
クラウドファンディングで資金を集めたい!
そう思った時に皆さんが一番気になるのは「手数料」ではないでしょうか?
クラウドファンディングではサイトごとに目標達成時の手数料が決まっており、プロジェクトが目標金額を達成した場合には集まったお金から手数料が差し引かれます。よって、手数料をしっかりと見てサイトを決めなければ、資金を集めても足りなくなったということになりかねません。
そこで今回は日本でも主要なクラウドファンディングサイトの手数料を比較してまとめました!サイト選びでお悩みの方は是非参考にして下さい。
この記事の目次
クラウドファンディングの種類によって手数料の設定が異なる
クラウドファンディングは大きく分けて、融資型・ファンド型・株式型・購入型・寄付型の5種類があります。
各タイプのクラウドファンディングによって、手数料のパーセンテージはもちろん、どんな場面で手数料が必要かそうでないかが異なります。
特に融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の手数料は少し複雑な面もありますので、こちらで確認していただいた後、各業者のサイトでもしっかりと確認しておくのがおすすめです。
種類別!手数料が低いのはどのクラファンサイト?
このページでは、購入型クラファンサイトの手数料を比較していきたいと思います。
では早速、手数料の比較表から見ていきましょう。
2019年クラウドファンディングサイト手数料比較表(※決済手数料を含む)
No | サイト名 | 手数料 |
---|---|---|
1 | CAMPFIRE | 12%+5% |
2 | Moonshot | 5% |
3 | kibidango | 10% |
4 | Motion Gallery | 10or20% |
5 | READY FOR | 12%~ |
6 | Makuake | 20% |
7 | GREEN FUNDING | 20% |
8 | ShootingStar | 20% |
9 | COUNTDOWN | 20% |
10 | A-port | 10% |
上記の表から現時点で一番手数料が低いのは5%の「Moonshot」となるようです。続いてkibidangoやREADY FOR?などの10%台に続き、A-portの25%が一番高いという結果になりました。
それではこれらのサイトに関して下記の項目で詳しく解説していきましょう。
1:CAMPFIRE

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【CAMPFIREの特長】
日本最大級のクラウドファンディングサイト。音楽、本・漫画、アート、映画、プロダクトなど多くのジャンルのプロジェクトを扱っており、国内でも多くの人に利用されています。
手数料は2018年3月1日より手数料12%+決済手数料5%に変更されました。All-or-Nothing型の場合には募集期間内に目標金額を達成した場合のみに引かれ、All-In型では目標金額の達成、未達成に関わらず引かれます。
2:Moonshot

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【Moonshotの特長】
困難でも実現すれば大きなインパクトを与える壮大な課題や挑戦がコンセプトのMoonshot。社会にインパクトを与えるアイデアの実現を応援しており、2014年4月のサービス開始からプロジェクト成功率は業界最高水準の86%(2015年2月時点)を記録するなど、成果を上げています。
※2018年11月現在、新規案件募集停止中※
クラウドファンディング業界では日本初となる仲介手数料が無料のサイト。しかし、決済時に手数料が5%かかるため今回は5%と表記。
3:kibidango

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【kibidangoの特長】
成功率80%のクラウドファンディングサイトkibidango。モノ作りをはじめイベントの企画など様々なアイディアをプロジェクト化することができる。
より多くの人にクラウドファンディングでチャレンジしてもらいたいという思いから手数料が10%と比較的低く設定されています。ただし「楽天ID決済」の利用時には14%となるので注意が必要。
4:Motion Gallery

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【Motion Galleryの特長】
「MotionGallery」は米国のクラウドファンディングサイト「Indiegogo」と提携しているクラウドファンディングサイト。世界での活動を視野に入れているプロジェクトは、Indiegogo内の特設ページを通して取り上げられていることでも知られている。
手数料はプロジェクトの目標達成度で変わる。目標金額に到達した場合やその目標を超えた場合は決済手数料も含め10%となりますが、目標金額に達しなかった場合には決済手数料も含め20%となります。
5:READY FOR?

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【READY FOR?の特長】
オープンから4,200件以上の資金調達を行い、日本最多の15万人から23億円以上の支援金を集めている大手の購入型クラウドファンディング運営サイト。社会貢献から国際支援に関するプロジェクトなど幅広いジャンルを取り扱っています。
All-or-Nothing型方式を採用している為、プロジェクトが成功した場合には達成金額から手数料として12%~が引かれるという仕組み。
6:Makuake

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【Makuakeの特長】
サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営する「Makuake」。ジャンルを問わない斬新で新しいアイディアが掲載されており、ニュースやまとめなどで商品が紹介されるなど、話題性があることから日本国内でもトップクラスで人気があるサイトです。
手数料は集まった資金から15%が引かれ、別途で決済手数料として5%がかかる為、合計で20%となります。
7:GREEN FUNDING

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【GREEN FUNDINGの特長】
TSUTAYAグループが運営する「GREEN FUNDING」。写真集や絵本などの出版、CDやDVDなどのエンターテイメントを始めとした様々なプロジェクトをサポートすることが可能です。
手数料は目標金額を達成した場合のみ集まった金額の20%が引かれる仕組み。
8:ShootingStar

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【ShootingStarの特長】
ビジネス支援に特化したクラウドファンディングサイト「ShootingStar」。代表を務める佐藤大吾氏は国内最大級の寄付型クラウドファンディングサイト「JustGiving Japan」を立ち上げた凄腕の社長であり、今後もその動向に注目が集まっているサイト。
目標金額達成時に手数料として利用料の15%と決済手数料の5%を合わせた20%が引かれる仕組み。
9:COUNTDOWN

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【COUNTDOWNの特長】
世界に挑戦という言葉がコンセプトの「COUNTDOWN」。その言葉の通り、日本国内だけでなく海外のサポーターからも資金援助が受けられるという特長を持ち、ユニークで革新的なコンテンツの制作、伝統などを世界へ向けて発信することができる。
手数料は目標金額に達成した場合のみ、集めた金額から20%が差し引かれます。
10:A-port

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【A-portの特長】
朝日新聞社が運営する「A-port」。新聞社だからこその発信力や拡散力があり、新しいビジネスや文化が生まれることを幅広い世代に伝えていけるという強みがあるサイトです。
手数料はAll or Nothing型の場合、目標金額に達成した場合のみ集めた金額から20%が引かれる。また、実行確約型の場合で目標金額に達しなかった場合には手数料として25%が引かれる仕組み。
まとめ
今回の比較から手数料が最も低かったサイトはMoonshotの5%でした。
もちろんこれらの手数料だけでサイトを判断するのではなく、「自分の目的に合ったサイトか?」「信頼度や知名度があるサイトか?」なども頭に入れておかなければ、募集を開始しても話題性がなく終了してしまうといことになってしまうかもしれません。
その為、サイトを利用する前には手数料をしっかりと確認し、成功した後にトラブルがないように注意しておくことが大切でしょう。
ここに載っていないサイトもまだまだたくさんあるので、気になる方はこちらから自分にぴったりのサイトを探してください!
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