
全世界の株式に投資することができる、楽天全世界インデックスファンド。国内だけでなく世界中の株式に分散投資できるというところから、とても人気のある投資商品です。
ここでは、楽天全世界株式インデックスファンドの仕組みから、平均するとどれぐらいの利回りで運用することができるのかをご紹介していきたいと思います。
楽天全世界株式インデックスファンドはどんな仕組み?
ここでは、楽天全世界株式インデックスファンドがどんな仕組みでどんな風に投資して行けるのかを見て行きたいと思います。
通称「楽天・バンガードファンド」
楽天全世界株式インデックスファンドは、通称「楽天・バンガードファンド」(以下「楽天VT」)と呼ばれています。
というのも、「バンガード・トータル・ワールドストックETF」に主に投資する商品となっているからです。
「主に投資」ということは、バンガード・トータル・ワールドストックETFの価格と連動しているということじゃな!
バンガード・トータル・ワールドストックETFとは?
バンガード・トータル・ワールドストックETF(以下「VT」)とは、先進国や新興国含む全世界の大・中・小企業8,000銘柄の株式に投資できるETFのことです。
全世界の市場時価総額の98%をカバーしていて、全世界に分散できると今とても人気のETFです。
今までVTに投資しようすると、これは米国市場から購入しなければならず、つまりドル建で行う必要もある為、投資初心者にとってはハードルが高いものでした。
ですが、楽天VTを利用することにより、円建でバンガード・トータル・ワールドストックETFを購入することが出来るようになり、全世界の株式銘柄に簡単に投資出来るようになったんですね。

(出展:楽天投信)
売買手数料が不要!
国内海外含む全世界の銘柄に投資できるなら手数料もお高いんじゃないの…?と思う方も多いかもしれませんが、楽天VTはなんと売買手数料は無料なんですね。
直接VTを購入する時は売買手数料は日本円で約600円程必要ですが、楽天VTは売買手数料が無料な上に円とドルを換金しなくても良いので、お金や手間を節約することができます。
信託手数料は必要だから気をつけてね!
ちなみに信託手数料は0.23%(税抜)となっているよ。
平均利回りはどれぐらい?
さて、投資する時に気になるのは利回りですよね。
利回りとは
投資金額に対する利益の割合のこと。
年間投資額に対して年間でトータルどれぐらいの利益があったかという様に、年換算で考えることが多いです。
例えば年間10,000円を投資したのに対して、1,000円の利益があった場合
1,000円÷10,000=0.1=10%
という風に計算し、「年利回りは10%」という様に表現します。
今のところ楽天VTの年間利回りは出ていないので、VTの利回りを見てみることにしましょう。

(出展:VTジャパン)
3~5年保有していても年利回りは8~9%あり、10年保有していても5%以上あるので、投資先としてはなかなか良いのではないでしょうか。
これはVTの利回りなので楽天VTの利回りは実際にどうなるかわかりませんが、そこまで変わらないのではと考えられます。
手数料等は考慮していませんが、上に書いた通り売買手数料は不要なので、低コストで運用できるのではないでしょうか。
まとめ
楽天投信から登場した、楽天全世界株式インデックスファンド。
分散投資をしたい、海外の銘柄に投資してみたいと考えていた人にとっては、かなりそのハードルを下げてくれた投資商品なのではないでしょうか。
今のところ人気が急上昇中ですが、今後の展開が気になるところです。
私も実際に利用して、運用利回りなどをまた追って書いていきたいと思います!
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