
これまでラッキーバンク一本で投資をしてきた自分ですが、リスクヘッジの一環として、6月からグリーンインフラレンディングへの投資も開始しました。
このグリーンインフラレンディングを何故選んだのか、そしてグリーンインフラレンディングの魅力などについて考えてみたいと思います。
グリーンインフラレンディングで投資開始!

6月に投資を開始したグリーンインフラレンディング。社名に“グリーン“”インフラ”とついていますが、この会社は太陽光発電を中心としたエコロジーなエネルギー関係の投資案件を中心に投資家を募集しています。
サイト上でも「環境にやさしい持続可能なインフラ事業への投資を推進」と銘打っているように、太陽光発電、バイオマス発電、海外における水力発電などの案件が中心です。
事業内容としては、インフラ関係は一度軌道に乗れば安定する見込みが高いといえますが、日本では太陽光発電に乗り出した事業者の倒産が相次ぎ、発電の売電価格も定価が決まっているなど、完全に安心できるものではないでしょう。
ただ21世紀の日本、そして世界のことを考えると火力や原子力以外の発電の需要が出てくることも間違いないく、必ず需要が生まれてくる案件という見方もできます。
またグリーンインフラレンディングでは、募集する案件の条件として、省資源化がされていることだけではなく、人材活用面で地域コミュニティに貢献、関係性を持っていること、事業として持続できるものであるかを厳正な審査の上で募集していると謳っています。
この理念においては賛同する人も多いのでしょうが、投資家にとってその事業の厳正な面を確認するすべがないという点は一つのリスクとして、厳正に判断しておく必要があるでしょう。
グリーンインフラレンディングの魅力

そんなリスクが有りながらなぜ、グリーンインフラレンディングを選んだのか、それはやっぱり利回りの良さに尽きるでしょう。
前述したように、私が現在投資しているラッキーバンクは比較的ソーシャルレンディング会社の中でも、利回りが9~10%とかなり良いものが多く人気です。しかし、グリーンインフラレンディングの場合はそんな高利回りをも上回る12%、税金で20%引かれても9.6%という超高利回りが最大の魅力といえます。
慎重にいこうと思っても、目先の利回りに駆られるのが人間ですが、幸いにもまだこの会社の投資案件も貸し倒れが起きたという実例はなく、安全に運用ができているようです。また、私が投資した後でしたが、12%よりもさらに高い13%という利回りの案件も投資金額50億円突破キャンペーンの一環として出ていました。
もちろんここに全てを投資するということは考えておらず、投資をすることでグリーンインフラレンディングに具体的な興味を持って、動向をチェックするようにしよう、というある意味で定点観測をするという意味合いが今回は強いです。
もし半年後、そして1年後に特にグリーンインフラレンディングで貸し倒れが頻発しないようでしたら、さらに投資を活性化しようと思っています。
なぜ今回の投資案件を選んだか?
さてラッキーバンクの場合は、投資を募集した後に即座に投資枠が埋まってしまうことが多いのですが、グリーンインフラレンディングの場合はそんなこともないようです。実際に投資案件一覧を覗いてみても、募集中の案件が複数あり、自分で好きなものを選べるようになっていました。
投資案件としてはソーラー発電事業とバイオマス発電事業があったので、その2つの可能性から選ぶのか、単体の信用性として選ぶのか迷いましたが、結論として私は期待利回り12%の太陽光発電事業に投資を行いました。

選んだ理由は下記のような点になります。
▶案件が動き出すための投資割合に達しそうにないものは、投資をしても時間の無駄になってしまう。
▶太陽光発電事業の保証はないが、担保として投資規模2倍の不動産が設定されている。
▶売電価格は高めに設定されている
太陽光発電は売電価格で収入が決まってきます。この案件に関しては今の売電価格よりも前に契約を結んでいたので1W36円と高い水準でした。また6億5千万の募集に対し、12億円分の土地を担保にしていることも選ぶ後押しになりました。
そしてもっとも重要なのはちゃんと案件が動き出すかどうかです。投資を見た時点で募集金額の半数程度が集まっており、そこに投資をしたことで無事案件が動き出すことになりました。
今後の期待、懸念点は?
しかし、グリーンインフラレンディングにはもちろん不安があります。
これだけ利回りが高いと当然融資先へはそれ以上の金利で融資をしているわけで、計画が頓挫したり、逆に前倒しで返済される可能性もあるでしょう。そしてあまり投資に資金が集まっていない、集まるのが遅いのもリスクになります。
金利を受け取れるのがソーシャルレンディングの魅力ですから、時間のロスはそれだけで単純に利回りのロスです。きちんと運用が開始される案件なのかどうかを見抜く目が必要でしょう。
さしあたり今回はグリーンインフラレンディングをよく知るためという意味合いが強い投資です。これのリスクヘッジとして、次は手堅いと言われるオーナーズブックにも投資をして行きたいと思います。
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