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なぜ今注目?ソーシャルレンディングが資産運用として人気な理由

なぜ今注目?ソーシャルレンディングが資産運用として人気な理由

ソーシャルレンディングが注目されています。ソーシャルレンディングは、投資を通じて貸し手と借り手が直接繋がるビジネスモデルのこと。

これまで銀行など金融機関を介して成り立っていたのですが、最近Fintech(フィンテック)の波に乗り注目されるようになりました。

日本ではクラウドファンディングとも呼ばれており、貸し手が融資という形で資金受入れする形式が特にソーシャルレンディングと呼ばれています。

ソーシャルレンディングの利用者は増加傾向に

ソーシャルレンディングの市場規模が拡大中

ソーシャルレンディングの市場規模は、矢野経済研究所の調査で約500億といわれています。

融資が金融機関の専売特許だった10年前から比べると、急激なスピードで拡大していることがわかります。日本はお金の貸し借りに抵抗を持つ国民性があるため、この拡大には驚くばかりです。

一体なぜ、このような人気があるのでしょうか?

ソーシャルレンディングが支持を得る3つの理由

ソーシャルレンディングが支持を得るのは3つの理由があると考えます。

少額で高利回りが期待できる

既存のビジネスモデルと比較して、ソーシャルレンディングは少額で高利回りが期待できます。商品によっては5%から10%の利回りとなり、これは貯蓄はもちろん、資産運用でも簡単に実現できる利率ではありません。

また、利用料も少額となっているため、普段は銀行口座に老後資金として預けているような流動性の低い資産を資産活用するには相応しい方法といえるでしょう。

資産運用を家計の観点から見たときに、流動性の低い資産余剰金を投資するのは鉄則です。ところが、これまでは先物や変動性の高い資産運用、最近でいえばビットコインを始めとした仮想通貨など、高いリターンを得るためには高いリスクを負う必要がありました。

ソーシャルレンディングは斬新なビジネスモデルで低リスク高リターンの理想的な形を実現できていると言えるでしょう。

1万円からの少額投資が可能

金融機関を介した投資では、少なくとも百万円以上の投資原資が必要です。そのため、経済的な投資余力がある方に投資が限定され、その受け皿としてこれまで、投資信託という方法があり、出資とは区分けされていました。

しかし、ソーシャルレンディングは1万円から少額投資を行うことが可能です。

株式市場などと相関関係がない

ソーシャルレンディングの特徴は株式市場と相関関係がない点です。たとえば日本を代表をする株式指標である日経225が急落したとしても、ソーシャルレンディングで投資していた銘柄の評価損益が上下することはありません

ただ、ソーシャルレンディング「のみ」で利回りやリスクが生じることには気をつけなければいけません。このソーシャルレンディングの評価損益は、長く所有すればするほどに増加することになります。

ソーシャルレンディングと投資信託の違い

ソーシャルレンディングと投資信託の違い

ソーシャルレンディングは出資先が非公開です。

これはソーシャルレンディングのビジネスモデルである投資行為をするときに、投資家が直接投資先にお金を貸すと貸金業法に抵触するリスクを防止するため。この部分は投資信託と大きく異なる点です。

投資信託は、貸し手の資金を一旦預かって投資先を決めるのは「プロ」です。プロの眼を介することが、ソーシャルレンディングにない信頼感に繋がる、と考える人もいます。

ただ、投資信託は構造上、貸し手が信託保障や手数料などの諸費用を負担しなければならないため、高収益を目指す資産運用としては忌避する人もいます。ソーシャルレンディングは高収益低コストという構造で、その人達を上手に受け入れたといえるでしょう。

貯蓄から投資へ、という時勢とソーシャルレンディング

ここ数年、日本は「貯蓄から投資へ」という流れを明確化しています。NISA少額投資非課税制度からジュニアNISAへ展開し、今後はいよいよ積立NISAが開始します。

不動産価値の上昇も継続しており、会社員にとってワンルームマンションは立派な資産運用方法のひとつです。2017年に入ってからは仮想通貨のひとつ、ビットコインの価格上昇率も驚きをもって迎えられるようになっています。金融機関の監督官庁である金融庁も、投資に向かう基盤造りを後押ししています。

それらの背景のなかで低コストで運用できる、高いリターンを期待できて、かつ仕組みが分かりやすいというソーシャルレンディングの構図が個人投資家に受け入れられたことは間違いありません。この流れはまだ衰えることはないでしょう。

投資に向けた動きはもう数年、来たる東京オリンピックまでは確実に続くのではないでしょうか。ソーシャルレンディングの銘柄も比較対象とされながら、高い支持を得たものはより資金を集める、その流れが続くものと考えられます。

お金を貯める、ということは本来、教育現場で教える必要があるほど生きるうえで大切なことです。ソーシャルレンディングはそれを受けずに大人になった、いわば「投資が怖い」という人たちに対して、上手に受け皿となることができるのではないでしょうか。これからに期待したいところですね。

工藤 崇さん
この記事を書いた人:工藤 崇さんFP

株式会社FP-MYS代表取締役。FPとしてFintechを分析、解説するほか、相続×Fintechサービスを開発中。

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