダ・エクイティならではのサービスがあれば教えて下さい

AngelListはSyndicate(シンジケート)という著名なエンジェル投資家の投資案件に相乗りできる仕組みを提供しており、エメラダ・エクイティもプロの投資家が既に投資している案件に投資をしてもらう仕組みとなっています。この点は、他の株式投資型クラウドファンディングとは明確に異なる点です。
違いを上げると、これは米国と日本の規制の違いが影響していますが、エメラダ・エクイティは一般の個人投資家に対して幅広く口座開設の機会が開かれているのに対して、Angel Listで投資をするためには一定の年収、資産、投資経験等を満たした「Accredited Investor(適格投資家)」としての証明をすることが必要となっています。
また、エメラダ・エクイティの特徴としては、投資後にエメラダが起点となり、個人の投資家が投資をした起業家をサポートしていけるコミュニティを形成する点です。投資をして終わりではなく、その企業と投資家が伴走していけるようなサービスになっていくと思います。
どんな投資家におすすめ?

エメラダ・エクイティをどのような投資家に利用してもらいたいと思いますか?どんな投資家におすすめか教えてください

エメラダ・エクイティは、未上場有価証券への投資リスクを理解していただいたうえで、個人の投資家の方に幅広く利用してもらいたいと考えています。
新しい運用商品として魅力を感じていただいても良いですし、気に入った企業を応援するために投資をしていただくでも良いと思います。
我々の想いとしてはエメラダ・エクイティを通じてリスクをとって挑戦する成長企業を、社会全体としてサポートする仕組みを投資家の皆さんと一緒に作っていきたいということです。
投資家登録について

株式型は投資家登録の査定のハードルが高い印象がありますが、エメラダ・エクイティでは登録の基準をどのように考えていますか?投資家登録への最低限の基準設定などがあれば教えてください。

具体的な開示はできませんが、口座開設時に投資経験、収入、資産等に関する質問への回答を入力いただいたうえで、当社で適合性を判断しております。
ただし、それほど難しいことではなく、未上場企業への投資の一般的なリスクや心構えについて、ご理解いただけているか否かを確認させていただいております。
案件についての質問
案件の選定基準について

投資家として気になるのは成長見込みがある企業か?という点だと思いますが、掲載する企業はどのような基準・審査で選定しているのでしょうか?

当社から直接お声かけさせていただいた会社を、社内審査会を通じて最終的に掲載を決定しています。審査項目は多岐に渡りますが、3つほど特に重要な点があります。
まずはベンチャーキャピタル、事業経営や投資において、実績のあるエンジェル投資家のようなプロの投資家が先行して投資をしているかです。
また、経営者の素質や事業にどれくらいコミットしているかについても、既存投資家や直接経営者へのインタビューを実施して確認しています。
さらに、事業領域の市場規模やその成長性も、企業の成長見込みを見極める重要な要素として、各種データやインタビューを通じて確認しています。
企業の期待値はどれくらいか

企業の期待値(IPOまたはM&Aが実現する割合や期間など)は最初にどれくらいのラインを想定して案件を掲載しているのでしょうか?

我々の想定するラインを申し上げることは難しいですが、ベンチャー投資の世界では、10社に投資をしてそのうち数社が成功し、残りの会社への投資の損を帳消しにする利益を上げると一般的にいわれています。時期についてはまちまちだと思います。
よって、投資家の皆さんにはできれば複数の企業に分散投資をしていただきたいと申し上げています。
エメラダ・エクイティの仕組みについて

エメラダ・エクイティのクラウドファンディングの仕組みについての特徴や、その意図について教えていただけますか?

他の株式投資型クラウドファンディングと明確に異なる点は、有望なスタートアップに特化したプラットフォームだという点です。我々は、金融庁と半年以上話し合い、「エメラダ型新株予約権」という商品性を開発しました。
他の株式投資型クラウドファンディングは、普通株式を利用しています。普通株式では、有望なスタートアップは活用しません。
なぜなら、数百人の個人株主が議決権を保有するとなると、頻繁に開催する株主総会や様々な事務手続きが煩雑になり、事務負担が極めて大きくなるからです。こうしたスキームは、ベンチャーキャピタルから敬遠されます。

なるほど、たしかに創立間もない企業にとって、頻繁に株主総会を行うことは少し荷が重いかもしれませんね。

そうです。逆に、普通株式でクラウドファンディングを利用する企業というのは、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家からお金を調達できないところになります。
ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から出資を受けられない企業は、IPOやM&Aのエグジットが見込めないと思われていることになります。
また普通株式を活用した場合、その後ベンチャーキャピタルから出資を受けることは難しくなり、成長しにくくなってしまいます。これらはスタートアップ業界の様々な関係者にヒアリングを行った結果です。
「エメラダ型新株予約権」は、議決権を付与しないもののIPOやM&A等の時にリターンを普通株式同様に得られる仕組みです。この仕組みによれば、エンジェル投資家やベンチャー企業から調達した企業が使いやすいです。
ですので、我々は「プロの投資家」が既に出資をしているという条件を加えても、有望なスタートアップが我々のプラットフォームを活用してくれています。
我々は、応援の要素も然ることながら、リターンが出るような仕組みを作ることに専念しました。普通株式ではそれが出来ないと思いました。ですので、今の形に落ち着いています。

確かに、このスキームを使えば今まで株主総会や様々な事務手続きがあって普通株式の取り扱いを敬遠していた優秀なスタートアップ企業がエメラダ・エクイティに集まる可能性が高いということですね!
企業関係者でも投資は可能?

株式型クラウドファンディングはインサイダー取引規制の対象外になるという話を聞いたのですが、募集を行う企業の関係者でも案件に投資することができるのでしょうか?

はい、募集を行う企業の従業員や取引先、既存の株主であっても株式投資型クラウドファンディングで投資をすることは可能です。
ただし、投資金額は年間50万円までという規制がありますので、過去1年以内に募集企業の株式を買っている方は、注意が必要です。
案件の種類について

飲食、IT、製造など様々な業種の企業があると思いますが、今後どのジャンルの案件が多くなりそうですか?また、今後の案件情報について何か分かっていることがあれば教えてください。

現在、色々なベンチャー企業の経営者と話をしておりますが、テクノロジー関連企業、消費財関連企業、ハードウェア開発企業の三つの業種の案件が多くなる可能性があると思っています。第一号案件の会社は2つ目のカテゴリーに当てはまりますね。
ちなみに、英国の株式投資型クラウドファンディング運営企業の最大手のCrowd Cube社が2016年3月末時点で発表しているデータによると、取り扱われる案件の業種は、テクノロジー関連、小売り・消費財関連がそれぞれ全体の3割程度を占め、ハードウェア開発企業を含む様々な業種が残りを占めるという結果もあります。
エメラダ・エクイティのスキームについて

普通株式や優先株式ではなく、新株予約権に目をつけたという点はユニークな発想だと思いますがこれはなぜでしょうか。また、スキームからも他の運営会社との違いが多く見られますが、最適なスキーム作りを行うために重要視した点などがあれば教えてください。

「エメラダ・エクイティの仕組みについて」でも触れましたが、端的に申し上げると、質の良いベンチャー企業にエメラダ・エクイティを使ってもらいたい、またそのような企業を投資家の皆様に紹介したいからです。
普通株式等でクラウドファンディングを行い数百名の株主が増えてしまうと、企業にとって株主管理の手間が非常に大きくなってしまいます。株主は議決権を有しており、企業は重要な意思決定の際は必ず株主総会を開き、株主に議決権行使の機会を与えることが、会社法で定められています。
我々自身も創業2年目のベンチャー企業なので身をもって感じていますが、ただでさえ社内リソースの少ない未上場企業で、このような多数の株主に対する株主管理の負担を負うことは現実的ではないですし、企業がスピード感をもって経営の意思決定をすることが難しくなる可能性があります。
また、株主が増え過ぎてしまうと、次回以降の資金調達を行うことが難しくなってしまうリスクもあります。

今回の新株予約権を利用とするスキームは、エメラダ・エクイティ自身がベンチャー企業であるという経験から導き出されたということですね!

そこで、ベンチャー企業の経営者、ベンチャーキャピタル、法律や税務の専門家、規制当局などとの議論の結果、我々が行き着いたのがこのエメラダ型新株予約権です。
そして実際にこのスキームであれば安心して資金調達を検討できるということで、多くの優良な企業が我々に興味を示してくれています。
受け取れる株式数について

エメラダ型新株予約権は受け取れる株式数が、投資時ではなく将来決まるという特徴がありますが、株式数の決定を将来に先延ばしすることで得られるメリットとは何でしょうか?

エメラダ・エクイティが対象とする企業は、スタートアップ企業が中心です。まだ業歴が浅く十分な実績値が出ていない時点で、妥当な企業価値を算定することは非常に困難です。
そのため、この時点で取得できる株式数を決めてしまうことは、必ずしも投資家の利益にならない可能性があります。
であれば企業価値の算定を、より事業が進捗しているあろう将来まで先送りし、次回の資金調達時にプロの投資家が行う企業価値評価に基づき取得できる株式数を決定すれば、取得できる株式数はより妥当な値になる可能性が高いとの考えに基づいています。
ただし、先に投資をしたわけですから、その分はリスクを取ったということで、次回の資金調達時の投資家よりも有利な条件で株式数を決めることが出来ます(「エメラダ型新株予約権」の詳細はこちらを、ぜひご確認ください)
この取得できる株式数の決定を先伸ばしする手法は、「コンバーティブル・エクイティ」と呼ばれ、米国シリコンバレーのアーリーステージのベンチャー企業投資においてごく一般的に使われていますし、最近では日本のベンチャー企業投資においても利用が普及しています。
リスク面についての質問
主なリスクについて

主なリスクについて教えて下さい。もしも出資した企業のIPO、M&Aが実現しなかった場合、投資していた資金はどうなるのでしょうか?

エメラダ型新株予約権の換金の機会は、基本的にはIPOかM&Aが起こった時に限られます。
ただし、IPOやM&Aが10年間の行使期間内で起こらなければ、最後の1か月間は自由に行使をして普通株式を取得できる期間が設けられており、その後は普通株主としてIPOやM&Aの機会を待つ、若しくは譲渡による換金の機会を探すということになると思います。
また、投資した企業が倒産してしまった場合は投資した資金が回収できないリスクがあります。さらにM&AやIPOが実現したとしても、その時の評価額次第では投資した資金を回収できないというリスクもあります。
繰り返しになってしまいますが、未上場の有価証券への投資はリスクが高いため、慎重にご判断いただき、ご自身の投資ポートフォリオの一部を分散して投資することをお勧めします。
エメラダ・エクイティで投資するメリットとは

リスク面を考えると、株式型クラウドファンディングの敷居は少し高そうに感じますが、エメラダ・エクイティで投資するメリットとは何でしょうか?

未上場の有価証券への投資のリスクは高いですが、一方で成功した時のリターンが大きいことは事実です。また、エメラダ・エクイティは単に投資をして終わりではなく、その企業に対して投資家がサポートを提供できる機会を提供していく予定です。
我々はこれを、「拡大版エンジェル投資家コミュニティ」と呼んでおり、そのコミュニティに是非参加いただきたいと思っています。
シリコンバレーではUberやAirbnbに、初期から投資をしていたエンジェル投資家達が「私はこの会社に初期から投資をしていた」と誇らしく語っており、それが一種の社会的なステータスになっています。
リスクを取った投資家を称賛する文化は素直に素晴らしいですし、日本でもそのような文化が根付いていくべきだと我々は考えています。投資家の皆さんにも、エメラダ・エクイティでの投資をそのきっかけとして捉えていただければ嬉しく思います。
企業の信頼性について

未上場の企業へ出資するということで、企業の信頼性や経営能力が気になるという方も多いと思います。そのような投資家の不安を和らげるために工夫している面などがあれば教えて下さい。

繰り返しになりますが、プロの投資家が既に出資している企業に絞っているという点ですね。今後はプロの投資家の名前だけではなく、過去の投資実績や経歴などの情報も出来る限り開示をしていきたいと考えています。
そのうえで、我々自身もしっかりと調査、審査を行い、その結果を募集コンテンツ等で情報開示をしっかりと行っています。
セミナーに関する質問
今後のセミナーの予定は

今後セミナーを行う予定はありますか?

「今から始めるスタートアップ投資」入門セミナーと題して、個人投資家の皆様向けに平日朝晩、東京の大手町のFinolabにて毎日セミナーを開催しております。当社では、投資家様との対話の場をより多く持ちたいと考えておりますので、是非下記のリンクからお気軽にお申し込みいただければと思います。
最後に
エメラダ・エクイティの強みについて

近年、株式型クラウドファンディングの営業者も増えてきています。しかし、その中でもエメラダ・エクイティにしかない強みとは何だと考えていますか。

①「エメラダ型新株予約権」という独自のスキームを考案し金融庁と交渉できるチーム力
②ベンチャー業界内での起業家やベンチャーキャピタル、エンジェル投資家とのネットワーク
③その結果としてエメラダ・エクイティは今後も質の良い案件をコンスタントに紹介していけること
以上の3点だと考えています。
我々は、ゴールドマン・サックス証券、野村證券、三菱UFJモルガンスタンレー証券等の証券会社出身の専門家が経営している会社です。そのため、証券実務をしっかりと理解したうえで、有望なスタートアップが活用するスキームを考案することができます。
また、我々は、「Forbes JAPAN」12月号の「世界を変える、期待のスタートアップ50社」に選出されています。これはベンチャーキャピタルやスタートアップ業界関係者とのパイプが強く、その業界からの評価が高い事を意味します。ですので、ネットワークを最大限活用可能です。
今後の展望について

エメラダの会社としての今後の展望を聞かせて下さい。

エメラダ・エクイティは、エメラダの目指す「未上場の成長企業の成長をサポートする次世代オンライン金融機関」になるための第一歩です。エメラダ・エクイティでは、比較的業歴の短い未上場企業に向けたエクイティによる資金調達の選択肢を提供していきます。
一方で、我々は来年の早いタイミングで、より業歴の長い会社に対してデット(融資)による資金調達手段を提供するサービスも開始する予定です。
次世代を担う成長企業に、最適な手段や手法で資金を融通していくことで、既存の金融機関を再定義していきたいと思っています。
投資家へのメッセージ

最後に投資家になにか一言メッセージをお願いします。

私は、先日ZUU Onlineさんのインタビューの中で、エメラダ・エクイティでの投資を「熱量」のある投資と表現しました。
そこで込めた想いとしては「エメラダ・エクイティでの投資は、すぐにリターンを求めるのではなく、アーリーステージの企業に投資をして、その人なりに自分の経験や人脈を生かして企業をサポートする。それができれば、これは(企業を)ゼロから0.1や0.2にする世界ではないかもしれませんが、0.1か0.2から0.5ぐらいに成長させるカーブをサポートすることになる。その積み重ねが、日本経済の成長やイノベーションの後押しにつながるでしょう。」ということです。
皆さんにも是非 “拡大版エンジェル投資家”のコミュニティに参加してもらい、投資家自身がイノベーションを支える主体になってほしいと思っています。
インタビューの感想

今回はエメラダ・エクイティの澤村代表取締役にインタビューさせていただきました!
まだ日本では普及が少ない株式型クラウドファンディング運営会社ということで、この機会に多くの質問をしましたが、丁寧に答えてくださってありがとうございます。
特に、あまり聞き慣れない「新株予約権」について詳しく聞けたので良かったです。株式型クラウドファンディングはどうしてもある程度の長期の保有が必要になるので、優秀なスタートアップ企業がエメラダ・エクイティを活用する可能性があるというお話はとても興味深いものでした。
しかし、インタビューにもあったように、未上場企業の株式に投資する投資家の多くが「10社に投資をしてそのうち数社が成功し、残りの会社への投資の損を帳消しにする利益を上げる」ことを期待して投資を行っているというお話がありました。
やはり、未上場の有価証券への投資ということから、リスクが高いというのは否定できないかもしれません。また、融資型クラウドファンディングなど初心者向きの金融商品に比べると、株式型クラウドファンディングの投資家登録は査定のハードルが高いことが想定されます。
そのため、ある程度投資の経験・資産のある方が対象になる可能性もありますが、今回のインタビューにもあったように、投資家登録の基準は未上場企業への投資の一般的なリスクや心構えについて理解しているかどうかが基準となるようです。
投資家としてリスクをしっかりと把握しておくことは必須。その上で最低限必要なリスク対策として、分散投資、余剰資金での投資を心がけておくことが、エメラダ・エクイティで投資する上でのポイントとなるでしょう。
一方で、IPOやM&Aによって成功した場合のリターンが大きいことや、投資することによってその企業をサポートできる機会が持てるというのは大きなメリットです。自分が投資した企業が将来「Google」のような世界的大企業に成長するかもしれないと考えると、なんだかとても夢が広がります。
また、これまで未上場企業への投資は一般の投資家が投資できる機会がほとんどありませんでした。しかし、エメラダ・エクイティを通して、個人がベンチャー企業をこれまで以上に身近に感じることができ、企業の方針や理念に共感して投資できるのも大きなメリット。
ベンチャー企業への投資に興味がある、新しい投資にチャレンジしてみたいという方は、ぜひ一度エメラダ・エクイティをチェックしてください。
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