
投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)で投資をするにあたり、やはり多くの方が気になっているのは利益となる「利回り」ではないでしょうか?
利回りは投資先を決める大きなポイントの1つだよね! 投資をしたいな~と思ったら、まずは気になる案件の利回りをチェックする人も多いんじゃないかな。
現在、日銀のマイナス金利の影響により銀行の定期預金の金利は軒並み0.01%と非常に低くなっています。そんな中、投資型クラウドファンディングはおよそ5%~10%を超える利回りが期待できる資産運用先として人気が高まっている投資商品です。
そこで今回は、数ある投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の中でも一体どの業者が一番利回りが高いのか徹底比較!低い利回りでコツコツお金を貯めるより、なるべく高い利回りで効率的にお金を増やしたいと考えている方は是非参考にして下さい。
この記事の目次
投資型クラウドファンディング業者の利回りを比較
では早速、投資型クラウドファンディング業者の中でも、実績や知名度の観点から当サイトがピックアップした業者の利回りを比較してみましょう!※参照元:各社公式ページ
平均利回り比較表
業者名 | 平均利回り | 営業開始 | 形態 |
---|---|---|---|
クラウドクレジット![]() | 9.02% | 2014年 | 融資型 |
オーナーズブック | 4.85% | 2014年 | 融資型 |
maneo | 6.94% | 2008年 | 融資型 |
トラストレンディング | 10.51% | 2017年 | 融資型 |
SBIソーシャルレンディング | 6.7% | 2011年 | 融資型 |
LENDEX | 8.96% | 2015年 | 融資型 |
ポケットファンディング![]() | 7.23% | 2017年 | 融資型 |
クラウドバンク | 6.38% | 2013年 | 融資型 |
アクシュ | 6.6% | 2009年 | 融資型 |
LCレンディング | 6.19% | 2014年 | 融資型 |
クラウドリース | 6.5% | 2015年 | 融資型 |
サムライ | 7.48% | 2002年 | 融資型 |
ガイアファンディング | 9.71% | 2015年 | 融資型 |
キャッシュフローファイナンス | 9.84% | 2017年 | 融資型 |
アメリカンファンディング | 9.19% | 2016年 | 融資型 |
アップルバンク | 8.92% | 2017年 | 融資型 |
スマートレンド | 7.48% | 2015年 | 融資型 |
クラウドリアルティ | 7.41% | 2014年 | 融資型 |
さくらソーシャルレンディング | 7.08% | 2016年 | 融資型 |
プレトリートファンド | 6.15% | 2017年 | 融資型 |
タテルファンディング | 4.63% | 2006年 | 融資型 |
セキュリテ | - | 2001年 | ファンド型 |
ファンディーノ | - | 2015年 | 株式型 |
ラッキーバンク(※) | 9.07% | 2014年 | 融資型 |
グリーンインフラレンディング(※) | 12.32% | 2016年 | 融資型 |
みんなのクレジット(※) | 7.52% | 2016年 | 融資型 |
平均利回りを比較してみると、この上図のようになりました。並べてみると投資型クラウドファンディング業者は沢山あって、「利回りが良い業者を選ぼう!」とは一概には言えなくなってきます。もちろん利回りが良い=リターンが大きいという事なので、利回りが良いに越した事は無いのですが、クラウドファンディング含め投資の世界では「リターンが大きいという事はリスクも大きい」と言われています。
いわゆる「ハイリスクハイリターン」という事じゃな!
ハイリスクハイリターンを狙いに行く事は悪いことではもちろんありません。利回りが高いということは投資先企業の貸し倒れに対するリスクもそれなりに高まる可能性はありますので、投資初心者の方には少し危ないかもしれません。
3種類の投資型クラウドファンディング比較
利回りが良い業者が注目を集めているのは事実だけれど、利回り以外にはどういう面を重視すれば良いの?
そこでまずは、投資型クラウドファンディング業者はそれぞれどんな特長を持っているのか、ご紹介して行きたいと思います。
投資型クラウドファンディングとは総称の様な言い方で、利回り比較表を見ていただいてもお分かりの通り、融資型(貸付型)、ファンド型(事業投資型)、株式投資型の3つのタイプに分かれています。

この3つは同じ投資型クラウドファンディングというカテゴリーの中でもそれぞれ何が違うのか、比較して見ていきましょう。
タイプ | 主な業者 | 投資タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
融資型 | クラウドクレジット マネオ オーナーズブック | 低リスクミドルリターン | ・リスクが少なくて安定性がある ・毎月の分配金があれば資金回転率が良い | 投資先の企業情報が分からない |
ファンド型 | セキュリテ | ハイリスクハイリターン | 一石二鳥型で利益率の高い資産運用が可能。投資先の企業情報が分かる | 売上によっては、金利どころか元本割れリスクが生じる |
株式型 | ファンディーノ | 超ハイリスクハイリターン | 投資先の企業が上場すれば、桁違いの金利が期待出来る | 制限が多く、リスクも多い |
※デメリットを見るには「+」ボタンを押してください
高リターンを見込めるのは株式投資型
上表の通り、リターン性があるのは株式投資型で何十倍にも化ける可能性を秘めています。
しかし、そのような群を抜いた利回りが実現するのは、投資した企業が株式上場をするか買収がなければ実現されません。
また、投資家の投資上限が50万円までと決められていたり、未公開株が誰にも売却出来なかったりします。
制限が多く利回りが高い分リスクも高いと言えるな。
やっぱりリスク=リターンだね!
ファンド型は一石二鳥のリターンを見込める
ファンド型(事業投資型)ではハイリスクハイリターンな面はありますが、3つの中では利回りというよりは「社会貢献性」の要素が高く、分配金+商品またはサービスをリターンとして受け取ることができます。
だから「利益率」において優れていると言えるんだね!
また、ファンド型のクラウドファンディングは融資型とは違い、唯一投資先の企業情報をしっかりと見る事が出来るので事業性を自身で判断した上で投資出来る点において優れています。
安定性を求めるなら融資型
最後に融資型(貸付型)ではクラウドファンディングのタイプの中では低リスクミドルリターンです。他の株式投資型、ファンド型とは違い、リスクが比較的少なく「安定性」を好む投資家に大人気となっています。
もちろん先ほどの2タイプよりも期待利回りは劣るが、その分リスクが少ないのでコツコツと長期スパンで複利で運用する人向きじゃな!
国内VS海外投資型クラウドファンディング利回り比較
日本国内だけでなく、海外にもクラウドファンディングサービスはあります。
日本国内のクラウドファンディングサービスを利用する事で海外の不動産や事業などに投資する事も可能ですが、海外の投資型クラウドファンディングサイトにはカーローンや結婚式の費用に出資してリターンを得るなどという日本には無いタイプの案件もあるので、面白みを感じる方も多いのではないでしょうか。
では、海外の投資型クラウドファンディングはどれぐらいの利回りがあるのでしょうか?
海外投資型クラウドファンディング利回り比較表
業者名 | 平均利回り | 形態 |
---|---|---|
Zopa | 5.2% | 融資型 |
Lending Club | 8% | 融資型 |
2社のみですが、国内の投資型クラウドファンディングと利回りは大差無い様です。
上にも書いた通り、国内には無いタイプの案件があるので、英語に自信がある方は活用してみてはいかがでしょうか。
投資型クラウドファンディングVS他の金融商品利回り比較

クラウドファンディングが注目を集める様になったのはここ数年の事ですが、他の金融商品に比べて投資初心者にとってもハードルが低く、始めやすいというイメージがあります。
では、クラウドファンディングと他の金融商品の利回りを比較してみると、どれぐらいの差があるのでしょうか?
金融商品 | 利回り | リスク |
---|---|---|
投資型クラウドファンディング | 4〜13% | 貸し倒れ |
株式、FX、先物取引 | 4~7% | 元本割れ |
REIT | 4% | 元本割れ |
ETF | 4% | 元本割れ |
投資信託 | 4~6% | 元本割れ |
定期預金 | 0.05% | 経営破綻 |
個人向け国債 | 0.05~3% | 国の財政破綻 |
不動産 | 6~10% | 自然災害、老朽化 |
太陽光 | 7~10% | 自然災害、老朽化 |
リスクを考慮すると、いかに投資型クラウドファンディングのリターン性が高いのかが良く分かるね!
そうじゃな!ワシは、投資型クラウドファンディングは金利が良くて短期間で満期を迎える定期預金みたいなものと考えておるぞ。
投資型クラウドファンディングで不労所得が手に入ると考えていいのかな?
クラウドファンディングには寄付型であったり購入型であったり色々あるが、不労所得を目標にするなら投資型がオススメじゃ!
投資型クラウドファンディング業者それぞれの特長
ではここからは、投資型クラウドファンディング業者それぞれの特長について解説していきたいと思います。
クラウドクレジット


現在も高い水準の利回り案件を提供しているのが「クラウドクレジット」です。
クラウドクレジットは、主にペルーやカメルーン、欧州などを中心とした海外の高利回り案件に投資できるのが特長的な業者!
海外の様々な地域へ投資できる点や、運用は全て海外の金融事情を熟知したプロにお任せできるという点から、すでに株や投資信託を行っている投資家などからも新しいポートフォリオの一つとして支持されています。
また、2018年2月にはユーザー登録数が2万人を突破!
その人気の背景には日本を代表する大手総合商社「伊藤忠商事」の存在があり、伊藤忠商事が株主として出資を行うなど、営業者としての信頼も確立しているのがクラウドクレジットです。
そしてクラウドクレジットは2018年1月16日の「ガイアの夜明け」でも紹介されるなど、今最も注目度の高い運営会社と言えます。
いくら利回りが高くても怪しい業者に投資しては意味がありません。そのため運営会社の健全性が高いという観点からも、クラウドクレジットは高利回りかつ信頼面に重点をおく投資家におすすめのサービスだと言えるでしょう。
オーナーズブック

オーナーズブックは1万円から安全性の高い不動産投資が始められる新しい投資型クラウドファンディングとして話題の業者なんじゃ!
そんなオーナーズブックは他の投資型クラウドファンディング業者とはちょっと違った特長があり、それは担保となっている不動産がうまく売却されれば利回りが跳ね上がるという面があります。
▼オーナーズブック利回りに関する注釈
実績利回りは、償還完了した全案件について、匿名組合の計算期間をベースとして算出された内部収益率(IRR)です(2016年12月時点)。現金配当は当該計算期間終了後に行われますので、その分、現金ベースでの利回りは低下する可能性があります。
また、予定償還日より前に借入人が担保不動産を売却した際、売却価格のうち、事前に定めたターゲット価格を上回る部分の一部を、期限前弁済手数料として支払われた案件では、最終的にそれを投資家に分配し、実績利回りが予定利回りより高くなっています。
オーナーズブックは安全性を重視した案件を提供するという点からも、ファンドの募集開始時にはあまり利回りが高くない案件が多いのも事実。しかし、上記注釈の通り、不動産がうまく売却されれば“10%超えの利回りも狙える”こともあり、過去には利回りが14.5%で償還された案件もあります。
今までは東京23区の不動産を中心に行っていましたが、今後は京都府での京町家再生案件も募集される予定とのこと。
少額から不動産投資にチャレンジしてみたい人、高利回りになるかどうか他業者とは違う投資の面白さを感じてみたいという人は早速チェックしてみましょう!
maneo

2008年に日本初の融資型クラウドファンディングとしてサービスを開始したmaneo(マネオ)。運営会社の「maneoマーケット株式会社」は金融商品取引業の免許を習得し、他にも数多くの融資型クラウドファンディングサービスを展開していることでも知られています。
国内でも圧倒的なシェア数を誇り、安全性を最優先とし、担保・保証の充実や扱う募集案件も法人向けに限定するなど初心者でも安心して利用できるサービスです。 また、2016年にはGMOクリック証券の親会社でもある「GMOクリックホールディングス」と業務提携を結ぶなど、株主の面から見ても信頼できる営業者として人気!
トラストレンディング


トラストレンディングは2015年のサービス開始以降、着実に償還実績を積み重ねている業者です。最低出資額は10万円と、他の運営会社に比べやや高い設定ですが、高利回り案件の人気は高く、募集開始からすぐに案件が埋まってしまうこともしばしば。
また、正直なところ募集案件はそれほど多くないので、早めにユーザー登録を行っておかないと、いざ投資しようとしたときに募集に間に合わないということも!
SBIソーシャルレンディング

グループ会社のSBI証券に証券を保有する顧客向けの「証券担保ローンファンド」を始め、不動産ローンファンド、オーダメード型ローンファンドなどを取り扱う融資型(貸付型)クラウドファンディング運営サイトです。運営するのが金融大手SBIグループですから、安心度の高い業者と言えます。
LENDEX

不動産投資に特化している「LENDEX」は、2017年7月から営業を開始した運営会社です。全案件不動産担保付きで、その担保の査定を大手不動産会社「東急リバブル」が行っています。
利回り10%前後の案件に5万円という少額から投資ができ、1年未満の短期案件を中心に取り扱っているので、長期案件が不安だという方にとってはおすすめの運営会社だといえるでしょう。
出金手数料が無料というのも投資家にとってはうれしいところじゃな〜!!
運営開始からまだ1年経過していないため、実績を重視する投資家には敬遠されていた時期もありましたが、最近では満額成立することも珍しくありません。
利回りの高い不動産投資はオーナーズブックのように投資家が殺到する傾向にあるので、今のうちにユーザー登録だけでもしておきましょう!
ポケットファンディング


そして、こちらも2017年8月に沖縄県で営業を開始した新しい運営会社「ポケットファンディング」。
沖縄でM&Aや事業承継などの事業を行っている「ソーシャルバンクZAIZEN株式会社」の新たな事業として始まり、沖縄県内の厳選した不動産に利回り7.0~10.0%、1万円から投資できることから注目が集まっています。
すでにユーザー登録数555人を突破し、累計応募成立金額1億円を突破するなど順調に業績を伸ばしている様子。
今後オリンピックに合わせた外国人観光客の増加や那覇空港の拡大などに伴って、不動産市場の拡大が予想される沖縄の案件に投資したいという方は要チェック!
クラウドバンク

日本クラウド証券が運営するクラウドバンク。日本初の証券会社が運営する融資型クラウドファンディング業者として、少額投資から大型投資商品まで幅広い資産運用方法を提供しています。 また、貸付を受ける場合は、クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社を通して行う事になっています。
アクシュ

金利とリスクを自分で選べるスタイルでクラウドファンディングを提供する運営サイト。借入希望者は、アクシュの審査で「借入可能」と判断されると、その信用力に応じて5段階の格付が行われる仕組みとなっています。
クラウドリース

店舗ビジネスを専門に支援しているクラウドファンディング運営サイト。中小・ベンチャー企業などの店舗ビジネス(営業用設備の割賦販売、営業用動産の仕入れなど)を行っています。
サムライ

サムライ(旧スマートエクイティ)はプロ投資家向け投資、海外投資、社会貢献型投資など、これまで個人投資家では触れることの少なかった投資機会を提供する融資型クラウドファンディング運営サイトです。目標利回りは最大10%!
ガイアファンディング

ガイアファンディングは、不動産価値、取引価格などの情報が一般公開されている非常に透明性の高いマーケットである米国の不動産投資案件を、全案件を担保付で提供するクラウドファンディング運営サイトです。
※maneoファミリーであるガイアファンディングで、全案件利息期限喪失!!※
キャッシュフローファイナンス

不動産をメインとする、中長期的に安定したキャッシュフローが見込める案件の財務分析を行い、投資案件を提供する投資型クラウドファンディング業者。 マネオファミリーで唯一、一般社団法人 日本クラウドファンディング協会に加入しています。
アメリカンファンディング

アメリカンファンディングは米国の不動産投資案件に特化した融資型クラウドファンディングサイト。maneoグループに属しているため透明性も高く、全案件アメリカの不動産担保つきという保全性が高い案件を募集しています。
アップルバンク

アップルバンクでは、不動産デベロップメント事業や、ファンド事業で様々な投資案件を組成してきたプロの投資家集団が厳選したビジネスへ投資することができます。
スマートレンド

スマートレンドは、投資期間が全案件を通して見ても比較的短いため、クラウドファンディングに慣れていない初心者の投資家にオススメ出来る営業者です。まずクラウドファンディングがどのようなものか試してみたいという方は短期運用から始めてみましょう!
クラウドリアルティ

国内外の不動産関連プロジェクトの起案者や投資家に対して、それぞれ資金調達や出資の機会を提供しているクラウドファンディング運営サイト。
さくらソーシャルレンディング

地方に拠点を置くことで地方に目を向けた「”地方” × “ソーシャルレンディング” = 地方の活性化」を目指し、地方に根差した投資を創造する融資型クラウドファンディング運営会社です。
プレトリートファンド

maneoグループの一つで、将来REITに入る確実な不動産だけを厳選した不動産特化型クラウドファンディング運営会社。観光・ヘルスケア・エネルギー・インフラ等の成長分野が中心です。
タテルファンディング

東証一部上場企業であるインベスターズクラウドが運営する、不動産投資に特化したクラウドファンディング運営サイト。無料アプリをダウンロードすればアプリからも投資する事ができます。
セキュリテ

設立時はミュージシャンに向けた音楽ファンドに特化していましたが、近年では被災地応援ファンドをはじめとする様々な分野を取り入れており、配当以外にも商品などのリターンを受け取ることが出来るクラウドファンディング運営サイト。
ファンディーノ

日本初の株式型クラウドファンディング業者で、IPO(新規公開株)を目指すベンチャー企業や株主優待を実施する企業への投資を、株主として応援することが可能。プラットフォーム上やイベントなどで投資家同士の交流を行う事ができ、情報共有の場があるのも魅力です。
案件を募集していない業者
ラッキーバンク

ラッキーバンクは2018年2月末時点では累計募集金額150億円を突破するなど順調に実績を上げてきた業者です。
しかし2018年2月20日、金融庁から発表されたのはラッキーバンクの「行政処分」に関する内容。 どうやらラッキーバンクが提供する案件に投資家に誤解を与える表現があったことが問題になってしまったみたい。。。
利用者の管理人としては「投資している資金は無事に返済されるのか?」ということが一番気になるところですが、ラッキーバンクの回答によると、資金が返済不能になる可能性は低いとのことなのでひとまずは安心しました。
グリーンインフラレンディング

maneoファミリーであるグリーンインフラレンディングですが、2018年7月maneoマーケット社が行政処分を受けた事によって、現在は新しい案件の募集を停止しています。詳しくは以下のページをご覧ください。
みんなのクレジット

みんなのクレジットは2017年3月に行政処分を受け、2018年3月には債権譲渡を行いました。今後クラウドファンディング業者として再起する可能性はほぼほぼ無いと言っても良いでしょう。
信頼性の高い業者を選ぶには、運営会社と株主に着目
上記の通りラッキーバンクやグリーンインフラレンディング、みんなのクレジットはどうなるか分からない状態なので、利用するなら先ほど紹介した「クラウドクレジット」や「オーナーズブック」、業界大手の「maneo」など信頼性が高いと思われる業者をおすすめします。
ここで主なクラウドファンディングサービス業者の運営会社と株主をまとめてみました。
サービス名 | 運営会社 | 株主 |
---|---|---|
クラウドクレジット | クラウドクレジット株式会社 | 伊藤忠商事、第一生命など数社 |
オーナーズブック | ロードスターキャピタル株式会社 | ロードスターファンディング株式会社 |
maneo | maneoマーケット株式会社 | GMOクリックホールディングス株式会社など数社 |
SBIソーシャルレンディング | SBIソーシャルレンディング株式会社 | SBI FinTech Solutions株式会社 |
トラストレンディング | エーアイトラスト株式会社 | 情報なし |
LENDEX | 株式会社LENDEX | 情報なし |
クラウドバンク | 日本クラウド証券株式会社 | 情報なし |
LCレンディング | 株式会社LCレンディング | LCホールディングス株式会社 |
名前だけでも聞いたことある!という会社が多いね!
「クラウドクレジット」は株主が伊藤忠商事であるだけでなく、社内に「コンプライアンス部問」を設けて法令や規則を守るということを徹底しています。
実際に管理人が話を聞いた印象としては、かなり投資家へ提供する案件の表現方法や資金の管理などを徹底している様子で安心できました。
また「オーナーズブック」は運営会社が東証マザーズに上場し、財務状況も公開しています。
業界最大手の「maneo」に関しては、すでに10年以上の営業経験と返済実績を持っているので、そのような点も安心です。
利回りが高いのが魅力的な投資型クラウドファンディング。しかし利回りの高さだけでなく、その会社の運営体制も確認しておくことが大切です。
投資型クラウドファンディングが投資対象として当たり前の時代になる!

今では投資対象として株式や定期預金、国債などと同じぐらい当たり前になる事は想像出来ますか?私達個人の資産運用の一選択肢として幅が広がる可能性が十分にありますし、現に年々市場規模の拡大が起こっています。
金融市場で何年もの先を行くアメリカでは、すでに投資型クラウドファンディングは日本とは桁違いに浸透しています。
投資型クラウドファンディングの良い点としては、オンライン上で個人と企業とが銀行を介さずに直接融資を受けられる事でインフラへの維持費用であったり余分な費用がかからない点から今後益々市場拡大を見せる事でしょう。
投資型クラウドファンディングに関連する法律も頭に入れておこう
投資型クラウドファンディングは簡単にまとめると「お金の貸し借り=」になるので、金融関連の法律の規制があります。
結論から言うと、お金を投資する側(投資家)に直接法律の規制が入る事はありませんが、利益が上がった場合は確定申告(利益額や状況により異なる)が必要となります。
また、クラウドファンディング業者にどんな法規制があるのかを知ることで、信頼できる業者を選ぶ目安にもなりますので、頭の片隅に入れておくのをおすすめします。
まとめ
ここまで、利回りが高い注目の運営会社についてみてきました。
特に、最初に紹介したクラウドクレジット、オーナーズブック、maneoの3社についてはただ利回りが高いだけの業者ではないということが分かってもらえたかな!
もちろん、少しでもお金を増やすことを第一に考えている方は利回りを重視して業者を選ぶと思うが、利回り以外でも安全性の観点から担保を重視したい、キャンペーンで特典を受けたいなど、それぞれ自分が気になる点から投資先を探してみるのもおすすめじゃよ!
実績があり安全性の高い運営会社で投資しつつ、分散投資先としてクラウドクレジットなどの高い利回りで運用できる業者で並行して投資を行うのも一つの手です。
当サイトでは他にも様々な業者を比較して探すことができるので、是非活用して自分に合った投資先を見つけて下さい!
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