当サイトおすすめ業者

裏話満載!ソーシャルレンディングサミット参加レポートまとめ

裏話満載!ソーシャルレンディングサミット参加レポートまとめ

2017年3月8日に東京で開催されたクラウドポート主催「ソーシャルレンディングサミット」に参加してきました!

ソーシャルレンディングは別名で投資型クラウドファンディングとも呼ばれており、お金を借りたい企業と個人の投資家を繋ぐサービスとして、近年日本でもその市場規模は拡大中。株やFX、投資信託などとは違い、誰もが少額から短期で投資に参加することができる新しい資産運用として注目されています。

今回はそんなソーシャルレンディングの大型イベントに参加しないわけがないということで、普段聞くことができない話や感想などをレポートにまとめました。これからソーシャルレンディングを始めたいと思っている方、すでに投資を開始している方もチェックしてみて下さい。

ソーシャルレンディングサミットの概要

ソーシャルレンディングサミットの概要
・開催場所:東京ミッドタウン
・主催:クラウドポート
・参加者:60名(※満員で大好評だったようです)
・参加業者:maneo、クラウドクレジット、オーナーズブック、ラッキーバンク、タテルファンディング、キャンプファイヤー

今回はソーシャルレンディング業界の中から、業界最大手のmaneo(マネオ)、海外投資に特化したクラウドクレジット、不動産投資のエキスパートであるオーナーズブック、業界でも人気の高いラッキーバンク、アパートに投資できるタテルファンディング、購入型クラウドファンディング業界では最大手で、2017年の夏に参入を予定しているキャンプファイヤーの6つの営業者が参加しての開催となりました。

その中でも特に注目が高かったのは、2017年の夏にソーシャルレンディング業界への参入を予定している購入型クラウドファンディング最大手の「キャンプファイヤー」。GMOペパボの創業者としても知られ、現在キャンプファイヤーの代表を務める家入一真さんが実際に登壇して、今後どんなサービスを展開していくのかということを語りました。

また、プログラムの内容も非常に充実しており、各営業者5分間のプレゼン、各営業者代表が全員参加してのパネルディスカッション。そして実際にソーシャルレンディングで投資して実績をだしている投資家2名による体験談もあり、思わず投資をはじめたくなるような話を聞くことができました。

主催のクラウドポートについて

それではそんなソーシャルレンディングサミットの話をする前に、ここでソーシャルレンディングサミットの主催者であるクラウドポート(CROWDPORT)について紹介したいと思います。

クラウドポートとは?

クラウドポート
公式サイト:クラウドポート

クラウドポートは株式会社クラウドポートが運営する、ソーシャルレンディングのファンド比較サービスです。現在国内に20社近くあるソーシャルレンディング各者のファンド情報を比較でき、より良い投資の機会を投資家に提供することができるメディアサイトとして2016年にサービスを開始しています。

代表の藤田雄一郎社長は、元々クラウドバンクで執行役員を務めていた方のようで、クラウドバンクをサービス開始から約2年半で80億円の資金を集めるプラットフォームに成長させたソーシャルレンディング業界のエキスパートでもあります。

そして、その藤田社長ですが、ソーシャルレンディング業界のことを知り尽くした方ということから、サミットで実際にお会いする前までは勝手ながら少し堅そうな人ではないかなと想像していました。しかし、イメージしていた人物像とは違って非常に物腰が柔らかい方でなんだかホッとしたのを覚えています。

そんな藤田社長が立ち上げたクラウドポートはソーシャルレンディングの情報発信、比較ができるサイトとして、今後ソーシャルレンディング業界を牽引していくであろうサービスであることは間違いないでしょう。

制限時間は5分!各事業者プレゼンコーナー

ソーシャルレンディング各事業者プレゼンコーナー

そして、今回のソーシャルレンディングサミットの見どころの一つとなったのが、参加している営業者によるサービス、魅力を紹介するプレゼンです。

しかし、一度にこれだけの営業者が集まって話が聞けるということは珍しく、ソーシャルレンディング最大手のmaneoから、まだ参入予定のキャンプファイヤーまで6営業者が集まったということで非常に貴重な時間になったように感じます。

また、このプレゼンですが、通常のプレゼンと違って制限時間が“5分”とかなり短いのが特長。それだけに内容がギュッと詰め込まれており、非常に濃いプレゼンになっていたのが魅力的でした。今回はそんな濃いプレゼン内容の中から、特に印象に残っている話を各営業者ごとにまとめたので、今後の投資の参考にして下さい。

maneo

maneo

ソーシャルレンディング業界大手のmaneo(マネオ)は、今回代表の瀧本憲治社長の代わりに取締役を務める安達義夫氏によるプレゼンが行われました。

業界最大手として知られているmaneoですが、安達氏によるとmaneoはここ半年でユーザー登録数が倍増しているとのこと。このような背景から、安達氏も時代がソーシャルレンディングに向いてきていると察知しているようです。

maneoのような老舗サービスがこのように話していることからも、今後ソーシャルレンディングという新しい資産運用方法が私たちの生活に馴染んでいくことは間違いないでしょう。

また、maneoは2016年からGMOクリックホールディングスが株主となっていますが、今後は銀行や証券会社とも提携していきたいとのこと。また表示されていたパワーポイントの中には、将来的にはインカムゲイン型のリスク分散型商品を組性し、より保守的な層の余剰資金が眠りから目覚めるように促したいと記載されてあり、今後ますますmaneoが新たなサービスを展開してくことが予想されます。

maneoは業界でも成立ローンがすでに600億円を超えており、まだまだ新規参入した他社とは比べ物にならない実績を持っています。やはり貫禄があると言ったところか、5分間の短時間であるにも関わらず、安達氏は焦ることなく非常に丁寧に話を進めているのが印象的でした。

マネオ
マネオ

国内最大手!期待利回り5.0~8.0%、償還実績多数の安心感で業界シェアNo.1を誇る業者といったらココ!

公式サイトはこちら

クラウドクレジット

クラウドクレジット

クラウドクレジットは代表取締役の杉山智行社長が登壇しました。杉山社長は東京大学卒業後、クラウドクレジット設立の前にイギリスのロイズ銀行に務めるなど、日本、海外問わず様々な金融事業に携わってきた人物です。

そんな杉山社長が語ったクラウドクレジットですが、他社とは違う海外投資という面から、ほとんどのファンドが9~10%以上のリターンが期待できる案件内容となっているのが魅力となっています。

もちろん海外投資なので為替リスクがありますが、為替ヘッジつきのファンドもあり、杉山社長曰く現在クラウドクレジットで投資している投資家の3分の2が為替ヘッジつき案件に投資しており、残りの3分の1が為替ヘッジなしの案件に投資しているとのことでした。

また、今後はポジション一括管理を導入するとのことで、投資家が自分で期待リターンを確認できたり、自分で想定為替レートを設定して期待リターンを確認したりすることができるようになるとのこと!よって他社とは少し違うソーシャルレンディング投資を求めているという方や、日本にはない少し高めのリターンを狙っていきたいという方におすすめできるサービスだと言えるでしょう。

今回5分間という短い制限時間の中でのスピーチでしたが、一番スピーチ内容が詰まっていたのがこのクラウドクレジットのプレゼンではないかと思います。5分間の中でどこまで紹介できるか、杉山社長の熱い思いが伝わってくるようなプレゼンで個人的にも好印象を受けました。

クラウドクレジット
クラウドクレジット

期待利回り7~14%以上の海外投資!少額1万円から高金利収入が狙える新しい資産運用のカタチを提供!

公式サイトはこちら

オーナーズブック

オーナーズブック

オーナーズブックも代表取締役の岩野達志社長が登壇。岩野社長は自身も不動産鑑定士、宅地建物取引士の資格を持つ不動産のプロで、今回参加している営業者の中でも一番不動産に詳しい人物だと言っても過言ではないでしょう。

そんな岩野社長が語ったオーナーズブックの一番の魅力は堅実な運営を行っているということです。オーナーズブックは不動産投資に特化したソーシャルレンディングサービスとしても知られていますが、現在の従業員は不動産鑑定士5名、宅地建物取引士が13名と不動産のプロが集結した会社だということ。

そのことからも、案件の安全性については特に力を入れているようで、担保のLTV率は80%をクリアするなど、不動産のプロが常にリスクをコントロールして案件を厳選しています。

そこで岩野社長のスピーチで印象に残っているのが「10戦10勝を目指す」という言葉。オーナーズブックの利回りはそこまで高くはないものの、いかに安全に投資できるかを焦点に充てているとのことなので、初心者の方や少額からリスクが低めの不動産投資をはじめてみたいという方におすすめです。

また、今後はリスクは多少高くても、数十パーセントの利回りが目指せるエクイティ型も提供していきたいとのことなので、収益性を重視する人もさらに楽しむことができるサービスになることが予想されます。

これは余談ですが、今回のサミットでオーナーズブックにボールペンやシールを頂きました!実はこのボールペン、管理人は懇親会の際にもらっていたのですが、それ以来愛用しているため、なにげに嬉しかったです。このように来場者に対する心遣いの精神があるのもオーナーズブックならではの魅力だと思います。

オーナーズブック
オーナーズブック

新しい資産運用として少額1万円から不動産投資が可能!不動産のプロが多く在籍する営業者として投資初心者にも人気

公式サイトはこちら

ラッキーバンク

ラッキーバンク

ラッキーバンクは代表の田中翔平社長が登壇しました。実は田中社長はまだ26歳ということで、「業界最年少」と力強く聞こえてきた言葉がとても印象に残っています。

しかし、田中社長は20代という若さながら、富裕層を対象とした資産運用コンサルティングでキャリアを積んできた人物。ラッキーバンクを業界でも不動の地位に築きあげてきただけの貫禄がありました。

そしてそんな田中社長が語ったラッキーバンクですが、2017年1月には成立金額も75億円突破と右肩上がりで順調に伸びているようです。また、2016年には「LBIリアルティ株式会社」を設立し、事業の拡大を図っています。

しかし、実績を見ていたところ、2017年2月はユーザー登録数の方が振るわなかったとうです。これには色々と諸事情があるとのことでしたが、ラッキーバンクは2017年1月に金融庁が検査に入っており、その影響がでたという可能性は考えられます。

田中社長がこのソーシャルレンディングサミットに参加しているということから、金融庁の検査自体は特に問題はなかったということでしょう。しかし、今回タイミング的に一番大変であったのは田中社長に違いありません。

ラッキーバンク
ラッキーバンク

期待利回り年6%~10%(税引前)以上の不動産投資!全案件不動産担保付きで1万円から始められるので初心者でも安心!

公式サイトはこちら

タテルファンディング

タテルファンディング

そして、今回はタテルファンディングから執行役員の村上哲也氏が登壇しました。このタテルファンディングは東証一部上場の株式会社インベスターズクラウドが運営する不動産投資クラウドファンディングとして知られています。

不動産投資と言えば、先程紹介したオーナーズブックがありますが、オーナーズブックが1万円からオフィスビルやマンションなどに投資できるのに対して、タテルファンディングはデザイナーズアパートへ1口10万円からの投資になります。

そのため、タテルファンディングの方が若干オーナーズブックより敷居は高いと感じられますが、現在アパートの入居率は97%以上という実績があるという点、また、第一号案件は募集開始からわずか20分で募集が完了するなど、非常に人気が高いようです。

村上氏も非常に落ち着いて話をしていました。タテルファンディングの人気は凄いようで、第二号案件はわずか1分で募集が完了したようです。なかなか投資するのは難しそうですが、申し込んでみる価値はあるでしょう。

タテルファンディング
タテルファンディング

安全性の高い不動産に1口1万円から投資することができる不動産投資型クラウドファンディング!

公式サイトはこちら

キャンプファイヤー

キャンプファイヤー

そして今回のソーシャルレンディングサミットで、特に注目されていたのがキャンプファイヤーです。登壇したのは現GMOペパボを創業し、購入型クラウドファンディングの「キャンプファイヤー」で代表を務めている家入一真氏です。

そんなキャンプファイヤーが2017年にソーシャルレンディング事業に参入すると発表したのが2016年11月。そして今回、家入氏が語ったのは国内最大手の購入型クラウドファンディングであるキャンプファイヤーだからこそできることがあるということ。

ソーシャルレンディング、いわゆる投資型クラウドファンディングとはまた違う購入型を併用することで、多種多様な資金集めが可能になるのではないかということです。また、家入氏は購入型だけではまだ大きなビジネスにならないとも感じていると語っていました。

そのため、購入型ではできない小さな企業や個人が1円でもお金を集められることができたり、逆に銀行と違うカタチで自分の資産を運用していくためには、経済圏をどんどん大きくしていかなくてはならないという中で今回の参入を考えたとのこと。

よって詳しい詳細は今後明らかになっていくと思いますが、予定としては2017年の夏までに参入できるように準備を進めているとのことです。

家入氏がソーシャルレンディングに参入すると聞いた時は驚きました。家入氏はインターネット業界では非常に有名な方。そんな家入氏が参入することで、業界の知名度は上がり、今後ソーシャルレンディング、クラウドファンディングの更なる盛り上がりが期待できます。

キャンプファイヤー
キャンプファイヤー

国内最大手の購入型クラウドファンディングサイト。手数料は8%と業界安価で芸能人立ち上げのプロジェクトも多数!

公式サイトはこちら

ソーシャルレンディング投資家の体験談

ソーシャルレンディング投資家の体験談

そして今回のサミットで特に管理人が面白いと感じたのが、実際にソーシャルレンディングで投資している投資家の方から興味深い体験談を聞けたことです。

今回登壇したのは、「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」の管理人のけにごろうさん。また「ソーシャルレンディング赤裸々日記」のファイアフェレットさん。どちらもソーシャルレンディング業界では有名ブロガーさんでもあります。

けにごろうさんの体験談

ソーシャルレンディング投資家けにごろうさんの体験談

けにごろうさんはサラリーマン投資家として、企業に勤める傍らソーシャルレンディングで投資を行っています。

ソーシャルレンディングを始めたのは、株やFXで投資を行い、リーマンショックで資産の50%以上を失うという辛い経験をしたことがきっかけだったようで、毎月安定して収益を得られるソーシャルレンディングの魅力に気づいたとのこと。

最初は100万円から投資を始めたという、けにごろうさんですが現在の平均投資額は740万円で、今までに300万円近い利益を得ているようです。また、これまでにほとんどのソーシャルレンディング事業者で投資を行っており、今まで6年間での損失は5,000円以下というから驚きです。

実際に管理人もソーシャルレンディングは過去に個人向けの貸付にて損失が起きたという話は聞いていますが、これまでに特に目立って損失が起きたということは聞いたことがありませんでした。しかし、投資という分野においてこれほど損失が少ないというのは珍しいことです。

また、けにごろうさんは自らの経験を活かし「年利7%!!今こそ「金利」で資産を殖やしなさい!」という著書も出版されているので興味がある方は読んでみて下さい。

ファイアフェレットさんの体験談

ソーシャルレンディング投資家ファイアフェレットさんの体験談

そして次に登壇したのが、ファイアフェレットさんです。ファイアフェレットさんも現在会社員として働く傍ら、ソーシャルレンディングで投資を行うサラリーマン投資家の一人です。実はファイアフェレットさんもFX、株、投資信託に手を出すが惨敗し、その後ソーシャルレンディングで投資を開始したのこと。

そんなファイアフェレットさん、現在18のサービスで2,000万円以上を運用しており、今までに410万円以上の利益を出しているようです。また、一時期はのめり込み過ぎて生活に支障がきたすレベルでソーシャルレンディングに投資していた時期もあったとか。

もちろん、ファイアフェレットさん自身もそこまで投資するのはおすすめしないとのことですが、それほどまでに魅力的な投資法であるということを改めて実感することができました。実際に管理人もソーシャルレンディングで資金を運用中ですが、1つのサービスに投資すると他のサービスへと次々に投資したくなるのがソーシャルレンディングの魅力です。

また、ファイアフェレットさんは最後に分散投資の重要性についてお話していましたが本当にその通りなので、分散投資としていくつかのサービスを利用していくに越したことはありません。

2人の投資家に共通する失敗談

そしてそんなお2人の話を聞いてともに共通する部分が、株やFXで惨敗して資産の大半を失うという経験からソーシャルレンディングにたどり着いたということ。

特にファイアフェレットさんは自分は荒い価格変動に耐えられない心の弱さを持っているというようにお話していましたが、株やFXなどハイリスク・ハイリターンな投資先は、コツコツと資産を増やしていこうという堅実な投資家の方には向いていない投資法です。

ソーシャルレンディングは投資なので元本保証はありませんが、定期預金のようにお金を預けておくだけで後は放置していても勝手に収益が手元に入ってくるという仕組みの投資法。気持ち的にも非常に楽に資産運用ができるのがメリットです。

ソーシャルレンディングはこうした意味でも、初心者のみならず今までのように株やFXで投資に疲れたという方にも向いている投資法であると言えるでしょう。ソーシャルレンディング(別名貸付型クラウドファンディング)について詳しい仕組みを知りたい方は下記の記事も参考にしてみて下さい。

▼ソーシャルレンディングの基本
・ソーシャルレンディングの仕組み

パネルディスカッション

ソーシャルレンディングパネルディスカッション

そしてサミットの後半は各営業者によるパネルディスカッションが行われました。ここではクラウドポートの藤田社長がモデレーターとなり、ソーシャルレンディングの今後や課題などについての議論が飛び交いました。

「テーマ1」なぜソーシャルレンディングは盛り上がり始めたのか

クラウドポート藤田雄一郎氏

なぜここ数ヶ月でソーシャルレンディングは盛り上がり始めたのか?

maneo_安達義夫氏

現在900兆くらいの個人金融資産がねむっていると言われているが、そこに合わせて政府の後押しとメディアが使ってくれる機会が増えた。また、まじめにやる業者の実績が増えたことも要因として挙げられる。

クラウドクレジット_杉山智行氏

ソーシャルレンディングの事業者が増えてきたこと。また販売においても各社色々なPRの仕方があって、PRの幅広さで様々な投資家にアピールすることができているのではないか。ここ半年でクラレジットの手応えも変わってきた。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

ソーシャルレンディング、クラウドファンディングは不動産案件が多いが、不動産のプロの目線からみてどうか?

オーナーズブック_岩野達志氏

個人的な見解になるが、不動産マーケットは昨年の方がしんどかった。今年は不透明な部分が見えたので佳境に入っていると感じる。また、面白いのが貸金業者の数が金融庁の指導もあって十数年前に比べて減っているということ。それはグレーな部分が整理されてきたということでもあるが、その一方でお金を借りる人たちが借りづらくなっているので、クラウドファンディングが利用されてきているということが考えられる。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

ラッキーバンクは好調を維持しているが投資家を獲得するために何か行っていることはあるのか?

ラッキーバンク_田中翔平氏

特に特別なことはやっていない。市場自体に投資家が目を向けてくれるようになった。また、家入さん(キャンプファイヤー)のような方が参入してくれることによって、購入型クラウドファンディングから融資型にも目を向けてくれるようになってきたと思う。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

タテルファンディングは現在ファンドをだした瞬間に募集が集まる状況だが、最初から予想していたのか?

タテルファンディング_村上哲也氏

1号目のファンドの時に、もしかしたら1日、2日で埋まるかもと期待はしていたが本当に20分で埋まった。実際に不動産投資をやりたい人、やってみたいけどそこまでの資金を準備できない人に選んでもらっているように思う。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

キャンプファイヤーは購入型だが、ソーシャルレンディングをやってみようと思ったのは何がきっかけだったのか?

キャンプファイヤー_家入一真氏

地方をよく回るが、資金を集めるのにも様々な課題がある。そのような課題に対して購入型を提案するが、それだけでは集まらないケースも多々あるので、もっと多様な集め方があってもいいのではないかと思ったから。また、購入型はプロジェクトを立ち上げる側の人を探しまわるが、お金を出す人達=応援や支援する以外に自分の資産運用をするという方と一緒にやっていけるようなものも作りたいと思った。

「テーマ2」クラウドファンディング業界の課題

クラウドポート藤田雄一郎氏

杉山社長はクラウドファンディング協会で活動してるが、クラウドファンディング業界の課題は?

クラウドクレジット_杉山智行氏

ここ半年間で融資型の投資家が急増しているので、市場の規模の拡大に遅れをとらないようにバランス体制をとっていくこと。また、具体的な取り組みとしては、アフィリエイトやブロガーさんなどから増えている流入に対しても、適切な表現をとってもらえるようコミュニケーションを行なっていっている。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

maenoは運営が長いが、長いからこそ感じる懸念はあるか?

maneo_安達義夫氏

今のところ大きな事故(貸し倒れ等)はないが、事故が起こってしまった場合、なぜ起こったのかということをいかに投資家に納得してもらえるような説明ができるかは課題。未来永劫、貸し倒れがないということはあり得ないため、絶対安心だと信じきっているような環境になってしまうのは危険。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

知らない方に説明するとソーシャルレンディングは怪しいと思われることがあるが、信頼してもらうために今後どういうことを行ったらいいか?

オーナーズブック_岩野達志氏

このようなサミットなどリアルに表にでてきて説明すること。また、リスクとリターンの関係性を率先して説明して理解を深めてもらうことが大切。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

ラッキーバンクに金融庁の検査が入っていたが、どういった観点で金融庁は検査に入るのか?

ラッキーバンク_田中翔平氏

金融庁は基本的には投資家を守るために、分別管理や案件の精査、倒産確認などを見ている。また、金融庁は厳正な管理体制を求めているので、案件の管理に限らず、投資家管理、資金管理などを事業者が徹底しているかみることで、投資家の保護を図っている。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

タテルファンディングが参入をする際に懸念していたことはあるのか?

タテルファンディング_村上哲也氏

タテルファンディングは元本に対する予定分配率を年5%としているので、投資家さんからみて利回りはどうなのかということは懸念していた。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

家入さんのようなスタートアップの経営者からみて、なにかソーシャルレンディング業界にアドバイスがあれば…

キャンプファイヤー_家入一真氏

そんなものは無理ですよ(笑) ただ、借り手の情報を開示してはいけないのがネックなので、違う切り口で若い人たちが興味を持ってもらえるような仕組みをもっと見せれるようにしていけばいいのでは。

「テーマ3」ソーシャルレンディング業界は今後どのようになっていくか

クラウドポート藤田雄一郎氏

ソーシャルレンディングはどうしたら発展するか?

キャンプファイヤー_家入一真氏

どうなっていくんですかね~(笑) ただ投資したお金が社会で回りまわって利息対応できることに関して、今の若い人たちは意識が高まっていると思うので、そういった多様なものがもっと増えていくと面白くなっていくのではないかと思う。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

ソーシャルレンディングで何か最先端の新しいものがでてきたりするか?

タテルファンディング_村上哲也氏

フィンテックの部分で金融機関であったり、そういったところの影響が強くなっていくのではないか。現在金融機関が色々なシステム論を公開したりしているので、それらを使ってより環境のいい提案をしていくことができるのかなと思う。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

ソーシャルレンディングの市場規模はどれくらいまで拡大していきそうか?

maneo_安達義夫氏

不動産を担保にとったところでいくと恐らく数千億円くらいいくのでは。しかし、そこからいかに広げていくかが難しい。今アメリカはP2PやスモールBの事業者への支援を行っているが、そこを日本政府がいかに進められるか。

また、最近maneoでも注目しているのがREIT(リート)。利回りはそこまでまわらないけど金額が数兆円というような市場があるので、その手前の市場を作っていくと考えると、軽く数兆円はいくのかなとも思う。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

今後オーナーズブックはエクイティ型を提供するとしているが、どのような構想があるのか?

オーナーズブック_岩野達志氏

今のように年金を束ねて投資したり、海外の富裕層のお金を束ねて投資したりということであればコストがかかる。個人が投資した方がコストが安くなるので個人のマーケットを作っていければ、それだけ大きなマーケットを作ることもできるのではないかと思う。

また、日本のパチンコ市場は20兆円くらいあるので、日本人は意外とリスクが好きなのではないかと思う。しかし、そのように間違った方向にいっているのでこれが純粋に増えるところに投資するという流れができてくれば市場は大きくなっていくのではないか。

 
クラウドポート藤田雄一郎氏

若い人たちにソーシャルレンディングが浸透してくためにどういった取り組みを行ったほうがいいか?

ラッキーバンク_田中翔平氏

ラッキーバンクも全体の約10~15%の方が20代。若年層の方にも少しずつ投資に対する意識がついてきているのかなとも思うが、その中で各社もっているプライマリーマーケットを今後セカンダリーマーケットに変えていくことで、少しずつ若年層も投資しやすくなっていくのではないか。

まとめ

今回はじめて開催された日本初のイベント「ソーシャルレンディングサミット」。管理人は福岡から参加しましたが、東京まで行ったかいがある、とても内容の濃いイベントとなっていました。

特に各ソーシャルレンディング業者がこれだけ集まることは珍しく、今回は業界大手のmaneoと、これから事業に参入するキャンプファイヤーの話を同時に聞けたというのは貴重な体験だったと思います。

また、クラウドクレジットの杉山社長もお話していましたが、ここ半年でのソーシャルレンディングの伸びが凄いということで、今後ソーシャルレンディングという新たな投資方法が、投資信託などのように私たちの生活に入ってくるという可能性が濃厚です。

そして今回心よく取材を快諾してくれた主催のクラウドポートの方々に感謝です。クラウドポートは、今後もソーシャルレンディング業界を牽引していくサービスとして、またこのようなイベントを開催していくことでしょう。

今後ますます盛り上がっていくであろうソーシャルレンディングに興味がある、実際に投資している方も、このようなイベントに積極的に参加して更なる理解を深めると、もっとソーシャルレンディングでの投資が楽しくなっていくに違いありません。またこのような機会があれば、是非一度参加してみることをおすすめします。

関連記事一覧


投資型クラウドファンディング業者の利回りを比較