
海外のファンドを中心に取り扱っているクラウドクレジットに少額から投資を始めています。クラウドクレジットはソーシャルレンディングの中でも、最近特に耳にすることが多くなった会社で、だいぶ知名度も上がってきているようです。
私自身の配当はまだ来ていない状況ですが、今現在の投資状況と私なりのクラウドクレジットの案件に対する考えをお伝えしていきたいと思います。
クラウドクレジットに初投資!
まず私が投資したファンドは以下の2件です。

1つは、ペルーの小口債権者支援プロジェクトで期待利回りは11.4%、もう1つはカメルーンの中小企業支援プロジェクトで期待利回りは12.6%となっています。
実はクラウドクレジットでは随分前から口座開設をしていましたが、投資をはじめたのはここ数ヶ月の間です。
口座開設してから投資するまでに時間がかかりましたが、その理由としてはクラウドクレジットが海外のファンドを主として取り扱っていることがあります。海外のファンドなので国内と違ってリスク的に大丈夫なのかということが気になり、しばらくは投資せずに色々と情報を得たいという私なりの考えがありました。
そこで、運用状況や償還実績、そしてクラウドクレジットの杉山社長のブログや会社としての信用はあるかなどいろいろと検討した上で、まずは少額から始めようと思いはじめたという経緯があります。
クラウドクレジットの案件に感じた魅力
それでは先程、私が実際に投資した2つのファンドを紹介しましたが、なぜその2ファンドに投資をしてみたのか、私なりの考えをお伝えしたいと思います。
ペルー小口債権者支援プロジェクト
私が一番最初に投資をしたのがこのペループロジェクトです。なぜ投資をしたかと言うと、2年の運用実績があると表示があったことが1つの理由です。

ペルーファンドは募集も多く、今でも私が投資したペルーファンドの次のファンド募集が行われていると思いますが、実際に2年の運用実績と書かれていると思います。これが数ヶ月というのであれば話は変わりますが、2年も続くとなれば個人的には比較的安定していると捉えることができました。
また私自身、もう1つペルーに投資をしようと思ったきっかけがあります。個人的な話にはなりますが、知り合いのアメリカ人の方からペルーは意外に景気がいいと聞いたことがあったのもきっかけの一つです。
クラウドクレジットは海外のファンドへの投資となりますが、どうしても国の状況はどうなのか、経済はどうなのかと海外事情に対しては分かりづらい点があります。しかし私の場合、知り合いのアメリカ人の方が実際に現地に行ったことがあり、現地でビジネスの話をしたことがあったということから、これは一度投資してみるかという気持ちになりました。
特に私が投資したペルーファンドは期待利回りが11.4%と言うのもあり、なかなか国内では実現できない利回りだと感じたこともあります。そこで実際に投資をしたら、どれくらい配当があるのか検証してみたいという気持ちもあり、まずはペルーのファンドに投資をしたというわけです。
ペルー小口債務者支援プロジェクト39号
カメルーン中小企業支援プロジェクト
そしてまだ運用には至っていませんが、購入済みのファンドとしてはカメルーンの中小企業支援プロジェクトがあります。
なぜこのカメルーンのファンドに投資したかと言うと、クラウドクレジット側で今までカメルーンファンドの取り扱いが多いということ、償還実績もあるということが背景にあるからです。また期待利回りが12.6%であることから一体いくらぐらいの配当があるのか検証してみたいと思ったのもきっかけです。

そこで投資をする前にカメルーンの国の状況をネットで調べると、経済成長を見ても上位にいることから景気は良いだろうと考えました。実際に償還実績もあるので、ある程度安定している案件だと私自身判断し投資をしてみたというわけです。
カメルーンで遅延が起こっているとの情報が…!
しかし、最近のクラウドクレジットの情報によれば、同じカメルーン中小企業支援プロジェクトの中でも遅延が発生している案件があるとの情報が流れています。
まさか自分が投資した案件と同じ種類のファンドで遅延が発生しているとはと最初は少し驚きました。そしてこのことからも、私としてはやはり海外においてはこのようなリスクがあるなと学べるいい機会となったように感じます。
もちろんカメルーンファンドは償還実績があるのも事実なので、無事に償還されれば高いリターンが期待できるのではないかと思いますが、やはり私は多少リターンが少なくなっても少額ずつ分散投資をしてリスクを軽減していきたいなと確信しているところです。
今後の投資に対する楽しみと不安

最後に私が今後クラウドクレジットで投資する上での楽しみと不安について意見を述べたいと思います。私自身、クラウドクレジットは他のソーシャルレンディング事業者にないファンドを取り扱っているため、分散投資の中でも差別化できるという点で今後も期待したいと思っています。
しかし私としては先程少し話題にしたように、遅延などを考えると国内の事業者と比べて海外のファンドを取り扱うという点で、若干リスクは高いと感じることも。そのため、今は消極的に捉えている面もあります。
クラウドクレジットは株主に伊藤忠商事が入っているという事もあり、事業者としては信頼があるのでその辺りは心配していませんが、ファンドへ投資する際には実績など案件を見極めた上で投資する必要性はありそうです。私も今現在は少額、分散投資を心がけています。
ただし、なかなかクラウドクレジットのような利回りが高い案件が揃っている事業者もないので、分散投資の中でも高いリターンを狙っているという人には向いている事業者になるかもしれません。私も案件の状態を見極めながら、徐々に投資額を上げていきたいと考えているところです。
また、今はある程度似たようなファンドが多いクラウドクレジットですが、今後は様々な内容のファンドを増やしていってもらえるともっと面白い投資ができるのではないかと思うので、今後は更に案件が増えることを楽しみにしておきたいと思います。
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