
こんにちは。自営業を営みながら、投資信託やソーシャルレンディングで資産運用を行っている投資家のたけです。
今回は1万円から少額投資が可能なソーシャルレンディング営業者として知られている、クラウドバンク(CrowdBank)について、実際に利用者として感じたことを5つの項目で評価してみました。
この記事の目次
クラウドバンク(CrowdBank)とは?
クラウドバンクを5つの項目で評価!
今回はクラウドバンクを次の5つの項目で評価しました。
- サポートについて
- 信頼性について
- リスクについて
- 収益性について
- 投資の面白さについて
早速それぞれの項目を評価していきたいと思います。
サポート面に関する評価

クラウドバンクのサポート面に関しては5段階評価中の3の評価にしました。随分評価が低いと感じる方もいるかもしれませんが、以前に私がお問い合わせを利用した時に、なかなか返事が来ない事があったので、そのような観点から3の評価をつけています。
ファンドの案件についてはたびたび募集しているので評価は高いのですが、お問い合わせ以外にもセミナーの開催があまりないという印象があるため、評価は少し低めです。
クラウドバンクの信頼性に関する評価

クラウドバンクの信頼性に関しては5段階評価中の4の評価としました。クラウドバンクは2017年6月に二度目となる行政処分を受けており、そのような観点から評価を一つ減らした形です。
しかし二度目の行政処分に関しては、前の経営者からの問題が関係していたこともあり、今のクラウドバンクには関係ないという点や過去にもファンドの償還で配当金の未払いがあった時には遅延損害金を配当に添えて投資家に返金するなど、誠実に対応している点は評価できると感じました。
運用しているファンドに関しても、これまで貸し倒れもなく運用し続けているので、投資家からは一定の信頼を得ているのではないかと感じています。
リスク面に関する評価

そして、クラウドバンクのリスクに関しては5段階評価中の5の評価としました。その理由としては先程お伝えした通り、これまでに貸し倒れもなく順調に運用しているという点が挙げられます。
また、クラウドバンクは全案件1万円から投資でき、ファンドの種類や募集も多いので分散投資がしやすいという点も理由の一つです。投資家からしてみれば、リスク軽減がしやすい環境とも言えるでしょう。
収益性に関する評価

クラウドバンクの収益性については5段階中、4の評価としました。その理由としては、クラウドバンクの案件の利回り自体は6%前後とあまり高くないからです。
最近では様々なソーシャルレンディング業者が誕生していますが、その中でも新規の営業者「LENDEX」は利回り10%前後の案件を出しています。そのため、どんどん新しい営業者が出てきて高利回りの案件を出していると考えると、以前からあるクラウドバンクの利回りは低めだと感じてしまうでしょう。
しかし裏を返せば、利回りが高いということはそれだけリスクも高くなるということ。リスク面を考えると、クラウドバンクの6%前後の利回りは妥当なところだと考えることもできるので、その辺りは自分が利回り、リスクどちらを優先しているかで変わってくるでしょう。
投資の面白さに関する評価

投資の面白さについては、クラウドバンクは不動産関連の案件だけでなく、中小企業支援型ローン、そして最近注目されている再生可能エネルギー関連のファンドなど、案件の種類が豊富なため5段階中、5の評価としました。
ソーシャルレンディングと言うと、似たような案件が多い印象ですが、クラウドバンクは様々なジャンルの案件を選んで投資できるので、他のサービスに比べて面白いです。
特に最近では再生可能エネルギー関連で「バイオマス発電」ファンドの募集が多くなっています。個人的にもバイオマス分野には興味があるので、今後もどんなファンドが出てくるのか期待したいですね。
クラウドバンクの総合評価

そして最後にこれらの評価結果を踏まえて、クラウドバンクでの総合評価をつけるなら、評価は4です。
評価が高い点として少額分散投資がとてもしやすい環境が挙げられます。1万円から投資可能で、不動産関連の分野だけでなく、再生可能エネルギー事業など様々な分野に携わっているので、投資家にとっては飽きのこないファンドに投資できるのではないでしょうか。
あえて気になる点を言うとすればサポート面だけ。個人的にはサポート面が改善されれば、かなり利用しやすい業者になると思っています。ただ、これまで貸し倒れもなく運用できているのは確かなので今後もクラウドバンクを利用していくつもりです。
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