主に地震による災害の復興支援や発展途上国への支援などにネット上で寄付を行う事が出来ます。
この寄付型は寄付した後も活動報告や相手の顔を知る事ができ、自分のお金がどのように使われたのかが分かるという安心感や社会貢献への達成感を得られるというのが最大の特長です。
また、広まったきっかけは2011年の東日本大震でしたが、2016年4月に起こった熊本地震では多くの人に活用されたことからも、ネットで誰もが寄付を行える寄付型クラウドファンディングの需要性はかなり高まっていると言えるでしょう。
また、融資型(貸付型)、事業投資型(ファンド型)、株式型、購入型の4種類とは異なりリターンという概念がないのも寄付型クラウドファンディングの特徴です。
稀に活動に対する活動報告やお礼状が届く程度ですが、一般的な寄付とは異なり支援金が何に使われているのかが分かるという透明性がある分、寄付を目的とした利用者には使い易いシステムとなるでしょう。
寄付型クラウドファンディングには寄付後に資金提供先の個人や団体が期待通りの動きをしてくれない可能性もあるというデメリットが存在します。
その場合、もちろん何らかしらの原因によりうまく活動が進んでいない場合も考えられますが、怖いのは詐欺の可能性です。これは知らない相手にお金を渡すということで言うとクラウドファンディングに限ったことではないですが、十分に気をつける必要があると言えるでしょう。
しかし基本的に寄付型クラウドファンディングでは、運営サービス業者によってプロジェクト掲載の審査を行い、目的や起案者の情報をしっかりと開示することでそのような詐欺を防止しています。また、前述したように寄付した後も活動の状況や相手の顔などが見れるので、自分のお金が何に使われたのかが分かるという安心感や達成感を感じることができるというメリットがあり、比較的安全性が高い寄付を行えるのです。
寄付型
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