
何かと不安が多いこの世の中、将来の不労所得として不動産投資に興味があるという方は多いのではないでしょうか。
とはいえ実際に物件を所有する事で伴うリスクや、不動産投資を開始するために必要な費用が懸念材料となり、なかなか不動産投資に踏み切れないという方もいると思います
憧れの不動産投資を少額から、しかも低リスクで運用することができれば…。
そんな考えのあなたに是非知ってもらいたいのが投資型クラウドファンディングという新しい資産運用方法です。 この投資型クラウドファンディングでは、1万円という少額からあこがれの不動産投資ができ、5~8%という高い利回りで運用できます。
ではさっそく従来の不動産投資のメリットとデメリット、そして投資型クラウドファンディングという新しい不動産投資の形について考えてみましょう!
この記事の目次
不動産投資のメリットとデメリットは?
不動産投資をしたいけど具体的にどんなリスクがあるのか、現物の不動産投資をする時のメリットとデメリットについて簡単にまとめてみました。
1. 安定的な収入が見込める
2. 価値があがれば売却する事によって売却益を得ることができる
3. 現物であるため使い方は持ち主が自由に選べる
1. 維持するための人件費やランニングコストが必要になる
2. 空室になる可能性もあるため、収入が安定しない時もある
3. 入居やテナントで使用している人によりトラブルが生じる可能性がある
4. 数万円といった少額から運用を開始することが出来ない
不動産投資を現物のマンションやビルを所有するとなると上記の様なリスクが生じてしまいます。
また、最近では老後の安定収入として不動産投資をしている方もいますが、しっかりした管理会社を選ばないと運用がうまくいかず、結局その分の赤字を抱え込んでしまうというトラブルも増えていることも気になるところです。
では「現物を所有するとリスクが伴うので避けたい。しかし安定的に収入を得るためにも不動産投資をしたい」という方向けの不動産投資はないのでしょうか?
物件を所有せずに不動産運用を行う方法は?
実は不動産投資では物件を所有せずに運用を行う方法があります。
その方法がJ-REIT(不動産投資信託)と投資型クラウドファンディングです。この2つは少額から始められる投資の中では、多くの投資家が利用している資産運用方法と言えるでしょう。
J-REIT(不動産投資信託)

まずは投資信託としての注目をあつめる分野であるJ-REIT(不動産投資信託)について説明します。
これはファンド会社が不動産投資の名目で投資家から資金を募集し、都内のビルやマンションを購入後、その家賃収入を投資家に分配するという方法です。
メリットとしては、たくさんの投資家から投資金を集めて運用を行うので、一人では所有するのが難しいビルやマンションを購入できること。つまり「まとまった資金がなくても不動産投資に参加できる」。立地が良ければ「安定的な収入が入ることが見込める」などの魅力が挙げられます。
有名な不動産投資信託として、次の3つのファンドが有名です。
- 三菱UFJ国際 – ワールド・リート・オープン(毎月決算型)
- 日興 – ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)
- フィデリティ – フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)
ただし手軽に始めやすく安定的に運用が見込めるという反面、信託報酬や信託財産留保額、解約手数料などから売買や保有するだけで一定の手数料が必要になるというデメリットが挙げられます。
以上がJ-REITの特徴です。
もちろんJ-REITも不動産投資の一つとして利用する価値がありますが、J-REIT以上に注目されているのが高利回りで安全性が高く、運用手数料不要の投資型クラウドファンディングという新しい投資方法になります。
投資型(貸付型)クラウドファンディング

投資型クラウドファンディングとは仲介業者がインターネットを通じて資金調達者と資金提供者(投資家)を繋げるサービスです。
資金の借入れを行った資金調達者は、利息を上乗せした金額分を仲介業者に返済し、そこから投資家の利益として分配が行われます。
ほとんどの仲介業者では1万円という少額から投資ができ、利回り5~8%で運用が可能です。また投資信託と比べると運用手数料がほとんど発生しないというのもうれしいところではないでしょうか。
・投資家は7~8%の貸付金利を得ることができる
・基本的に収入はインカムゲインで資産運用に時間が取られない
・投資案件には担保が付いている事が殆どで、貸し倒れ時も投資金を回収できるスキームがある
万が一、資金の貸し付けた企業に返済能力がなくなった場合でも、仲介業者が担保金を使って投資金を回収する方法があるという点では非常に心強いです。ただし回収=損失がでないという意味ではなく元本保証もないため、このあたりは株式やFxと同じであると言えるでしょう。
1万円から始める投資型クラウドファンディング
投資型クラウドファンディングの最大の特徴は1万円から投資可能というところ。
これまで投資の認識として「投資=ある程度の資金が必要」という概念を持っている方は少なからずいるでしょう。しかし、近年では少ない資金でも投資ができ、無理のない範囲(余剰資金)を利用した資産運用が推奨されてきています。
投資型クラウドファンディング仲介業者で有名な業者と言えば、ロードスターキャピタル株式会社が運営しているオーナーズブックです。
期待利回りだけで見れば5%前後と他の業者より若干低いものの、投資初心者が求める「金融商品の安全性」という面では一番といっても差し支えないでしょう。
気になる方はまずは公式サイトをチェックしてみて、1万円から投資を始めてみるといいかもしれません。
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