
2017年7月のソーシャルレンディング投資の中でも、maneoグループでの運用状況をまとめてみました。
今月はすでに償還日を迎えたアップルバンクでは引き続き、別の投資案件に再投資をしています。そこで分配があったmaneoグループのそれぞれの業者に対して、自分なりに感じたことをまとめてみました。
この記事の目次
ソーシャルレンディングの投資状況
そこでまずは、現在maneoを含めて10社あるmaneoグループのソーシャルレンディング業者の投資状況をお伝えしたいと思います。
私がmaneoグループで実際に投資しているソーシャルレンディング事業者は7社で、口座開設だけして投資してないソーシャルレンディング事業者は3社です。
・maneo
・アメリカンファンディング
・さくらソーシャルレンディング
・グリーンインフラレンディング
・アップルバンク
・LCレンディング
・クラウドリース
・キャッシュフローファイナンス
・スマートレンド
・ガイアファンディング
これは以前と比べて変わりませんが、投資している案件は変わってきているため、それぞれのソーシャルレンディング事業者毎にその内容を詳しくお伝えします。
maneoの投資状況
maneo(マネオ)はソーシャルレンディング業界最大手の業者であるため、投資した後はただお任せという感じで見ています。そこで、7月の時点ではこのような状態となっていました。
▼maneoでの利益分配

とりあえず、今月で128円の入金、収益合計としては341円です。
投資した案件は3万円となっており、運用利回りが5%~6.5%とマネオの案件では平均的な案件であるため、検証という目的で投資をしています。また、22ヶ月と運用期間も長いので気軽に償還日を待っているといったところです。
アメリカンファンディングの投資状況
アメリカンファンディングは最近投資案件が多くなっている傾向があり、継続して投資をできる環境になってきていると実感しています。
2万円からの少額投資、アメリカの不動産関連の投資案件をメインに取り扱っている事もあり、為替相場による収益の減少があるのか気になりますが、その辺りは担当者も理解しているものと思い、ほとんどの案件が「為替ヘッジあり」となっています。
そのため、今のところは1件のみ投資していますが、順調に運用されているので今後はアメリカンファンディングには投資する資金を増やそうかと検討しています。
▼アメリカンファンディングでの利益分配

7月分の入金額は100円ちょっとと少なめの利益ですが、それでも定期預金よりかは高めで、投資した資金、利回り、案件の種類を検証しながら、次の投資に繋げることもできるため、この結果には満足しています。
2万円の投資に100円ほどの利益で0.5%の回収はまずまずと言ったところです。
さくらソーシャルレンディングの投資状況
さくらソーシャルレンディングは、地方創生をメインにサービスを展開しているソーシャルレンディング事業者で、個人的には頑張ってほしい事業者として見ています。
▼さくらソーシャルレンディングでの利益分配

7月の入金額は92円となっています。
投資している案件はさくら近畿セレクトファンドで、選んだ理由としては一部担保付、一部保証付と保全がしっかりしている点。また、運用利回りが7.00%と提示している事から、投資をしてみました。
運用期間が5ヶ月と短めで、もうそろそろ償還時期なので、次の投資案件も検討する必要があると考えているところです。
また、さくらソーシャルレンディングの最近の傾向としては、ゆっくりですが投資案件が増えてきていると感じます。しかし、案件については担保と保証がついていない案件もあることから、投資する時は利回りだけで早急に投資するのには注意が必要だと思っているのも事実です。
都心に住んでいる方によれば、地方の情勢は分かりづらい点もあるため、担保と保証、最低限でも担保付での投資案件であって欲しいなと個人的に思います。ちなみに、私が投資した案件は今のところ順調に進んでいます。
グリーンインフラレンディングの投資状況
グリーンインフラレンディングは再生可能エネルギー関連の投資案件をメインに取り扱っており、利回りが高いのも特徴的です。
今月の収益は以下のとおりになっています。
▼グリーンインフラレンディングでの利益分配

私が投資した案件はメガソーラーローンファンドで、7月分の利益は408円です。
運用利回りが12.00%と高めの利回りが設定されています。また、最低投資額が3万円以上であるため、投資をしやすいという事と検証という意味で投資をしました。運用期間が5ヶ月であることから、無事に償還日を迎えた後はさらに投資額を増やそうかと検討しています。
アップルバンクの投資状況
7月のアップルバンクの投資では、償還を迎えた「不動産開発事業者支援のオープンファンド」から、新たに「建売事業者支援ローンファンド」に投資をし始めました。
そのため、明細には7/11時点で分配金と投資資金が返ってきたことが表示されています。
▼アップルバンクでの利益分配

アップルバンクがまだ設立して1年も経っていない事から、投資して大丈夫なのか検証目的で投資をしてみましたが、無事に償還日を迎えることとなりました。
そして新たに建売事業者支援のローンファンドに再投資した理由としては、最近のアップルバンクが取り扱う案件に、この種類の案件数が増えてきていることが挙げられます。
建売事業者支援は、一戸建てを建てる業者が融資を受けている案件であるため、今後融資を受けた業者が順調に経営状態が進んでいるのであれば利用する頻度も増えてくるだろうと思い、まずは一回投資をしてみました。
順調に利益が得られるのであれば、今後似たような案件でも投資はしやすいかなと思っています。次月には利益が出ると思うので、検証してみたいと思っています。
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LCレンディングの投資状況
LCレンディングのメリットはJASDAQ上場企業であるLCグループの保証があることで、安心感があります。
他のソーシャルレンディング事業者として「オーナーズブック」がありますが、LCグループもオーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社と同様、どんな会社なのかをサイト上にて公表しているために透明性が高いです。
利回りに対しては4.0~7.0%程の案件が多いのであまり高くはありませんが、投資家としては安心して投資したいという心理的な感情もあるため、募集を開始した後、満額成立になるケースも少なくありません。
そして、実際に私が運用している7月の利益に関しては以下の結果が出ています。
▼LCレンディングでの利益分配

7月分の利益は71円です。2万円の投資で利回りが5.5%の案件ですが、無事に利益を得ることはできています。この案件も満額成立している案件で、運用期間は13ヶ月と長めですが、無事に運用されているので一安心です。
クラウドリースの投資状況
クラウドリースは中小企業やベンチャー企業の開業資金などに関わる投資案件が多く、2万円からの少額投資も魅力的です。
7月の利益は以下の内容になっています。
▼クラウドリースでの利益分配

約130円ほどの収益があり、まずまずの内容と見ています。現在は設備資金支援ローンファンドに投資しており、償還日は来年の4月なので、このまま順調に進んでいくだろうと見ているところです。
また、クラウドリースは案件数が多いため、ソーシャルレンディングで投資したいと思った時に、クラウドリースのサイトを見れば、大抵案件の募集があるような気がします。
そのため、人気のあるソーシャルレンディング事業者であることから、早い段階で満額成立になり、投資の機会を逃してしまう事も。案件には担保と保証がほとんどあることから今後も人気は高まるだろうと見ています。
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