当サイトおすすめ業者

貯金と投資。うまく活用するための資産運用の割合とは?

貯金と投資。うまく活用するための資産運用の割合とは?

将来に向けて上手にお金を貯めるには、場面に応じて貯金と投資を上手に使い分けることが大切です。

家計のなかで、貯金に向けたお金と投資に向けたお金を、どのように配分するか。その割合は家計によって異なるものではありますが、専門家が推奨するお勧めの割合を考えてみましょう。

時代は貯金から投資へ変化?

時代が貯金から投資へ変化

「貯蓄から投資へ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ここ数年、金融庁をはじめとした国が積極的に進めている政策です。投資の金額を非課税とする各種NISAやiDeCoというキャッチ―な言葉のもと推奨されている確定拠出年金がこれらの具体案にあたります。

数十年前は「貯金」をすることがお金と付き合う上で、お勧めの方法とされていました。月ごとの給料があり、支出を抑えた上でどれくらいの余剰金を出すことができるか。

当時の本屋には貯金術や支出を減らす節約術が所狭しと並んでいたものです。〇〇歳でこれくらいの貯金、〇〇歳ではこの水準まで増えているべき、という考え方が広く推奨されたものでした。

しかし、10年ほど前から銀行をはじめとした金融機関の金利が著しく低下し、貯金をしておくだけではお金が貯まらないという世の中が到来します。以後、少しずつ存在感を示し始めた方法が「投資」です。

利息の高い金融機関に預けておく「だけ」だった貯金に対し、投資では自分で何に投資するかはもちろん、投資した状況がどうなっているか(利益が出ているか、損失を被っているか)を随時見る必要が生まれました。

時代が変わり、「投資」が推奨される世の中になり、今ある元本をどのような方法で殖やしていくか。公的年金に対する不安なども手伝い、いまや「貯金から投資へ」という状況が作られたといえるでしょう。とはいっても、貯金も投資もどちらも大事!

そこで、これら「投資運用」の適切な割合について考えてみましょう。

FPが勧める「投資をはじめる目安」

FPが勧める投資をはじめる目安

もちろん、将来に向けてお金を殖やす「投資」はとても大切です。ただ、投資を優先するがために貯金を削ったり、日常生活の支出を減らしたりしては本末転倒です。

投資は本来「余剰資金」を投入すべき部分。では、どれくらいの貯金が適切なのでしょうか。

何かあったときのための貯金はおよそ半年分の生活費が必要といわれています。まずは月次の生活費から6か月分の貯金を算出しましょう。そのうえで現時点から2~3年後を見て、想定できる臨時の支出を見ます。その2つを抜いた金額が最終的な「投資にかけられる金額」です。

専門家の眼からみて、適切な投資金額といわれています。

FPが勧める「資産運用の割合」

では、現在の家計を100とすると、どれくらいの資産を投資に充てるとよいのでしょうか。これは家計によって異なるため、いわゆる正解のあるものではありません。

ただ、資産運用をする上でお勧めの割合を導く上ではいくつかのポイントがあります。

1:毎年の「余剰金」

資産運用の原資は誤解を恐れずにいうと、「無くなってもいいお金」です。そのため、生活費を侵害しない余剰金を充てるようにしましょう。資産運用をすると、将来必要になったときのお金や、老後資金に充当することができます。現在の家計にある余裕は、そのまま資産運用の原資とすることで、将来の余裕とすることができるでしょう。

2:「目的」がある場合

もうひとつの割合を決める根拠は「目的」があるケースです。数年後から必要となる子どもの教育費や5年後に購入する自動車の購入費。子どもたちの結婚資金や自分たちの老後資金。さまざまな用途があるでしょう。

この際に大切なのは「目的」までの期間です。

出費が予想されるのが翌年の場合、資産運用はある程度のリスクを鑑みたうえでリターンの見込める資産運用を進めるか、それとも元本割れのリスク回避を避けるために元本保証タイプの資産運用をするか考えるようにしましょう。

一方、出費が予想されるのが5年以上先の場合は、ある程度リスクを取りながら資産運用をすることが「できる」場面です。

その場合は決して投資を掛けっぱなしにはせず(資産運用の世界ではこれを「塩漬け」といいます)、随時投資成績はどうなっているか、状況を確認することが大切です。状況によっては投資を抑え、貯金へと切り替えることも大切となるでしょう。

貯金と投資のバランス

このように、貯金と投資のバランスを適宜確認することが大切です。また世の中の状況として、投資が落ち込んでいる時期があるため、全体的な状況を踏まえた上で判断をしていくことが大切です。

ただ、個人投資家は圧倒的に情報の少ないもの。いわゆる「マネーリテラシー」というものですが、お金に関する勉強や状況分析などを通じて、判断力をつけていくようにしましょう。

同じく興味のある人たちのコミュニティを作り、貯金と投資のバランスを進めていくのも有効な方法です。方法や投資バランスは家計によって異なる中、進めていくことが大切です。

工藤 崇さん
この記事を書いた人:工藤 崇さんFP

株式会社FP-MYS代表取締役。FPとしてFintechを分析、解説するほか、相続×Fintechサービスを開発中。

このライターのその他の記事


投資型クラウドファンディング業者の利回りを比較