
こんにちは。自営業を営みながら資産運用を行っている投資家のたけです。
突然ですが、投資商品には様々なものがありますね。私自身、投資信託、FX、ソーシャルレンディング…と様々な投資をしてきましたが、それぞれにメリット・デメリットがあるなと実感しています。
今回は私なりにそれぞれの投資商品にはどんなメリット・デメリットがあるのか、まとめてみたので、今後の資産運用の参考にして頂けたら嬉しいです。
この記事の目次
投資信託のメリット・デメリット

投資信託のメリット
私が今一番投資をしているのが投資信託です。投資信託はこれから投資をはじめてみたいと思っている方にとっては、株式投資より浸透しているのではないかと思います。
投資信託のメリットは何といっても手軽に始められる点。銀行や証券会社においても窓口でパンフレットがもらえたり、アドバイザーに話を聞いたりすることもできます。また、口座開設をするにも身分証明書や関係書類を用意するだけなので、難しい書類手続きなども必要ありません。
最近ではNISA口座を開設することもできますが、開設後この口座で取引すれば税制的にも有利になるので投資信託を始めてみようと考える人も増えているようです。
投資信託のデメリット
反対に投資信託のデメリットとしては、ファンドの価値が市場の影響に左右される点が挙げられます。
例を挙げるとすれば、不動産投資関連の投資信託で不動産市場が低迷をしていくと、その分関わるファンドの価値も下がる可能性があります。その結果、購入時には高く購入したものの、今は価値が下がっているなんてこともあり得るというわけです。
株式投資と同じように売却せずに保有していれば売却損失を受けることはありませんが、配当金を期待していたのに購入した当時に比べて減っていたら、がっかりしていまいます。
実際に私が投資している毎月分配のファンドも購入した時は安定的に収入があり、満足している額でしたが、今はファンドの価値も下がり配当金も少なっているのが現状です。そのため少しずつ安定的で金利も高い「ソーシャルレンディング」に投資信託から資金を移しています。
FX(外国為替証拠金取引)のメリット・デメリット

FXのメリット
FXは為替相場に連動しているので、時間単位で為替のポジションを自己保有しているのであれば、円安や円高に触れることで利益を確定することができます。
一番のメリットはその収益性で、日によっては万単位で利益を上げる事もできるので、ハイリスク・ハイリターンの投資商品として多くの投資家から利用されています。
FXのデメリット
しかし、FXは即効性のある投資としてはおすすめしますが、為替相場は急に変動する事があるため、その変動に対応できる証拠金を保有していなければ、お金を支払わなければなりません。よって万が一のリスクに対応できなければ資産に傷がつく可能性があります。
最近ではFXの中でも外貨預金に近く、FXよりもリスクが低い商品もでてきていますが、FX並みの利益は期待できないため、私自身はFX関連には投資していないのが現状です。
外貨預金のメリット・デメリット

外貨預金のメリット
外貨預金は保有しているだけで、日本円より高い金利が付くことから保有するようにしています。中でもオーストラリアドルやニュージーランドランドドル、南アフリカランドは金利が高く、アメリカドルやユーロ、イギリスポンドは変動がある程度出てきたときに売却することで利益を上げています。
外貨預金のデメリット
デメリットとしては、国のリスクであるカントリーリスクがあることです。国の方針によっては世界的に通貨が売られるなどして、円安方面に向かう可能性も。そのため、為替市場の動向によっては保有しているだけで損失を受ける場合があるということです。
金投資のメリット・デメリット

金投資のメリット
金は長期保有にはとても良い投資であり、過去の金相場と今の金相場を比べるとかなり高くなっていることが分かります。
その中でも特にメリットと言える点は、長期間保有していても通貨のように国の情勢に左右されることなく安定的であるという点です。金は世界共通なので持っていても無駄にはなりません。通貨は使いものにならなくても、金は安全という認識があります。
金投資のデメリット
一方で金投資のデメリットは、FXのように即効性の売買収入がないことにあります。利息や配当等もないため、私自身、投資全体としての分散投資先として金の投資を継続している状態です。
ソーシャルレンディングのメリット・デメリット

ソーシャルレンディングのメリット
ソーシャルレンディング(別名で投資型クラウドファンディング)は私が今まで様々な投資をしていることもあって、一番おすすめの投資分野とも言えます。
投資である以上リスク管理を当然していますが、それでも今まで貸し倒れがほとんどなく、定期預金や投資信託のトータルでの利益と比べると断然利益率が高いといえるのがこのソーシャルレンディングです。
投資信託は運用時のコスト(手数料)が高めですが、ソーシャルレンディングは手数料も低め、もしくは無料の運営会社もあります。
また、投資信託は市場の動きによって保有ファンドの価値が下がったり、それに連動して配当も少なくなることがありますが、ソーシャルレンディングは市場の影響を受けないため、分配金を待つだけと安定的に資産運用を行うことができるのも魅力的です。
ソーシャルレンディングのデメリット
そこでソーシャルレンディングのデメリットを言うとすれば、FXのように価格の変動がないため、利益重視の投資家にとってはあまり面白くない投資商品になるかもしれないという点が挙げられます。
基本的には商品を選んで投資した後は放置して分配金が入るのを待つだけです。やることと言えば、たまに仲介している運営会社から送られてくる「分配金が入金された」というメールを確認するだけ。
毎日チャートを見たり情報をチェックしたりする必要がないので、とても楽ではありますが、定期預金のような感覚なので投資商品としては安定しすぎて面白くないという方もいるかもしれません。
また、ソーシャルレンディングも先に紹介した投資信託、FXなどと同様に元本保証はありません。そのため投資していた企業が倒産した場合などは、損失が発生する可能性があります。
ソーシャルレンディングの案件には万が一に備えた「担保」がついているので、担保を売却して損失を取り戻すこともできますが、完全にリスクがない訳ではありませんので注意して下さい。
投資商品のメリット・デメリットまとめ
最後に私が投資している投資信託、FX、外貨預金、金投資、ソーシャルレンディングとを比べて簡単に表にまとめてみました。
総合評価 | |
---|---|
ソーシャルレンディング | ★★★★★ |
金 | ★★★★ |
投資信託 | ★★★ |
外貨預金 | ★★ |
FX | ★ |
総合評価は投資してもいいのではと私なりのおすすめ度を★で現わしています。
中でもソーシャルレンディングは個人的にも安定的な資産運用が行えることから特におすすめです。逆にFXはリスクが高いという観点から、あまりおすすめはしません。
投資商品は投資である以上リスクがあるので、しっかりと管理をしていなければなりませんが、その中でも特にソーシャルレンディングは安定的に資産運用が行える投資商品としては個人的におすすめです。
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